Bitbucket Cloud アプリの概要

Bitbucket Cloud アプリは、Bitbucket とその他のアプリケーションの間にリンクを作成します。 

アプリは、Bitbucket アカウントにサードパーティ アプリケーションを直接埋め込む方法を提供し、Bitbucket の範囲や機能を拡大します。アプリは Bitbucket 内で新しいページ、タブ、またはセクションのように Bitbucket インターフェイスの拡張機能として表示できます。

また、アプリは Bitbucket とやり取りする方法を変えることもできます。たとえば、Bitbucket アプリは特定のイベントが発生した場合 (プル リクエストがマージされた場合など) にサードパーティ製アプリケーションに通知するように Webhook を使用できます。

Bitbucket アプリのベンダーは Atlassian Connect フレームワークを使用して連携を構築し、Bitbucket UI に拡張ポイントを作成します。また、アプリは Bitbucket の REST API を呼び出し、Bitbucket からデータやその他の情報を送信/取得できます。

アプリのセキュリティ

開発者が Bitbucket 用にアプリを作成する場合、各アプリが安全であり、適切な権限を保持するよう、ファクターの組み合わせを使用します。アプリは 2 つの独立したスコープのリストを使用して権限をリクエストします。これらのリクエストは、次の場合に 2 つの異なるダイアログとして表示されます: 1) アプリが最初にインストールされたとき、および 2) 最初にアプリにアクセスしようとしたとき。

インストール権限

ユーザーまたはチームの管理者がアプリをインストールすると、ダイアログが表示され、アプリケーションのアクセスと権限タイプのリストを示します。アプリの作成者は、アプリ記述子でこれらの範囲を宣言します。このようにして、サードパーティ アプリケーションに対する Bitbucket からの各リクエストに、必要な詳細のみが含まれるようにできます。アプリには、アプリケーションと Bitbucket との間で情報を安全に転送する JSON Web Tokens (JWT) が含まれます。

OAuth コンシューマー権限

各アプリは OAuth コンシューマーを使用して、個々の Bitbucket ユーザーの代理としてリクエストを行います。その結果、不正アクセスや悪意のある変更、または偶発的な変更からお客様の個人データを保護することができます。

ユーザーまたはチームが最近インストールしたアプリを初めて開くと、ウィンドウまたはページが表示され、インストール ダイアログと同様に、OAuth コンシューマーの範囲をリストします。このメッセージには [アクセスの許可] ボタンまたはリンクが含まれ、アプリの使用を開始する場合にはこれをクリックする必要があります。 

アクセスを許可したアプリケーションの一覧を、アカウントの [OAuth 連携アプリケーション] セクションで確認できます。この一覧を表示するには、左下のアバターから [個人設定] をクリックして、[OAuth] リンクをクリックします。

アプリのインストールと削除

アプリは、自分のユーザー アカウントまたはチームのアカウントにインストールできます。ユーザー アカウントからアプリをインストールした場合、アプリはユーザーがアクセス可能なリポジトリでのみ利用できます。管理者がチーム アカウントでアプリをインストールした場合、アプリはチーム アカウントの一部であるリポジトリでのみ利用できます。

アプリのインストール

  1. 目的のワークスペース以外の場所にいる場合は、適切なワークスペースに移動します。特定のワークスペースを見つけるには、プロファイル アバターをクリックし、[Recent workspaces] に一覧表示されるワークスペースをクリックするか、[All workspaces] をクリックして一覧全体を表示して選択します。

  2. 上部のナビゲーション バーにある [設定] (歯車アイコン ) を選択します。

  3. [設定] ドロップダウン メニューから [ワークスペース設定] を選択します。

  4. 左側のメニューの [アプリと機能] で [Marketplace] をクリックします。

  5. 必要なアプリを選択して、[追加] をクリックします。

  6. アプリが要求するアクセス権限を確認し、承認する場合は [アクセス権限の付与] をクリックします。

インストールの一環として、一部のアプリでサービスへのサインオンや権限提供を求める場合があります。その場合、アプリのサイトへリダイレクトされます。また、サードパーティのサイトからアプリの機能を調節できる場合もあります。

アプリの削除

  1. 目的のワークスペース以外の場所にいる場合は、適切なワークスペースに移動します。特定のワークスペースを見つけるには、プロファイル アバターをクリックし、[Recent workspaces] に一覧表示されるワークスペースをクリックするか、[All workspaces] をクリックして一覧全体を表示して選択します。

  2. 上部のナビゲーション バーにある [設定] (歯車アイコン ) を選択します。

  3. [設定] ドロップダウン メニューから [ワークスペース設定] を選択します。

  4. [アプリと機能] セクションで [インストール済みアプリ] を選択します。

  5. 削除したいアプリを選択してから、[削除] をクリックします。

  6. ポップアップが表示され、アプリの削除を確認されます。問題ない場合は [削除] をクリックします。

チームのためにアプリをインストールしていた場合、アプリを削除するとチーム メンバーはそのアプリを使用できなくなります。チーム メンバーが引き続きアプリを使用したい場合、個人アカウントから個々にインストールできます。

独自のアプリを作成する

チームは独自のアプリを構築し、Bitbucket にインストールすることができます。独自のアプリを作成するには、開発者向けガイドを使用して Atlassian Connect for Bitbucket Cloud について学習します。サンプル アプリから開始することをおすすめします。アプリをセット アップしたら、開発者向けガイドの残り部分を使用して、Bitbucket でのアプリの表示方法や、処理内容についての知識を得ることができます。Bitbucket にアプリを導入する準備が整ったら、次の手順を実行します。

  1. 目的のワークスペース以外の場所にいる場合は、適切なワークスペースに移動します。特定のワークスペースを見つけるには、プロファイル アバターをクリックし、[Recent workspaces] に一覧表示されるワークスペースをクリックするか、[All workspaces] をクリックして一覧全体を表示して選択します。

  2. 上部のナビゲーション バーにある [設定] (歯車アイコン ) を選択します。

  3. [設定] ドロップダウン メニューから [ワークスペース設定] を選択します。

  4. [アプリと機能] セクションで [インストール済みアプリ] を選択します。

  5. [開発モードを有効にする] を選択します。 

  6. [URL からアプリをインストール] をクリックします。

  7. 作成したアプリケーションの URL をコピーします。

  8. [URL からアプリをインストール] ダイアログのフィールドに URL を貼り付け、[インストール] をクリックします。

アプリが他のアプリとともに、[インストール済みアプリ] ページに表示されます。

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