Enterprise レベルの制限

組織レベルの権限によって、Enterprise 管理者は設定を Enterprise にあるすべてのワークスペース全体に適用できます。

権限の設定

Enterprise 管理者は、[Enterprise ユーザー管理ダッシュボード] の [ワークスペース設定] タブで権限を設定できます。

ワークスペースの公開範囲

ワークスペースの公開範囲によって、Enterprise にあるすべてのワークスペースの公開範囲設定を制御できます。初期設定では、ワークスペース管理者はワークスペースの公開範囲をワークスペース レベルで制御できます。

非公開に設定すると、Enterprise にあるすべてのワークスペースの公開範囲設定が上書きされます。その場合、インデックスは作成されず、ワークスペース メンバー以外のユーザーに公開されません。

ワークスペース メンバーシップ制限

この設定によって、Enterprise 管理者はワークスペース メンバーのメール ドメインを Enterprise 上にあるすべてのワークスペース全体で制限できます。これによって、ワークスペース管理者は許可リストのいずれかにあるドメインのメール アドレスにアカウントが登録されていないユーザーを追加できなくなります。

ワークスペース ボード作成制限

ボード作成制限によって、Enterprise 管理者は Enterprise ワークスペース全体で作成できるボードのタイプを制限できます。

初期設定では、ワークスペース管理者がこの設定を個々のワークスペースで制御できます。ボードの作成を、任意のワークスペース メンバー、ワークスペース管理者のみ、または該当者なしに制限できます。

[該当者なし] が選択されている場合は、ワークスペース管理者であってもそのタイプのボードをワークスペースに作成できません。

ワークスペース ボード招待制限

招待制限によって、管理者は Enterprise のワークスペース ボードに追加できるユーザーを選択できます。これを設定すると、コラボレーターを Enterprise ワークスペースのボードに追加できなくなります。

添付ファイル制限

Enterprise 管理者は、添付ファイルのソースを Enterprise 上のすべてのワークスペース全体で制限できます。初期設定では、すべてのユーザーが利用できるすべての添付ファイル ソースが許可されています。

添付ファイルのソースは個別に有効または無効化にできるので、管理者は許可対象のソースをカスタマイズできます。他の Trello カードやボードへのリンクは常に許可されていて、制限できません。

最後に、ワークスペース メンバーのローカル コンピューターからアップロードされたファイルと Trello リンクのみが、Enterprise にあるすべてのワークスペース ボードで許可されます。