Jira のクラウド間移行の方法を比較する

データを別の Jira Cloud サイトに移動するのには、4 つの方法があります。選択される手法は、要件に応じて異なります。判断に役立つよう、このページではそれぞれの手法や制限を説明しています。

クラウド間の移行機能によって、ユーザーや Jira Software と Jira Work Management のプロジェクトを、1 つのクラウド サイトから別のクラウド サイトに移動できます。クラウド間の移行では、データが 1 つのクラウド サイトから別のクラウド サイトにコピーされます。この手法を利用して、2 つ以上のクラウド サイト全体でデータを統合、1 つのクラウド サイトを複数のクラウド サイトに分割、クラウド サイトを複製、1 つのクラウド サイトから別のクラウド サイトに特定のプロジェクトを移動できます。

手順説明

クラウド間の移行用にサイトを準備して、エラーが発生する可能性を減らします。準備ができたら、次の手順に従って Jira のクラウド間移行を実行します

制限事項

  • チーム管理対象プロジェクトはサポートされていません。

  • アプリ データは移行されません。

  • グループ メンバーシップは保持されません。移行後にユーザーをそれぞれのグループに追加する必要があります。

  • 一部のフィールドや構成はサポートされない可能性があります。この方法を選択する前に、Jira のクラウド間移行で移行されるデータをご確認ください。

2. Jira Data Center 経由で Jira Cloud Migration Assistant を使用する

このアプローチは一部のお客様では利用できない場合があります。本番移行を行う前にこの方法のテストを行うことをおすすめします。これにより、移行中に発生する可能性がある問題を確認し、事前に解決できます。

クラウド間の移行を実行できない場合は、この手法がセットアップと設定を保持できる次にシンプルなものであり、ダウンタイムはクラウド サイトの 1 つでのみ必要になります。

この方法では Jira Data Center インスタンスのセットアップが必要です。ソースとなるクラウド サイトのデータのバックアップを作成して、Jira Cloud Migration Assistant を使用して宛先のクラウド サイトにデータをインポートする必要があります。この方法を使用すると、2 つのクラウド サイトを統合したり、1 つの Jira Cloud サイトから別の Jira Cloud サイトに特定のプロジェクトのみを移動したりできます。

手順説明

2 つの Jira Cloud サイト、Jira Cloud AJira Cloud B があったとします。Jira Cloud B のすべてまたは一部のプロジェクトを Jira Cloud A (宛先サイト) に移動し、1 つの統合されたクラウド サイトが必要だとします。これを行うには、次の手順を行う必要があります。

  1. Jira Data Center の最新バージョンをインストールします。これは、my.atlassian.com で無料トライアル ライセンスを生成することで行えます。Jira Data Center のトライアル ライセンスの有効期間は 30 日間である点にご注意ください。移行に追加時間が必要な場合はお問い合わせください、ライセンスは 90 日まで延長できます

  2. Jira Cloud B バックアップを作成します。これには、Jira Cloud A にインポートしたいユーザーとプロジェクトが含まれます。チーム管理対象プロジェクトは Jira Data Center では利用できず、この方法でバックアップを利用するには企業管理対象プロジェクトに変換する必要がある点にご注意ください。

  3. Jira Cloud B のバックアップを Jira Data Center にインポートします。

  4. Jira Cloud Migration Assistant を使用して、ユーザーとプロジェクトを Jira Data Center から Jira Cloud A にインポートします。

制限事項

本番環境のクラウド サイトへのインポートを行う前に、テスト用のクラウド サイト (無料トライアルで作成可能) でインポートのドライランを行い、ユーザー テストを行うことを強くおすすめします。

3. Jira Data Center でサイトをマージして、Jira Cloud に手動でインポートする

このアプローチは一部のお客様では利用できない場合があります。本番移行を行う前にこの方法のテストを行うことをおすすめします。これにより、移行中に発生する可能性がある問題を確認し、事前に解決できます。

この方法では Jira Data Center インスタンスのセットアップが必要です。この方法では、すべての Jira Cloud サイトのバックアップを作成して Jira Data Center でマージし、宛先のクラウド サイトにインポートする必要があります。

