組織の Trello を管理する方法

Atlassian 組織の管理者が Trello の利用状況を管理する場合、一般的に、次の 2 つの側面を管理します。

  1. 製品としての Trello へのアクセス

  2. Trello で作成されたコンテンツの制御

Trello へのアクセスを管理

Atlassian 組織のドメインを認証すると、組織管理者は、Trello を使用するユーザーを含め、そのドメインのすべての Atlassian アカウントを管理できるようになります。アカウントの有効化、無効化、削除のほか、プロフィールの編集も可能になります。

Trello のアクセス管理をセットアップするには、いくつかのステップにアトラシアン組織側で従う必要があります。以下の各ステップは、詳細な手順が記載されたドキュメントにリンクされています。

  1. Atlassian 組織のセットアップ

  2. ドメインを認証してアカウントを要求する

ドメインを認証しても、組織管理者が Trello へのアクセスをブロックすることはできません。また、製品としての Trello に管理対象ユーザーを割り当てたり、Trello から管理対象ユーザーを削除したりすることもできません。

製品リクエスト機能により、組織管理者は管理対象ユーザーの Trello へのサインアップをブロックできますが、これらの機能を使用するには、Jira、Jira Service Management、または Confluence Enterprise プランの有効なサブスクリプションが必要です。Trello の製品リクエストとシャドー IT の管理について詳しくはこちらをご確認ください。

SSO (シングル サインオン) と 2 段階認証

Atlassian 組織を設定してドメインを認証する以外にも、Atlassian Guard Standard (旧 Atlassian Access) のサブスクリプションに登録することで、シングル サインオンや 2 段階認証の強制、監査ログの表示などが可能です。

現在、Trello へのアクセスは Atlassian アカウントに直接紐付けられています。つまり、Trello アカウントへのアクセスをブロックするには、ユーザーの Atlassian アカウントを無効にする必要があります。これを行うと、Jira や Confluence などの他のアトラシアン製品も使用できなくなります。

コンテンツの管理 (Trello)

上記の手順では個々のユーザー アカウントを管理できますが、ワークスペース、ボード、カードなどの Trello コンテンツを管理することはできません。

Trello コンテンツの管理は、PremiumTrello Enterprise の各サブスクリプションのワークスペース管理者と Enterprise 管理者が利用できる機能です。

単一の Trello ワークスペースの管理者になってそのワークスペースにあるすべてのボードにアクセスできるようにする場合は、Premium が最適です。Premium はワークスペースごとの契約です。アップグレードされたワークスペース内にある Trello コンテンツの管理に関する詳細については「ワークスペース管理者機能」と、この記事の末尾にある関連リンクをご覧ください。

複数のワークスペースをお持ちで、それらすべてを管理してすべてのワークスペースに適用される全社レベルの権限を設定できるようにする場合は、Trello Enterprise が最適であると考えられます。Trello コンテンツを Trello Enterprise で管理する方法にご関心をお持ちの場合は「エンタープライズ レベルの権限」と、このページの末尾にある記事をご覧ください。

Premium には、ワークスペース設定ページまたは価格ページから直接アップグレードできます。Trello Enterprise については、https://trello.com/ja/enterprise#contact からアトラシアンの営業チームにお問い合わせください。

お客様のニーズに最適なプランを判断する際に役立つ記事を、いくつかご用意しています。

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