Atlassian Analytics を開始する
Atlassian Analytics をサイトに追加する方法を学び、データのクエリやチャートの作成に必要なものをご確認ください。
「テキスト入力」コントロールを使用すると、クエリの値を検索可能なリストにして表示できます。
「テキスト入力」コントロールのセットアップには、主に次の 2 つの手順が必要です。
ダッシュボードに「テキスト入力」コントロールを作成します。
「テキスト入力」コントロールをチャートに接続します。
ダッシュボードに「テキスト入力」コントロールを追加する方法は次のとおりです。
「テキスト入力」コントロールを追加するダッシュボードを開きます。
ダッシュボードのサイドバーから [Add control] > [Text input] を選択します。コントロールを設定するためのポップアップが表示されます。
必要に応じてコントロールの設定を編集します。「テキスト入力」設定の詳細に関しては、次のセクションをご覧ください。
オプションで、[Connect this control to new and existing charts (このコントロールを新しいチャートや既存のチャートに接続する)] を選択します。チャートへのコントロールの接続に関する詳細をご確認ください。
追加 を選択します 。
新しく作成した「テキスト入力」コントロールをダッシュボードのどこかに配置します。
「テキスト入力」では次の設定を編集できます。
名前
コントロールの名前
複数の値
一度に複数の検索語を使用するフィルタリングを許可します。このオプションの選択を解除すると、「テキスト入力」コントロールで一度に入力できる検索語は 1 つだけになります。
それぞれの検索語は一重引用符で囲まれるため、1 つの入力フィールドに複数の検索語を入力しないでください。
データ タイプ
コントロールのデータ型は次のとおりです。
テキスト
数値
値が選択されていない場合
[複数選択] が選択されている場合にのみ利用できます。
「テキスト入力」コントロールで値が選択されていない場合の動作を指定します。次の 2 つのオプションがあります。
Show unfiltered chart data (フィルターされていないチャート データを表示): 接続されたチャートをフィルターしません
Show no chart data (チャート データを表示しない): 接続されたチャートのデータを表示しません
デフォルト値
ダッシュボードを開くときに選択する既定値を設定します。
「テキスト入力」コントロールを作成したら、フィルターに使い始める前に、そのコントロールをチャートに接続する必要があります。クエリで対応するダッシュボード変数を使用することで、チャートに接続します。
「テキスト入力」コントロールを使用してフィルタリングするには、文字列の完全一致が求められることにご注意ください。ワイルドカードを使用して文字列を部分一致で検索する方法をご確認ください。
他の Visual SQL ステップでコントロールを接続することもできます。クエリ以外でコントロールを接続する方法の詳細をご確認ください。
「テキスト入力」が自動的にチャートに接続するには、チャート内のクエリが次の条件を満たす必要があります。
ビジュアル モードで構築されている
コントロールと同じデータ ソースを使用している
チャートのクエリがこれらの基準を満たしている場合は、ビジュアル モードのクエリにクエリ フィルターが自動で適用されます。
コントロールをすべてのチャートに自動で接続するには、次の手順に従います。
「テキスト入力」コントロールを作成するか、既存のテキスト入力コントロールにカーソルを合わせ、[その他のアクション] () > [Edit control (コントロールを編集)] を選択して編集します。
[Connect to new and existing charts (新しいチャートと既存のチャートに接続する)] を選択します。
[データ ソース] と [列] を選択します。「テキスト入力」コントロールが選択された列を絞り込みます。
自動的に適用されるクエリ フィルターで使用する [フィルター演算子] を選択します。使用可能なフィルター演算子の詳細をご確認ください。
[追加] または [保存] を選択して、コントロールへの変更を適用します。
ビジュアル モード クエリを使用して「テキスト入力」コントロールをチャートに接続する方法は次のとおりです。
新しいチャートを作成するか、ダッシュボードの既存チャートを編集して、チャート エディターを開きます。
ビジュアル モード クエリの [Filters] セクションで以下を実行します。
コントロールでフィルタリングする列を追加します。「テキスト入力」コントロールと同じデータ型でなければなりません。
適切なフィルター演算子を選択します。「テキスト入力」設定で [Multi-value] を選択した場合は、[is one of] を使用します。
コントロールのダッシュボード変数を選択します。
[Run query] を選択します。結果テーブルは、データに新しいフィルターが適用された状態で更新されます。
チャートを保存するには、[Save to dashboard] を選択します。
