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チャートをコントロールとして使用する

Atlassian Analytics には、他のチャートを使用してチャートをフィルターできるドリルダウン機能があります。設定したら、コントロールを更新するグラフ上の領域を選択できます。それらのコントロールは、現在のダッシュボードにあっても、別のダッシュボードにあってもかまいません。その後、接続されているすべてのチャートがコントロールによって更新されます。コントロールに関する詳細をご確認ください。

ドリルダウンの設定は、次の 2 段階のプロセスです。

  1. チャート メトリックをコントロールにマッピングする

  2. コントロールでチャートをフィルタリングする

例を使用して説明します。まず、最終的なダッシュボードがどのようになるかを示して、次にすべてをつなげる方法を説明します。

ドリルダウンの例になる最終的なダッシュボードに、2 つのチャート、「カレンダー」コントロール、「ドロップダウン」コントロールが表示されています。

[Issues created by month (作成された課題 (月単位))] というタイトルの棒グラフをドリルダウン チャートと呼びます。このチャートを操作すると、「カレンダー」コントロールと「ドロップダウン」コントロールの 2 つのコントロールが更新されます。次に、そのコントロールによって、[Issues created by date (作成された課題 (月単位))] というタイトルの棒グラフが更新されます。その結果、作成された課題をプロジェクト タイプ別に拡大表示できます。

それでは、設定方法を見ていきましょう。ダッシュボードには、2 つのチャートと 2 つのコントロールがすでにあるとします。

  1. Issues created by month: 月とプロジェクト タイプでグループ化されたチャート

  2. Issues created by day: 日とプロジェクト タイプでグループ化されたチャート

  3. データ型が「日付範囲」の CALENDAR という名前の「カレンダー」コントロール

  4. プロジェクト タイプを含む PROJECT_TYPE という名前の「ドロップダウン」コントロール

ドリルダウン チャートをコントロールに接続する

最初に、[Issues created by month] チャートを 2 つのコントロールに接続します。これによって、チャート内の領域を選択するたびに、ドリルダウン チャートでコントロールを更新できます。

これを行うには、次のようにします。

  1. ドリルダウン チャートにカーソルを合わせます。

  2. [More actions] () > [Edit settings] の順に選択します。チャート設定のポップアップが開きます。

  3. [Drilldown] タブに移動します。

  4. [Linked dashboard] で、ドリルダウン チャートを接続するコントロールを含むダッシュボードを選択します。この例のダッシュボードは、[Drilldowns playground] です。ダッシュボード変数をドリルダウン変数にマッピングするセクションが表示されます。

  5. 「カレンダー」コントロールにマッピングする X 値を選択します。これは、ドリルダウン チャートで日付が X 軸上にあるためです。

  6. 「ドロップダウン」コントロールにマッピングする系列を選択します。これは、プロジェクト タイプがドリルダウン チャートの系列であるためです。

  7. [保存] を選択します。

ドリルダウン チャートに X 軸と Y 軸のラベルが付いている場合は、ドリルダウン変数の「x 値」と「y 値」ではなく、これらのラベル名が表示されます。

ドリルダウン チャートで特定のバーを選択すると、「カレンダー」と「ドロップダウン」のコントロールが、選択した日付間隔とプロジェクト タイプで更新されるようになります。

ドリルダウン チャートに折れ線グラフや散布図を使用する場合は、操作しやすいように線の幅を太くしたり、点のサイズを大きくしたりすることをお勧めします。チャート設定のカスタマイズに関する詳細をご確認ください。

ドリルダウン チャート設定で、「カレンダー」コントロールは X 値に、「ドロップダウン」コントロールは系列にマッピングされています。

X 値、Y 値、系列

通常、X 値は X 軸に、Y 値は Y 軸に、系列は列にマッピングされます。

コントロールにマッピングする正しいチャート メトリックを選択しているかどうかわからない場合は、オプションを選択すると、Atlassian Analytics がドリルダウン変数のドロップダウンの下にサンプル値を表示します。これによって、正しいメトリックを選択していることを確認しやすくなります。

コントロールはリンクされたダッシュボード上に存在する必要があります。

ドリルダウン チャートを別のダッシュボードにリンクするには、[Linked dashboard] にそのダッシュボードを選択します。ダッシュボード変数をドリルダウン変数にマッピングするセクションに、選択したダッシュボードに存在するダッシュボード変数が表示されます。

別のダッシュボードにリンクすると、[Pass all variables] へのオプションも表示されます。選択すると、ドリルダウン ダッシュボード上の他のコントロールの現在の値がすべて、リンクされたダッシュボードに渡されます。これが正しく機能するためには、ドリルダウン ダッシュボードとリンクされたダッシュボードのコントロールがまったく同じでなければなりません。コントロールがドリルダウン チャートに直接接続されていない場合は、ドリルダウン変数に [No effect] を選択します。

コントロールをその他のチャートに接続する

ドリルダウン チャートを設定したら、「カレンダー」と「ドロップダウン」の各コントロールを [Issues created by day] チャートに接続して、コントロールの値が変更されたときにチャートが更新されるようにする必要があります。

これらのコントロールをチャートに接続する方法は次のとおりです。

  1. Issues created by day チャートにカーソルを合わせます。

  2. [More actions] () > [Edit chart] の順に選択します。チャート エディターが表示されます。

  3. ビジュアル モード クエリを使用してチャートを作成するとします。チャートをコントロールに接続するには、クエリに 2 つのフィルター条件を追加する必要があります。

    1. Project type is one of {PROJECT_TYPE}

    2. Created date between and including {CALENDAR.START} and {CALENDAR.END}

  4. [Save to dashboard] を選択します。

フィルター条件を使ってクエリを実行し、チャートをドリルダウンに使用するコントロールに接続します。

以上です。これで、ドリルダウン チャートをその他のチャートを更新するためのコントロールとして使用できるようになりました。


ドリルダウン チャートとしてのテーブル チャート

テーブル チャートをドリルダウン チャートとして使用する場合、選択は行ごとに行われます。チャートに複数のドリルダウン変数が設定されている場合、テーブルのセルを選択すると、接続されているすべてのコントロールが更新されます。

さらに、テーブル ドリルダウン チャートを複数選択コントロールに接続すると、Command を押しながら複数のテーブル行を選択して、コントロールに複数の値を追加できます。

テーブル チャートを使用してドロップダウン フィルターに複数の値を追加しています。

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