Jira Service Management カスタマーの移行方法

Jira Cloud Migration Assistant によって、ライセンスのないユーザー (ポータル、メール、またはウィジェットを介してリクエストを登録する顧客) を、Jira Service Management サーバーからクラウドに移行できます。

顧客移行オプション

通常のユーザーの移行と同様に、データ移行の一環として事前にカスタマーを移行することもできます。

ホーム画面に表示されている、ユーザーを個別に移行するか、データと一緒に移行するかのオプション。

アシスタントのホーム画面にある [Migrate your users in advance (事前にユーザーを移行する)] カードを使用すると、カスタマーをユーザーやグループと一緒に事前に移行できます。

このオプションでは、次のものを移行します。

  • すべてのユーザーまたはグループ

  • (オプション) グループ メンバーシップ

  • (オプション) Jira Service Management のすべてのカスタマー

2. データ移行の一環としてカスタマーを移行する場合

アシスタントのホーム画面にある [データの移行] カードを使用すると、データ移行の一環としてカスタマーを移行できます。

このオプションでは、カスタマーの移行方法について次の選択肢があります。

オプション

詳細

Jira Service Management のすべてのカスタマー

カスタマー ポータルまたはメール チャンネルを使用してリクエストを作成したことがあるすべてのカスタマーが対象となります。

選択したプロジェクトに関連するカスタマーのみ

リクエストを作成したカスタマー、または Jira Service Management プロジェクトの特定のセットのリクエストで参照されているカスタマーが対象となります。

どのカスタマーも移行しない

サービス プロジェクトを移行しない場合にのみこのオプションを使用できます。


顧客データの移行方法

カスタマーごとに、クラウド サイトに新しいアカウントが作成されます。クラウド サイト内にメール アドレスがすでに存在する場合、そのメール アドレスは移行されません。代わりに、そのカスタマーに接続されているすべてのデータがクラウド内のアカウントにリンクされます。

サーバーとクラウドにおいて、同じユーザーが異なる方法で識別されるシナリオが考えられます。

  • ユーザーがサーバーで「ライセンス ユーザー」(一般ユーザー) として識別されており、同様のカスタマー アカウントがクラウドに存在する場合、Jira Cloud Migration Assistant によってそのユーザーが Atlassian アカウントとしてクラウドに移行されます。これによって、クラウドに 2 つのアカウントが生成されます。

  • ユーザーがサーバーで「ポータルのみ」のユーザーとして識別されて同様の Atlassian アカウントがクラウドに存在する場合は、移行後も Atlassian アカウントとして扱われます。

エージェントとプロジェクト管理者を移行する方法

エージェントとプロジェクト管理者は一般ユーザーとして扱われ、他の Jira ユーザーと一緒に [ユーザーとグループ] オプションを使用して移行されます。

カスタマーの事前移行によるダウンタイムの短縮

プロジェクト データの前に顧客を移行すると、移行日に時間を節約できます。これは、Migration Assistant がこれらの顧客を再移行不要になるためです。特に、すべての顧客を移行する場合に役立ちます。

Jira のユーザーとグループを事前に移行する方法をご確認ください。

削除済みまたは非アクティブな顧客

Jira データで参照されている削除済みのカスタマーや非アクティブなディレクトリのカスタマーは、移行後に Former customer (元カスタマー) として表示されます。このようなユーザーはログインできず、独立したエンティティとして存在しません。削除されたユーザーなど、以前のユーザー用のコンテナです。

招待メール

カスタマーが Cloud に移行されても、カスタマーに通知は送信されません。

すべての顧客がクラウドに移行したかどうかを確認する方法

簡単に確認できる方法の 1 つは、サーバーと移行後のクラウドの顧客数を一致させることです。サーバーで、移行ダッシュボードにアクセスして顧客数を表示する移行について [詳細を表示] を選択します。

クラウドでは、次のステップに従って移行した顧客を表示できます。

  1. admin.atlassian.com にログインします。

  2. 組織から、Jira Service Management を含むサイトを選択します。

  3. [ユーザー管理] > [Jira Service Management] の順に移動します。


詳細情報とサポート

移行をサポートする多数のチャンネルをご用意しています。

アトラシアン サーバー製品のサポートは 2024 年 2 月に終了します。サーバーのサポート終了スケジュールで詳細をご参照ください。

 

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