Atlassian Data Lake とは
Atlassian Data Lake は、組織内のすべてのアプリ データを含む一元化されたデータベースです。アトラシアン全体の複数のエクスペリエンスを強化し、アナリティクスやデータ共有からデータ レイクのデータ モデルに直接アクセスできます。
アナリティクスから利用可能なデータ モデル
現時点では、Jira、Jira Service Management、Jira Product Discovery、Confluence、Focus、ゴール、Atlassian プロジェクトのデータのみが、Atlassian Data Lake で利用できます。今後、より多くのアプリ用のデータが利用可能となる予定です。
Data Lake に接続すると、アナリティクスで簡単に照会できる構造化データ セットにアクセスできるようになります。また、すべてのアプリ データが利用できるため、データを適切にフィルター処理して変換するための品質情報が得られます。さらに、アプリやサイトのデータをブレンドしてダッシュボードの作成やカスタマイズを実行できます。また、組織全体のチームが Atlassian アプリをどのように使用しているのか、有意義なインサイトを明らかにすることもできます。
Atlassian Data Lake への接続方法をご確認ください。
データ共有から利用可能なデータ モデル
データ共有を使用すると、データ レイクの事前変換されたデータ モデルからデータを読み取って抽出できるため、組織が適切と考えるようにデータを変換し、そのデータをインフラストラクチャに統合できます。データ共有の詳細をご覧ください。
Atlassian Data Lake のデータ権限
アナリティクスのデータ権限は、他の Atlassian アプリで設定した権限とは異なります。
アナリティクスを使用してデータ レイクへの接続を作成すると、その接続に含まれるすべてのアプリ データをクエリまたは表示できるようになります。
アナリティクスのデータ権限
選択した各アプリ インスタンスに対して、特定のプロジェクトを含めるように選択できますが、データの行レベルで権限を設定することはできません。そのため、組織内のユーザーが通常アクセスできないデータを見る可能性があります。
アカウント設定でアトラシアンのメール アドレスに適用した公開範囲は、データ レイクには適用されません。公開範囲を「自分と管理者のみ」に設定した場合、組織内の他のユーザーがアナリティクスであなたのメール アドレスを閲覧できる可能性があります。
そのデータにアクセスできるのは、次のようなユーザーです。
データ ソースを照会できるユーザー
チャートのデータ ソースを使用するダッシュボードを表示できるユーザー
データ共有のデータ権限
アナリティクスのデータ レイク接続とは異なり、データ共有に含めることができるデータの最小単位は、アプリ インスタンス レベルです。つまり、特定の Jira プロジェクトを選択してデータ共有に含めることはできません。データ共有の作成の詳細をご覧ください。
データのセキュリティ
お客様のデータは安全です。Data Lake は、データ プライバシーを維持するためにアトラシアンのセキュリティ プラクティスに準拠しています。
データ レジデンシー
データ レイクのデータ レジデンシーは、スイスを除くすべてのロケーションで利用できます。スイスにアプリ データをピン留めしている場合は、そのデータはデータ レイクでは利用できなくなります。データ レジデンシーの詳細をご確認ください。
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