Confluence Cloud Migration Assistant で移行される内容

Confluence Cloud Migration Assistant は、既存のデータを上書きすることなく Confluence Cloud サイトにデータを追加します。データの移行先サイトは、新しい Cloud サイトでも既存のデータを含む Cloud サイトでも構いません。Confluence Cloud Migration Assistant の最新バージョンでは、まだすべてのデータを移行できるわけではありません。

移行される情報

移行されない情報

  • 既定の分類レベル、パーソナル スペース、ブログ、ゴミ箱の中のアイテムを含むスペース

    • スペース内のユーザーが作成したカスタム テンプレート

    • ページ制限、ページ分類レベル、ページ履歴、ラベル、タグ、コメント、共有下書きを含むページ

    • タスク

    • 添付ファイル (リンク アドレスとしてページに追加された場合を除く)

    • スペース ショートカット:他のスペースのページにつながるスペース ショートカットがあっても、クラウドに表示されません。既知の課題:MIG-1608

    • Team Calendars

    • ウォッチャー: スペース内のページまたはコンテンツをフォローしているユーザー

    • 後で読む: [後で読む] が選択されているページ

  • ユーザーとグループ

  • アプリ データ: Marketplace Partner (別名「アプリ ベンダー」) は、Confluence Cloud Migration Assistant がアプリ データを移行するための自動移行パスを提供する必要があります。移行パスが提供されている Confluence アプリの詳細をご確認ください。

  • グローバル テンプレート:グローバル ページ テンプレートとカスタム システム テンプレートのみが移行されます。グローバル テンプレートの移行方法をご確認ください。

  • マクロ: 一部のマクロはクラウドに移行されます。

  • グローバル設定と権限: これらはクラウド サイトで手動設定する必要があります。

  • アプリケーション リンク: アトラシアンのサーバー製品を Confluence Cloud サイトと併用する予定の場合は、Server と Cloud の各製品間に双方向リンクを作成できます。アトラシアン製品のリンク方法をご確認ください

  • ユーザー アバター: ユーザーは移行後に自身のアバターを更新する必要があります。

  • パスワード: SSO をセットアップした場合を除き、ユーザーは移行後に自身のパスワードをリセットする必要があります。

  • 個人用下書き: 共有下書きは移行されますが、個人用下書きは移行されません。

  • カスタム絵文字: クラウド内で作り直す必要があります。

  • Confluence Mail Archiving プラグインを介して保存された添付ファイル: これらの添付ファイルは、手動でダウンロードし、移行後のクラウド サイトに再度アップロードする必要があります。

  • リンク アドレスとして追加された添付ファイル: Confluence サーバーからの添付ファイルのリンク アドレスをコピーしてこのアドレスをページに追加しても、添付ファイル移行されません。

  • アクティビティ ストリーム/「最近の更新」ビュー: ページ、ブログ投稿、メール メッセージ、コメントなど、最近追加または変更されたコンテンツは移行されません。

  • アナリティクス データ

  • グローバル PDF スタイルシート

  • プロファイル情報:

    • 個人: 電話、IM、Web サイト

    • 会社: 職位、部署、勤務地

  • 監査ログ: サーバー インスタンス上の監査ログはクラウドに移行されません。

  • マクロ

トピック「マクロとは」の「従来のエディタでのみ利用できるマクロ」セクションでは、Confluence Cloud の従来のエディタでのみサポートされているマクロのリストが表示されます。サーバーまたは Data Center から移行した場合、これらのマクロは Confluence Cloud の従来のエディタでしか利用できず、Confluence Cloud の新しいエディタでは動作しません。そのため、Confluence Cloud の新しいエディタでサポートされている同様の機能を持つ代替マクロを使用する必要があります。

移行されない Team Calendar コンポーネント

  • 内部サブスクリプション: Confluence では、Team Calendar は特定のスペースにリンクされています。内部サブスクリプションにより、チームは別のスペースのカレンダーのイベントを独自の Team Calendar 内に直接表示できます。内部サブスクリプションは移行されません。移行後、Team Calendar には独自のイベントがすべて表示されますが、登録していた他のスペースのカレンダーのイベントは表示されません。これらのイベントを再表示するには、Cloud で内部サブスクリプションを再設定する必要があります。

  • Jira にリンクされた Team Calendar イベント: Team Calendar には、Jira プロジェクトにリンクされたイベントを含めることができます。これらのイベントは、Jira の主要な日付を視覚化するのに役立ちます。ただし、移行プロセスでは、これらの Jira にリンクされたイベントは正しく移行されません。移行プロセスでカレンダーと Jira の接続が変更されるため、これらのイベントは Cloud に表示されません。

詳細情報とサポート

移行をサポートするための多数のチャンネルをご用意しています。

さらにヘルプが必要ですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。