Bitbucket Cloud Migration Assistant を使用して移行する

Bitbucket Cloud Migration Assistant をダウンロードしてインストールする

Bitbucket Cloud への移行計画に関する詳細については「Bitbucket Server から Cloud への移行を計画する」をご参照ください。

現時点で移行対象となる内容とロードマップ

現時点では、次のコンテンツだけがクラウドに移行されます。

  • リポジトリ Git 情報 - リポジトリがサーバー内のプロジェクトの一部である場合、リポジトリはサーバー プロジェクト名で新しいプロジェクトに移行されるか、クラウドの宛先に既に存在する同名のプロジェクトに追加されます。注: 現時点では、フォークされたリポジトリの移行はサポートされていません。フォークからオープン プル リクエストをマージして、クラウドに移行する前にデータの破損を防ぎます。

  • プル リクエスト情報 - タイトル、説明、プル リクエストのステータス (オープン、マージ、拒否)、コードの差分、コメント、タスク、作成者/レビュアー。

  • ユーザー - すべてのアクティブ ユーザーまたはライセンス ユーザー、サーバー インスタンスのプル リクエストに添付されている非アクティブなユーザー (所有者/作成者またはレビュアー) が、Bitbucket Cloud に移行されます。

移行アシスタントで行われている作業に関する最新情報を入手するには「クラウド移行ロードマップ」をご確認ください。

Bitbucket Cloud Migration Assistant は、リポジトリやプル リクエストを Bitbucket Server からクラウドに移動させるのに役立つアプリです。Bitbucket Server インスタンス内のすべてのアクティブ ユーザーも Bitbucket Cloud のワークスペースに移行されます。それらにアクセスし、ワークフローを横断して適切な権限や設定を付与できます。

アトラシアンによって構築および保守されている Bitbucket Cloud Migration Assistant は、無料でインストールして使用できます。Migration Assistant の最新バージョンには Atlassian Marketplace からアクセスできます。Bitbucket Cloud Migration Assistant をインストールして使用するには、Bitbucket Server のバージョン 7.0 以降を使用している必要があります。

インストール後、クラウドへの移動対象を選択し、好きなタイミングで移行を開始できます。移行プロセスの間は、すべての項目の進捗状況を監視できます。

ご利用の Bitbucket Server インスタンスがファイアウォールで保護されている場合は、ドメイン「atlassian.com」へのアクセスを許可する必要があります。

移行のセットアップと実行

新しい移行を設定するには [移行を管理] を選択します。その後、新しい移行を作成できるようになります。 

移行は一度につき 1 つだけ実行する必要があります。複数の移行を同時に実行すると、移行が失敗する既知の問題があります。

サーバー インスタンスをクラウドに移行するために必要な内容をよりよく理解するには「仕組み」ページをご参照ください。次の 5 つの主なステップで、サーバーからクラウドへの移行を設定して実行します。これらのステップを確認したら [クラウドに接続] ボタンを選択して開始します。

クラウドに接続

  1. クラウド移行計画の名前を追加します。

  2. [Choose cloud destination (クラウド移行先を選択)] を選択して、移行計画にクラウド移行先のワークスペースを追加します。

    1. クラウド移行をすでに開始している、または後日完了するために移行を保存している場合は [ワークスペースを選択] ドロップダウン > リストからクラウド移行先のワークスペース > [次へ] の順に選択します。

    2. Bitbucket Cloud アカウントをまだ持っていない場合は [Create a free Bitbucket account (Bitbucket アカウントを無料で作成)] を選択します。

  3. [クラウドの移行先を選択] モーダルが表示されたら [続行] を選択します。新しいページが表示されたら、既存の Bitbucket Server ベース URL と新しいクラウドの移行先を入力します。

  4. Bitbucket Server ベース URL を探すには、次の手順に従います。[管理] > [管理] ナビゲーション バーの [システム] にある [サーバー設定] の順に選択して [サーバー設定] にある [ベース URL] をコピーします。

  5. [移行元] テキスト フィールドに Bitbucket Server ベース URL を追加します。

  6. [移行先] で [ワークスペースを選択] ドロップダウン > サーバー インスタンスから移行先のワークスペースの順に選択します。

  7. [Allow Atlassian to access migration data (アトラシアンに移行データへのアクセスを許可する)] チェックボックスをチェックします。

  8. [確認] を選択します。

規定のワークスペースは機能が制限されているため、自分のユーザー アカウントの名前を含むワークスペース (Bitbucket Cloud でユーザーごとに自動作成されたもの) を使用するのではなく、新しいワークスペースを作成するか作成済みのワークスペースを使用する必要があります。

既定のワークスペースの名前を変更しても、完全なチーム/共有ワークスペースには変換されません。

移行対象を選択

ユーザーを移行して、Bitbucket Cloud に移行するリポジトリを選択します。

ユーザーの移行

サーバーのユーザーは、Bitbucket Cloud の Bitbucket Migration ユーザー グループに追加されます。注: 移行されたユーザーは Bitbucket Cloud 内のアクセス権を持ちません。グループを作成するかユーザーを既存のグループに移動して、移行したユーザーに Bitbucket Cloud のリポジトリやその他のコンテンツに対する必要なアクセス権と権限を付与する必要があります。

  • [Choose repositories (リポジトリを選択)] を選択して、クラウド移行プロセスの次のステップに進みます。

移行するリポジトリを選択する

  1. クラウド移行先に移行するリポジトリを選択します。

  2. クラウド移行先に移行するすべてのリポジトリとプロジェクト > [Add to migration (移行に追加)] の順に選択します。

リポジトリやプロジェクトで検索してフィルタリングすると、プロジェクト別にリポジトリをグループ化するなどリストがより管理しやすくなります。

  • Bitbucket Cloud に同名のプロジェクトが存在しない場合は、その名前のプロジェクトがクラウド移行先に作成されて、リポジトリはその新しいプロジェクトに移行されます。

