課題のインポート

課題を既存の Jira Cloud サイトにインポートできます。サード パーティのツールからデータをインポートする場合、このプロセスを使用することをお勧めします。 

インポートは既存のデータを上書きします。

このインポート プロセスは、Jira Cloud サイトの既存のデータと設定 (アプリケーションを横断する設定を含む) を上書きします。これは、既存の課題と添付ファイル、およびルック アンド フィール設定に影響します。

すべてのユーザーを上書きすることも、インポート ファイルから既存のクラウド データベースにユーザーを統合することもできます。これによって権限のエスカレーションが発生する場合があることに注意してください。

既存のクラウド ユーザーを上書きすると、Jira 管理にアクセスできなくなる可能性があります。アクセスを維持するには、site-admin または org-admin グループに Jira 管理者の製品管理者ロールがあることをご確認ください。ロールと権限の詳細をご確認ください。

ただし、Jira Service Management のポータル専用カスタマーのアカウントは例外となり、ポータル専用カスタマーのデータがインポート データと宛先サイトとで異なる場合、宛先サイトのデータが使用されます。

バックアップ ファイルを生成する

別の Jira Cloud サイトから

課題のエクスポート」の手順に従ってバックアップ ファイルを生成します。その後、以下の手順を参照してインポートします。 

Jira Data Center インスタンスから

データのバックアップ」の手順に従ってバックアップ ファイルを生成します。 

サポート対象バージョン

  • Jira Data Center バージョン 7.6.0 以降を使用している場合、移行前のアップグレードは不要です。

  • Jira Data Center のバージョンが 7.0.0 ~ 7.6.0 (2017 年 11 月リリース) の場合、移行前に 7.6.0 以降へのアップグレードをお勧めします。バージョン 7.0.0 ~ 7.6.0 の移行は問題なく完了する可能性がありますが、これらのバージョンではアップグレードなしでの移行は保証されません。

  • Jira Data Center のバージョンが 7.0.0 (2015 年 10 月リリース) 未満の場合、移行前に 7.6.0 以降にアップグレードする必要があります。移行に役立つ情報については、「Jira アプリケーションのアップグレード」をご確認ください。

他のツールからのインポート 

CSV や JSON からのデータのインポートに関する詳細は、「他のツールからの移行」を参照してください。 

バックアップ ファイルをインポートする

entities.xmlactiveobjects.xml をインポートすると、Jira Cloud サイトのデータベースが上書きされます。添付ファイル、アバター、またはロゴ ファイルをインポートすると、Jira Cloud サイトの既存の添付ファイル、アバター、またはロゴがそれぞれ上書きされます。

インポートする前に、バックアップ ファイルを解凍し、ファイル構造が以下のようになっていることを確認します。

1 2 3 4 5 6 7 JIRA-backup-20161021 ├── activeobjects.xml ├── entities.xml ├── data │ ├── attachments │ └── avatars └── logos

クラウド バックアップ ファイルを次の 2 つのファイルに分けることをお勧めします: activeobjects.xml および entities.xml を含むデータ ファイルと、添付ファイルやその他のメディアを含むファイル。これによってタイムアウト エラーを防いだり、インポート時の問題のリスクを軽減したりすることができます。これによってタイムアウト エラーを防いで、インポート時の問題のリスクを軽減できます。

Jira Cloud サイトからのエクスポートを解凍して編集し、Mac で再圧縮する場合、インポートの失敗の原因となる隠しファイルが追加される場合があります。隠しファイルを生成しないようにするには、端末で以下のコマンドを実行します (filename.zip はインポートするファイルの名前です)。

zip -d filename.zip __MACOSX/\*

zip -d filename.zip \*/.DS_Store

バックアップをインポートする方法は次のとおりです。

  1. [設定 ()] > [システム] の順に選択します。

  2. [インポートとエクスポート] で [Jira Cloud をインポート] を選択して、ステップに従います。

インポート後

新しいユーザーへのアプリケーションアクセスの認可

インポートプロセスは既定のアプリケーションアクセス設定を受け取らず、新規ユーザーにはどのアプリケーションへのアクセス権も付与しません。新規ユーザーにアプリケーションアクセスを認可して、これらのユーザーがログインできるようにする必要があります。

アプリケーション アクセスを割り当てる方法の詳細については、「製品アクセス設定の更新」を参照してください。

権限の設定

このプロセスでは、ユーザーおよびグループの参照などのグローバル権限設定をインポートします。ただし、Jira Data Center から Jira Cloud へのインポートには Jira システム管理者グローバル権限 (Jira Cloud には存在しない) は含まれず、Jira 管理者グローバル権限への変更も含まれません。 

アプリケーション権限は各アプリケーションで個別に管理されます。インポート後に必要に応じてグループやユーザーを追加することで Jira 管理者グローバル権限を設定できます。ご使用のサイトに Confluence や Bamboo などの他のクラウド アプリケーションがある場合、権限の設定方法の詳細について、「製品アクセス設定の更新」を参照してください。

その他のヘルプ