Jira Service Management のカスタマーと組織をコピーする

Jira Service Management データを Jira Cloud のあるインスタンスから別のインスタンスに移動させる機能は、アーリー アクセス プログラム (EAP) にご登録いただいたカスタマーのみご利用いただけます。

クラウドのカスタマーは、Jira Service Management ヘルプ センターにアクセスするために使用できるメール アドレスに関連付けられたポータル専用のカスタマー アカウントを 1 つ持っています。つまり、Jira Service Management データのコピー中にカスタマーを移動しても、Jira 製品の別のインスタンスで新しいカスタマー アカウントを作成する必要がありません。代わりに、カスタマーに関連するすべてのデータとアクティビティが既存のポータル専用アカウントにリンクされます。サービス プロジェクトのカスタマーと組織の詳細についてはこちらをご確認ください。

カスタマーをコピーする

以下のコピーが可能です。

  • 選択したプロジェクトに関連するカスタマーのみ、または

  • すべてのお客様

このオプションを選択すると、次のデータが Jira の移行先インスタンスにコピーされます。

  • 標準フィールドとカスタム フィールドで参照されているカスタマー

  • ユーザー生成コンテンツ

  • ワークフローと権限

すべてのお客様

このオプションを選択すると、次のデータが Jira の移行先インスタンスに移動されます。

  • すべてのアクティブおよび非アクティブなカスタマー

  • 削除されたカスタマーに関連するコンテンツ

同じメール アドレスを使用していても、カスタマーのアカウント タイプがソースと移行先で異なる場合があります。これが原因で、移行後にリクエストや権限に関する問題が発生することがあります。移行後のレポートを参照し、影響を受けるカスタマーおよびソリューションを確認してください。アカウントの種類が一致しないカスタマーの移動の詳細について確認する

カスタマー組織をコピーする

選択した Jira Service Management プロジェクトに関連するカスタマー組織のみが、Jira の移行先インスタンスにコピーされます。

同じソース インスタンスから同じ移行先インスタンスへのデータのコピーを複数回実行しても、すべてのカスタマーおよびカスタマー組織が再び移動されるわけではありません。代わりに、前回の移行以降にソース インスタンスに追加された新しいカスタマーと組織のみがコピーされます。

Jira Service Management のソース インスタンスと移行先インスタンスの両方に同じ名前のカスタマー組織が存在し、それらの組織に含まれるカスタマーが異なる場合、エラーが発生します。重複するカスタマー組織を移行から削除する方法についてはこちらをご確認ください。

カスタマーに通知する

カスタマーを Jira の別のインスタンスにコピーしても、そのカスタマーにメール通知は送信されません。準備ができたら、移行先の Jira インスタンスから Jira Service Management プロジェクトの [カスタマー] ページに移動して、新しいカスタマーを招待できます。または、既存のカスタマーに移行先インスタンスのヘルプ センターへのリンクを提供することもできます。そうすれば、カスタマーは直接ログインできるようになります。サービス プロジェクトへのカスタマーの招待についての詳細はこちらをご確認ください。

その他のヘルプ