Advanced Roadmaps プランの移行方法

Jira Cloud Migration Assistant では、プロジェクトや単一プロジェクトのボードなどの課題ソースを含む Advanced Roadmaps プランを Advanced Roadmaps Server から Cloud に移行できます。

Advanced Roadmaps のサポート対象バージョン

Advanced Roadmaps のサポート済みバージョンを使用している必要があります。

  • Jira Software Data Center 8.15 以降では、Advanced Roadmaps のバンドル版となります。

  • Jira Server または Data Center 8.14 以前の場合は、Advanced Roadmaps 3.17 以降です。

移行対象のデータ

次のデータが移行されます。

移行される情報

移行されないデータ

  • 課題ソースをプロジェクトとして含むプラン

  • 課題ソースを単一プロジェクトまたはプロジェクト横断型のボードとして含むプラン

  • 課題ソースをフィルターとして持つプラン

  • ユーザーとグループ

  • 共有チーム

  • グローバル構成

  • カスタム課題タイプ、カスタム フィールド、カスタム階層マッピング

  • ライブ プランはインターフェイスが改善されたプランとして移行されます。

  • クラシック プラン

  • 課題ソースを非公開フィルターとして持つプラン

  • 未保存のシナリオ データ

  • 保存済みビュー

  • ユーザー定義のカスタム フィールド タイプ

    • Parent link

    • チーム

    • Target start

    • Target end

Advanced Roadmaps を移行する最善の方法

ここでは、Advanced Roadmaps を移行する最善の方法に関するヒントをいくつか紹介します。

プロジェクト データの前に、プランを個別に移行する

複数のフェーズで移行する計画を立てている場合 (たとえば、今日は Jira Software プロジェクトを、明日は Advanced Roadmaps プランを移行する場合)、次の手順をおすすめします。

  1. まずは Advanced Roadmaps プランを移行します。それらは、関連するすべてのプロジェクト、ボード、フィルター (非公開フィルターを除く)、権限、ユーザーとグループと共に移行されます。

  2. 次に、他のすべてのプロジェクトを移行します。

移行中は更新を行わないでください

移行中に課題ソースやプロジェクト間のリリースをアップデートした場合、最新の変更は移行されません。

  • 課題ソースを更新した場合は、最新の変更をプランに再度移行する必要があります。

  • プロジェクト間のリリースを更新する場合は、移行先のクラウド サイトでそれらを削除してから、移行を再実行してプランに変更を反映する必要があります。

移行前にシナリオを保存してください

未保存のシナリオは移行されません。移行前に必ず保存してください。

Advanced Roadmaps をインストールして課題を移行すると、エピック (またはカスタム エピック) 以上のカスタム課題からのエピック リンクは移行されません。

移行されないエピック リンク

影響を受けた課題を表示するには、次の手順に従います。

影響を受けた課題を表示するには、次の手順に従います。

  1. [Pre-migration checks (移行前チェック)] 画面の [プロジェクト] セクションにある警告から CSV ファイルをダウンロードします。

  2. 影響を受けた課題のリストを表示して、対応するエピック リンクを更新します。

移行中もエピック リンク情報を維持するには、次のいずれかの方法を実行します。

  • エピック リンクのデータを維持することが重要である場合は、影響を受けるすべての課題タイプを課題階層のベース レベルに移動できます。

  • 現状の課題階層が重要である場合は、エピックをリンクされた課題として追加できます。

エピック リンクのデータを維持することが重要である場合は、影響を受けるすべての課題タイプを課題階層のベース レベルに移動できます。

  1. ナビゲーション バーで [プラン] > [管理] > サイドバーの [階層の構成] の順に選択します。

  2. [Jira 課題タイプ] 列で影響を受ける課題タイプの選択を解除して [適用] を選択します。これによって、課題タイプが現在のレベルから削除されます。

階層の構成

3. [変更を保存] を選択します。

課題の階層を維持する方法

リンクされた課題を使用してエピック関係を他の関係に変更することで、エピック関係を維持できます。

  1. リンク元の課題を開きます。

  2. [その他] > [リンク] の順に選択します。

  3. [リンク] ウィンドウで [Jira 課題] を選択します。 

  4. 課題リンクの種類を選択します。たとえば、この課題では [relates to (関連先)] を選択します。

  5. 次のいずれかを実行して、リンクしたい課題を指定します。

    • 課題キーをすべて入力します (例:「TRYPROJ1-2」と入力)。

    • [課題を検索] を選択して、テキスト検索または高度な検索を実行します。

  6. これらの課題をリンクしている理由を説明するコメントを追加して、[リンク] を選択します。

  7. [エピック リンク] を選択して、エピックを削除します。

はじめる前に

Server インスタンスに Jira Work Management がある場合は、移行先の Cloud サイトに Jira Work Management が追加されていることを確認します。Server インスタンスの Jira Work Management ユーザー数によっては、Jira Work Management Standard プランにアップグレードする必要がある場合があります。

移行後のタスク

Advanced Roadmaps プランの移行が終わったら、クラウド サイトで既定の開始日と終了日を設定する必要があります。

サーバーでは、プランの既定の開始日と終了日は [目標開始日] と [目標終了日] です。クラウドでは、既定の開始日と終了日は [開始日] と [終了日] です。

サーバーで既定の開始日と終了日を使用している場合は既定のフィールドが異なるため、移行後はクラウドで日付が表示されません。これを解決するには、クラウド サイトで既定の開始日と終了日を [目標開始日] と [目標終了日] に設定する必要があります。


詳細情報とサポート

移行をサポートする多数のチャンネルをご用意しています。

アトラシアン サーバー製品のサポートは 2024 年 2 月に終了します。サーバーのサポート終了スケジュールで詳細をご参照ください。

 

その他のヘルプ