Jira データを自分のデバイスに保存する

頻繁にアクセスするデータを自分のデバイスにローカルに保存することで、Jira ボードとバックログの読み込みが速くなります。この機能を有効にすると、Jira サイトのすべてのユーザーに適用されます。

自分のデバイスにデータを保存する方法

この機能を有効にできるのはサイト管理者だけです。

ローカル データ ストレージを有効/無効にする方法は以下のとおりです。

  1. 設定アイコン を選択してから [製品] を選択します。

  2. [Jira データをデバイス上に保存] セクションを見つけ、トグルを利用して機能を有効化または無効化します。

データをローカルに保存すると、Jira ボードの読み込み速度はどれくらい速くなりますか?

この動画では、ローカル データ ストレージが有効になっていないプロジェクトで Jira ボードが読み込まれているのがわかります。

ローカル データ ストレージが有効になっていない場合の Jira ボードの読み込み

こちらの動画でも同じ Jira ボードが読み込まれていますが、今回はローカル データ ストレージが有効になっています

ローカル データ ストレージが有効になっている場合の Jira ボードの読み込み時間


データの保存方法

IndexedDB というテクノロジーを使用してローカル デバイスにデータが保存されます。IndexedDB は多くの大規模サービスに広く使用されている標準的な Web ベースのテクノロジーです。IndexedDB の詳細についてはウィキペディアをご確認ください。

ローカルに保存されるデータの種類

デバイスには次の種類のデータが保存されることがあります。

  • 課題の詳細: 要約、ステータス、担当者

  • 表示設定: フィルターとレイアウトの設定

  • ボード情報: 列の設定とスイムレーンの詳細。

データの保護方法

IndexedDB データはブラウザのサンドボックス環境に保存されます。そのため、データは隔離され、他の Web サイトやサードパーティのスクリプトからはアクセスできません。データは自分のデバイスにのみ保存されるため、共用コンピューターを使用せず、Jira を自分のデバイスで使用している限り、データにアクセスできるのは本人だけです。

デバイスからのデータの削除

ブラウザ データを消去すると、デバイスから IndexedDB のデータがすべて削除されます。ただし、この操作によって Jira サイト内の他のユーザーの IndexedDB データが削除されることはありません。

Jira サイトのすべてのユーザーの IndexedDB データを削除するには、製品設定でローカル データ ストレージ設定を無効にする必要があります (上記の手順を参照)。設定を無効にすると、各ユーザーが次回 Jira にログインしたときに IndexedDB データが消去されます。

デバイスが侵害された場合、そのデバイスに保存されているすべてのデータ (IndexedDB データを含む) にアクセスされてしまう可能性があります。これは、どのデバイスに保存されているデータにとってもリスクとなります。保存されているデータに同じドメインのスクリプトからのみアクセスできるようにするために、IndexedDB では同一オリジン ポリシーを使用しています。

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