Bitbucket ダウンロードにビルド アーティファクトをデプロイする

Bitbucket アプリ パスワードと Bitbucket REST API を使用すると、パイプラインによって生成されたアーティファクトを Bitbucket の Downloads エリアにデプロイできます。

Bitbucket Pipelines でデータベースを使用してテストする」も参照してください。

Step 1: Create an API token

Bitbucket API へのアクセスや Git コマンドの実行のために作成される API トークンにはスコープが必要です。

  1. 上部ナビゲーション バーの右上隅にある [設定] 歯車アイコンを選択します。

  2. [個人設定] で [Atlassian アカウント設定] を選択します。

  3. 上部のナビゲーション バーの [セキュリティ] タブを選択します。

  4. [API トークンの作成と管理] を選択します。

  5. Select Create API token with scopes.

  6. API トークンに名前と有効期限を指定し (通常は、トークンを使用するアプリに関連するものを指定する)、[次へ] を選択します。

  7. アプリとして [Bitbucket] を選択し、[次へ] を選択します。

  8. API トークンに必要なスコープ (権限) を選択し、[次へ] を選択します。各権限の詳細については、「API トークンの権限」を参照してください。注意: このステップは、API トークンが Bitbucket API にアクセスしたり、Git コマンドを実行したりするために必要です。

  9. トークンを確認し、[トークンを作成] ボタンを選択します。ページに新しい API トークンが表示されます。

  10. 生成された API トークンをコピーして、記録するか、アクセス権を付与するアプリに貼り付けます。

トークンは一度だけ表示され、後から取得することはできません。

手順 2: 認証トークンを使用して Pipelines 変数を作成する

Bitbucket Downloads にファイルをアップロードするには、以下の変数を設定する必要があります。

パラメーター

ATLASSIAN_ACCOUNT_EMAIL

Atlassian account email of the repository owner (and also the user who will upload the artifacts)

ATLASSIAN_API_TOKEN

API token as generated by Atlassian

リポジトリの設定で、特定のデプロイメント環境に対してこれらの変数を定義できます。[リポジトリ設定] > パイプライン下の [リポジトリ変数] を選択します。

結果

リポジトリでこれら 2 つの変数が構成され、パイプラインから使用する準備ができました。

ステップ 3a: bitbucket-upload-file パイプを使用したアーティファクトのデプロイ

アーティファクトを Bitbucket Downloads にアップロードするには、bitbucket-upload-file パイプを使用します。必要な作業は、アップロードするファイルをビルドのアウトプットから参照するだけです。 

以下は、Gradle による Android プロジェクトのビルドの簡単な例です。Bitbucket Downloads でデバッグの Android パッケージ (APK) を提供できます。

bitbucket-pipelines.yml

image: maven:3.3.3 pipelines: default: - step: script: - pipe: atlassian/bitbucket-upload-file:0.1.2 variables: ATLASSIAN_ACCOUNT_EMAIL: $ATLASSIAN_EMAIL ATLASSIAN_API_TOKEN: $ATLASSIAN_API_TOKEN FILENAME: "app/build/outputs/apk/debug/application-debug.apk"

結果

このステップによって、bitbucket_pipeline.yml ファイルにパイプ設定が追加されます。ステップが完了すると、アーティファクトはリポジトリの Downloads セクションにアップロードされます。

ステップ 3b: curl および Bitbucket REST API を使用したアーティファクトのデプロイ

変数とアプリ パスワードを設定したら、ビルド スクリプトで curl を使用し、REST API を介して Bitbucket にアーティファクトをデプロイできます。

curl -X POST "https://${ATLASSIAN_ACCOUNT_EMAIL}:${ATLASSIAN_API_TOKEN}@api.bitbucket.org/2.0/repositories/${BITBUCKET_REPO_OWNER}/${BITBUCKET_REPO_SLUG}/downloads" --form files=@"app/build/outputs/apk/debug/application.apk"

以下は、Gradle による Android プロジェクトのビルドの簡単な例です。Bitbucket Downloads でデバッグの Android パッケージ (APK) を提供できます。

bitbucket-pipelines.yml

image: maven:3.3.3 pipelines: default: - step: script: - mvn -B clean install - curl -X POST "https://${ATLASSIAN_ACCOUNT_EMAIL}:${ATLASSIAN_API_TOKEN}@api.bitbucket.org/2.0/repositories/${BITBUCKET_REPO_OWNER}/${BITBUCKET_REPO_SLUG}/downloads" --form files=@"app/build/outputs/apk/debug/application.apk"

結果

このステップによって、bitbucket_pipeline.yml ファイルにパイプ設定が追加されます。ステップが完了すると、アーティファクトはリポジトリの Downloads セクションにアップロードされます。

オンライン バリデーターによって bitbucket-pipelines.yml ファイルをチェックできます。

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