まずはじめに
HTTP リクエストの発行
自動化機能を使うと、Trello から外部システムに対して、GET、POST、PUT といった HTTP リクエストを送信できます。これは、Trello の自動化機能をさらに技術的に活用したい場合に便利です。メッセージやメールを送信するだけの場合は、コメント投稿アクションや、メール通知の送信アクションをお試しください。
POST または PUT リクエストを送信する
HTTP リクエストを送信する自動化の作成方法
自動化にトリガーを追加します。これにより、自動化アクションをトリガーする条件が決まります。
[コンテキスト] タブ (自動化ルール、カード ボタン、期限自動化用) または [その他] タブ (ボード ボタン、スケジュール自動化用) で HTTP リクエスト アクションを見つけます。
方法を選択してください(GET、POST TO、PUT TO)。
リクエストを送信する URL を追加してください。
アクションの横にあるプラスボタン (+) を選択して、自動化ルールにアクションを追加します。
自動化を保存します。
POST リクエストと PUT リクエストのカスタム ヘッダーを設定する
ペイロード付きまたはヘッダー付きを選択します。ヘッダー付きを選択すると、ペイロードも追加できます。
ヘッダーは JSON オブジェクトとして指定されます。次に例を示します。
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{"Content-Type": "text/plain", "X-My-Custom-Header": "My header value"}
POST と PUT の各リクエストに対するペイロードのコンテンツタイプは既定で application/json ですが、カスタム ヘッダーを指定することで上書きできます。
URL で使用される変数は有効な URL を作成するために URL に自動でエンコードされて、ペイロードで使用される変数は有効な JSON 文字列の一部になるように自動でエスケープされます。
返信を取得する
自動化によって HTTP リクエストを発行した後、結果は {httpresponse} 変数に格納されて、自動化にある以降のアクションの一部として使用できます。
応答が JSON オブジェクトの際は、この変数はオブジェクト内のプロパティを取得するためのアクセス表記を提供します (例: {httpresponse.myproperty})。
例:
次のカード ボタンの自動化は、GET リクエストで取得された JSON ファイルから抽出されたデータを含むコメントを投稿します。
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get url "https://example.com/movie-search?q={cardname}",
and post comment "Result count: {httpresponse.relatedMovies.length} \n\n First result: {httpresponse.relatedMovies[0].title}"
{httpresponse} 変数には次の内容が含まれます。
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{
relatedMovies:[
{title: 'Movie 1'},
{title: 'Movie 2'},
],
};
自動化が実行されると、次のコメントがカードに追加されます。
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