Jira Cloud に手動でインポートする前に、Jira Data Center で Jira Cloud バックアップを結合する

手順説明

2 つの Jira Cloud サイト、Jira Cloud AJira Cloud B があったとします。Jira Cloud B のすべてまたは一部の課題を Jira Cloud A (宛先サイト) に移動し、1 つの統合されたクラウド サイトが必要だとします。これを行うには、次の手順を行う必要があります。

  1. Jira Data Center の最新バージョンをインストールします。これは、my.atlassian.com で無料トライアル ライセンスを生成することで行えます。Jira Data Center のトライアル ライセンスの有効期間は 30 日間である点にご注意ください。移行に追加時間が必要な場合はお問い合わせください、ライセンスは 90 日まで延長できます

  2. Jira Cloud B バックアップを作成します。これには、Jira Cloud A にインポートしたいユーザーとプロジェクトが含まれます。チーム管理対象プロジェクトは Jira Data Center では利用できず、この方法でバックアップを利用するには企業管理対象プロジェクトに変換する必要がある点にご注意ください。

  3. Jira Cloud B のバックアップを Jira Data Center にインポートします。

  4. Jira Data Center の XML バックアップを作成します。 これは以降でプロジェクトをインポートするために使用します。

  5. Jira Cloud Aバックアップを作成します。

  6. Jira Cloud A のバックアップを Jira Data Center にインポートします。

  7. ステップ 4 で作成した XML バックアップを使用して、Jira Cloud B で必要なプロジェクトを Jira Data Center にインポートします。これで、Jira Cloud A と Jira Cloud B の両方から取得した必要なプロジェクトが Jira Data Center に揃います。

  8. 選択したプロジェクトを正常にインポートしたら、Jira Data Center のバックアップを作成します。 

  9. 宛先の Jira Cloud サイトにバックアップ ファイルをインポートします。

プロジェクト復元時に添付ファイルが含まれていない場合、インポートされたプロジェクトには添付ファイルが関連付けられません。添付ファイル用のデータベース エントリが不足することになるため、添付ファイルを個別に復元することはできません。

制限事項

本番環境のクラウド サイトへのインポートを行う前に、テスト用のクラウド サイト (無料トライアルで作成可能) でインポートのドライランを行い、ユーザー テストを行うことを強くおすすめします。

CSV ファイルを使って課題をインポートする

この方法では、課題を CSV ファイルでエクスポートおよびインポートします。この方法は、Data Center インスタンスのインストールやセットアップの経験をお持ちではない場合や、少数のプロジェクトおよび課題のみを移動したい場合に推奨されます。

手順説明

2 つの Jira Cloud サイト、Jira Cloud AJira Cloud B があったとします。Jira Cloud B のすべてまたは一部の課題を Jira Cloud A (宛先サイト) に移動し、1 つの統合されたクラウド サイトが必要だとします。これを行うには、次の手順を行う必要があります。

  1. Jira Cloud B で対象のプロジェクトのすべての課題を検索し、それらを CSV としてエクスポートします。

  2. Jira Cloud A サイトに空のプロジェクトを作成します。

  3. Jira Cloud A サイトのプロジェクトに CSV ファイルをインポートします。

制限事項

  • このアプローチは課題の統合のみを行い、プロジェクトを統合することはできません。

  • アプリ データとユーザーは移行されません。 

  • CSV ファイルをインポートする前に、宛先サイトでプロジェクトを再作成してプロジェクト構成 (ワークフロー、権限スキームなど) をセットアップする必要があります。この手動構成に時間がかかる可能性があります。

  • 課題履歴 (課題のトランジションや更新のタイムスタンプなど) は保持されません。

  • 添付ファイルをインポートするには 追加のステップが必要 です。CSV 外部システム インポート機能を使用した Jira Cloud への添付ファイルのインポートの詳細をご確認ください。

  • Jira 課題のメンション セクションにある Confluence ページへのリンクはインポートされません。この機能リクエストの最新情報を確認したり、解決に向けて投票したりするには、この機能リクエストをご確認ください

その他のヘルプ