Jira の使用を開始する
Jira を使用するのが初めての場合は、新たに管理者やユーザーになった方を対象としたガイドをご覧ください。
バージョンは、企業管理対象プロジェクトでのみ使用可能です。
使用しているプロジェクトのタイプは、プロジェクトのサイドバーの左下で、表示されているプロジェクトが企業管理対象プロジェクトなのかチーム管理対象プロジェクトなのかを確認することで分かります。
バージョンはそれぞれの時点でのプロジェクトの状態を指します。バージョンは、リリースの計画や整理に役立ちます。バージョンが作成され、それに課題が割り当てられると、そのバージョンを使用してさまざまなレポートで情報をフィルターできます。Jira を Bamboo と連携している場合、自動的にビルドを開始できます。
次のすべての手順では、プロジェクト管理者として Jira にログインする必要があります。
プロジェクトの設定でバージョンを管理できます。
プロジェクトに移動して [プロジェクト設定] を選択します。
プロジェクト設定サイドバーで [バージョン] を選択します。
[バージョン] または [リリース] ページが表示され、バージョンと各バージョンのステータスの一覧を確認できます。この一覧で、このページの説明に従い、プロジェクトのバージョン管理を行うことができます。
各バージョンは、次のいずれかのステータスを持ちます。
リリース済み - バンドルされたパッケージ
未リリース -オープン パッケージ
アーカイブ済み - パッケージの履歴のスナップショット
終了日が含まれるバージョンでは、リリースが期限切れであるかどうかを示すことができます。リリース予定日が過ぎた未リリース バージョンでは、リリース日が赤色に表示されます。
ステータスは、バージョンに関連する課題のフィールド (例: 修正バージョン) のドロップダウン リストでのバージョンの表示順に影響します。
リリースしたいパッケージに合わせて、好きなだけバージョンを作成できます。
バージョンを作成するには:
[リリース] または [バージョン] 画面で、[バージョンの作成] を選択します。
バージョンに名前を付けます。
"3" や "3.2.2" のように数字でバージョンを整理したり、"Corvette" や "DeLorean" のように、コード名を使用したりすることができます。
オプションとして、開始日とリリース日、および説明を追加します。
[保存] を選択します。
テーブルでドラッグ アンド ドロップを使用してバージョンを並べ替えることができます。
プロジェクトにバックログがある場合:
バックログに進み、左側の [バージョン] パネルを選択します
適切なバージョンに課題をドラッグする
プロジェクトにバックログがない場合は以下に従います。
バージョンに追加する課題を開きます
[修正バージョン] フィールドに課題を追加するバージョンを入力します
入力したバージョンに課題が追加されます。課題に [修正バージョン] フィールドが表示されない場合、課題の最終フィールドの下にある [さらに表示] オプションをクリックします。それでも表示されない場合は、「画面の定義」を参照して画面にフィールドを追加してください。
Jira には 修正バージョンと影響するバージョンの両方のフィールドがあります。これらの違いは何でしょうか?
修正バージョン フィールドには作業中の課題がリリースされるバージョンが表示されます。課題でバグを修正し、その修正がバージョン 3.6.2 にリリースされる場合、修正バージョンは 3.6.2 です。[修正バージョン] フィールドにバージョン名を入力すると、そのリリース バージョンに課題が追加されます。
[影響するバージョン] フィールドにはバグなどの課題の影響を受ける製品のバージョン情報が表示されます。過去の複数のバージョンでバグが見つかった場合、これらのバージョンを [影響するバージョン] フィールドに追加できます。課題の [影響するバージョン] フィールドにバージョン名を入力してもそのバージョンに課題は追加されませんが、このフィールドを使用することで特定のバージョンに影響する課題を検索できるようになります。
開始日を指定した場合、バージョン レポートで使用されます。数週間 (または数ヶ月前) にバージョンの計画を立て、実際にはリリース日に近づくまで作業を開始しない場合、この開始日によって、より正確なバージョン レポートが得られます。
リリース済みとしてバージョンを作成すると、一部のレポートおよび課題フィールドのドロップダウンに影響が出ます。Jira を Bamboo と統合している場合は、Jira でバージョンをリリースする際に、Bamboo のビルドをトリガーして自動的に実行することができます。バージョンは、ビルドが適切に実行された場合にのみリリースされます。詳細は、「バージョンのリリース時に Bamboo のビルドを実行する」をご確認ください。
[リリース] または [バージョン] 画面で、リリースしたいバージョンを見つけます。
アクション メニュー [()] > [リリース] の順に選択します。
アクション メニュー [()] から [未リリース] を選択するだけで、バージョンのリリースを元に戻せます。
バージョンをアーカイブしてレポートやプロジェクトの他の部分から非表示にするには:
[リリース] または [バージョン] 画面で、アーカイブしたいバージョンを見つけます。
アクション メニュー [()] > [アーカイブ] の順に選択します。
アクション メニュー [()] から [アーカイブを戻す] を選択するだけで、バージョンのリリースを元に戻せます。
あるバージョンを別のバージョンにマージし、課題を対象のバージョンに移動させることができます。
バージョンをマージするには:
[リリース] 画面または [バージョン] 画面で、別のバージョンにマージしようとしているバージョンを見つけます。
アクション メニュー [()] > [マージ] の順に選択します。
ドロップダウンで、マージ先のバージョンを選択します。
[マージ] ボタンをクリックします。
[リリース] 画面または [バージョン] 画面で、編集するバージョンを探します。
アクション メニュー [()] > [編集] の順に選択します。
バージョンの名前、開始日、リリース日、および説明を編集します。
Save ボタンをクリックして設定を保存します。
[リリース] 画面または [バージョン] 画面で、編集するバージョンを探します。
アクション メニュー [()] > [削除] の順に選択します。
ここから、バージョンに関連付けられた課題に対する操作を指定できます。これらの課題を別のバージョンへ移動したり、削除したいバージョンへの参照を単純に削除したりします。
バージョンを再スケジュールすると、バージョンの順番の位置を変えることができます。[リリース] 画面または [バージョン] 画面で、バージョンを好きな順番の位置にドラッグ アンド ドロップして挿入します。
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