グループをコピーする際の権限の変更について理解する

Jira か Confluence のクラウドのあるインスタンスから別のインスタンスにユーザーをコピーすると、そのユーザーが所属するグループと、そのグループが持つ権限がコピーされます。コピー元とコピー先に同じ名前のグループが存在するかどうかが確認されます。このページでは、グループのコピー方法と権限への影響について説明します。

同じ名前のグループをコピーする

コピー元とコピー先の両方に、同じ名前のグループが存在する可能性があります。グループの名前が同じで、ユーザーと権限も同じであれば、グループをマージしても問題は起こりません。

ただし、グループの名前は同じでも、ユーザーや権限が異なる場合は、一部のユーザーがコピー前にはなかったプロジェクトや製品へのアクセスを持つ可能性があります。この問題に関して、次に一例を示します。

この例は Confluence Cloud にも当てはまります。

Jane は、複数の Jira Cloud インスタンスを持つ Acme Inc という企業の管理者です。再編成のため、Jane は移動元である Acme-Europe から移動先である Acme-Global にデータを移動して、2 つの Jira Cloud インスタンス(Acme-GlobalAcme-Europe)をマージするように求められています。

Acme-Europe には「マーケティング」という名前のグループがあります (ユーザー A、B、X を含む)。このグループは、Jira へのアクセス権と、「アルファ」というプロジェクトを閲覧する権限を持っています。

Acme-Global にも「マーケティング」というグループがあります (ユーザー A、B、C を含む)。このグループは、Jira へのアクセス権と、「ベータ」という名前のプロジェクトを閲覧する権限を持っています。

この図は、ユーザーとグループをコピーする際に、ユーザーに望ましくない権限がどのように付与されてしまうかを例示しています。

Jane が「アルファ」プロジェクトをコピーして、ユーザーとグループを個別にコピーすることを選択すると、ユーザー A、B、C はコピー後に「アルファ」プロジェクトと「ベータ」プロジェクトの両方にアクセスできるようになります。ユーザー X もコピーされますが、X はグループに追加されないため、2 つのプロジェクトにアクセスできなくなります。

Jane が「アルファ」プロジェクトを移動して、ユーザーをグループごとコピーすることを選択すると、ユーザー A、B、C、X は「アルファ」プロジェクトと「ベータ」プロジェクトの両方にアクセスできるようになります。

この例では、ユーザーが取得する権限に不一致があります。ユーザー X は、Acme-Europe では「アルファ」プロジェクトにしかアクセスできませんでしたが、コピー後は「ベータ」プロジェクトにアクセスできるようになります。同様に、ユーザー X は「アルファ」プロジェクトにアクセスできませんでしたが、コピー後はこのプロジェクトにアクセスできるようになります。

ユーザーとグループをコピーする際に同じ名前のグループがあると、マージされたグループは次のようになります。

  • 移行元グループのプロジェクト権限を保持します。

  • 移行先グループのプロジェクト権限と製品権限の両方が付与されます。

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