SQL クエリで「テキスト入力」コントロールを接続する構文は、コントロールの設定で [Multi-value] を選択したかどうかによって異なります。
[Multi-value] が選択解除されている場合、構文はシンプルで、{TEXT_INPUT_NAME} になります。TEXT_INPUT_NAME を自分のコントロールの名前に置き換えます。
データ型がテキストの「テキスト入力」コントロールの場合は、値をクエリに渡すときに値を一重引用符で囲みます。一重引用符を削除するには、コントロール名の後に .RAW を追加して {TEXT_INPUT_NAME.RAW} とします。
これは、選択した「テキスト入力」の値とプロジェクト タイプが等しい場合の Jira 課題の総数を取得する方法の例です。
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SELECT COUNT(DISTINCT `Jira Issue`.`issue_id`) AS `Count of distinct Issue Id`
FROM `jira _issue` AS `Jira Issue`
INNER JOIN `jira_project` AS `Jira Project`
ON `Jira Project`.`project_id` = `Jira Issue`.`project_id`
WHERE `Jira Project`.`project_type` = {TEXT_INPUT_NAME}
[Multi-value] を選択した場合は、次の構文を使用します。
選択した「テキスト入力」値を持つデータを含める場合: {TEXT_INPUT_NAME.IN('"table_name"."column_name"')}
選択した「テキスト入力」値を持つデータを除外する場合: {TEXT_INPUT_NAME.NOT_IN('"table_name"."column_name"')}
TEXT_INPUT_NAME を自分のコントロールの名前に置き換え、テーブル列の参照は一重引用符で囲む必要があります。Atlassian Data Lake にクエリを実行する場合は、さらに、二重引用符 (") をバッククォート (`) に変更してください。
これは、「テキスト入力」コントロールで選択されたすべてのプロジェクト タイプの Jira 課題の総数を取得する方法の例です。
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SELECT COUNT(DISTINCT `Jira Issue`.`issue_id`) AS `Count of distinct Issue Id`
FROM `jira _issue` AS `Jira Issue`
INNER JOIN `jira_project` AS `Jira Project`
ON `Jira Project`.`project_id` = `Jira Issue`.`project_id`
WHERE {TEXT_INPUT_NAME.IN('`Jira Project`.`project_type`')}
これは反対に、「テキスト入力」コントロールで選択されていないすべてのプロジェクト タイプの Jira 課題の総数を取得する方法の例です。
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SELECT COUNT(DISTINCT `Jira Issue`.`issue_id`) AS `Count of distinct Issue Id`
FROM `jira_issue` AS `Jira Issue`
INNER JOIN `jira_project` AS `Jira Project`
ON `Jira Project`.`project_id` = `Jira Issue`.`project_id`
WHERE {TEXT_INPUT_NAME.IN('`Jira Project`.`project_type`')}
チャートがコントロールに正しく接続されていることを確認するには、コントロールの値を更新し、接続されているチャートがその値に応じてフィルタリングされるかどうかを見ることで、接続が適切かを確認できます。
他にも、コントロールに接続されているすべてのチャートを確認する方法が 2 つあります。
1 つ目のオプションは次のとおりです。
コントロールにカーソルを合わせます。
[その他のアクション]() メニュー > [Highlight connections (接続をハイライト)] の順に選択します。
2 つ目のオプションは次のとおりです。
ダッシュボードのサイドバーで [設定] を選択します。
[Controls (コントロール)] タブに移動します。
[Highlight connections (接続をハイライト)] を選択します。
どちらの方法でも、その特定のコントロールに接続されているダッシュボード上のすべての要素が強調表示されます。
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