  • Bitbucket Cloud に同名のプロジェクトが存在する場合は、クラウド移行先の既存のプロジェクトにリポジトリを移行します。

プル リクエストのデータを移行する

コメントとタスクは新しいクラウド移行先に移行されますが、適切に表示されない場合があります。これは、以前ネストされたコメントとタスクが、プル リクエストの本文と右側のサイドバーの両方でフラット化されるためです。

また、クラウドへの移行後にコメントが表示されない場合は、そのプル リクエストの古いコメントをご確認ください。

エラーの有無の確認

このステップを開始する際に、Bitbucket Cloud Migration Assistant が移行をレビューして一般的なエラーがないかどうかを確認します。

Bitbucket Cloud Migration Assistant は、次のようなエラーについて確認します。

  • Migration Assistant の最新バージョンを実行していることを確認する

  • すべてのアクティブ ユーザーが一意で有効なメール アドレスを持っていることを確認する

  • すべてのプロジェクトに、文字数制限、書式、説明の長さなどの有効な情報が含まれていることを確認する

  • すべてのリポジトリがサーバー インスタンスに存在することを確認する

  • すべてのリポジトリが Bitbucket Cloud リポジトリのサイズ制限内に収まっていることを確認する

  • すべてのリポジトリに、名前とスラッグの重複や文字制限、または書式の問題など、有効な情報が含まれていることを確認する

エラー メッセージのステータス

緑色のチェック マークが表示された場合、チェックは完了しています。

Bitbucket Cloud Migration プリフライト チェックの合格

警告サインが表示された場合、続行できますが、潜在的な問題がある点を確認しておく必要があります。

Bitbucket Cloud Migration プリフライト チェックの警告

チェック後に赤いエラーが表示された場合は、移行を実行する前にエラーを解決する必要があります。

Bitbucket Cloud Migration プリフライト チェックの失敗

エラーおよび警告メッセージを展開して、詳細情報やリンクを確認できます。 

実行可能な対応策

  • 移行を確認 - 警告レベルのエラーが存在しているものの移行を妨げていない場合に、移行する準備ができていればこれを選択します。

  • 保存 - 移行を保存して、ブロッカーの修正後や移行を実行する時間ができてから戻れます。

  • すべて更新 - ブロッカーの削除やエラーの修正を行った後、移行の確認を続行する前にこのページを「更新」して、未解決のエラーや残っているエラーがないかどうかを確認します。

移行の確認

これは、Bitbucket Cloud Migration Assistant で設定した移行を実行する前の最後のステップとなります。未解決のエラーが残っているものの警告のみでブロッカーではない場合は、移行を実行できますが問題が発生する可能性があります。クラウド移行先への移行を実行する前に、既存のエラーを修正または軽減しておくことがベスト プラクティスとなります。

ブロッカーであるエラーが存在する場合は、そのエラーが修正されるまで [実行] ボタンにアクセスできません。

未解決のエラーを修正する

既存のエラーを修正すると [更新] を選択して移行レビュー パネルを再読み込みできます。未解決のエラーに関する詳細を確認するには [詳細を表示] リンクを選択します。これによって、移行プロセスの [チェック] ステップに戻って既存のエラーにアクセスして修正できます。

今すぐまたは後日移行する

移行を実行する

すべてが正しく表示されて現在の移行を妨げるエラーが軽減された場合は [実行] を選択して移行の実行を開始します。移行アシスタントで説明したように、リポジトリや関連データのサイズとアップロード速度によっては、移行に数分から数時間かかる場合があります。

移行を保存する

後日実行するために移行を保存する、または保存する必要がある場合は [保存] を選択します。これによって、移行が移行ダッシュボードに保存されます。このダッシュボードにアクセスするには、Bitbucket Server の [管理] 設定に移動して、左側のナビゲーション サイドバーで [クラウドに移行] を選択します。

移行の詳細を表示して、Bitbucket Cloud ワークスペースにアクセスする

[実行] を選択して移行を開始すると、移行の詳細を確認できる画面が表示されます。見出し [This migration includes (この移行に含まれるもの)] にある [リポジトリ] ドロップダウンを展開すると、どのリポジトリが明示的に移行されているかを確認できます。

移行の実行中でも移行を停止できますが、停止するとプロセスを最初からやり直す必要があります。移行された可能性があるすべてのものはクラウド ワークスペースにあるため、後日移行を再開する際にはこの点にご注意ください。

この移行を再開する準備ができたら、移行プロセス中に「無効なリポジトリ」エラーを受け取らないように、クラウド移行先に移行されたすべてのリポジトリを削除します。最初の移行を試行した後にリポジトリが更新または変更されていない場合は、クラウド移行先からリポジトリを削除せずに続行できます。

成功

移行が正常に完了したら [Go to cloud workspace (クラウド ワークスペースに移動)] を選択して、移行したデータを含む Bitbucket Cloud ワークスペースにアクセスします。

エラーありで成功

移行が完了しても、エラーが返されることがあります。[クラウド ワークスペースに移動] を選択してクラウド ワークスペースをチェックし、正常に移行された内容を確認します。この時点から、新しい移行を開始するかサーバーで現在のインスタンスの ZIP ファイルをダウンロードして、サポート チームにご連絡ください。

移行の失敗

移行に失敗した場合は、エラーを回避する新しい移行を作成するかサーバー インスタンスの ZIP ファイルを作成して、サポート チームにご連絡ください。

おめでとうございます! Bitbucket Cloud に移行しました。移行後のドキュメントを確認して、開始しましょう。

その他のヘルプ