Cloud のサービス利用規約 - 変更の要約

Trello はアトラシアンの Cloud サービス利用規約に準拠します。変更内容についてご紹介するために、以前のサービス利用規約からの主な変更内容についてこの概要を用意いたしました。この概要は、すべての変更内容を説明するためのものではありません。クラウド サービス利用規約の全文をご確認ください。変更に関する質問がある場合は、FAQ をご確認ください。  

クラウド利用規約の要点

• 新しいフレームワーク

  • 構造。新しいクラウド利用規約には、一般的な規約、Trello 固有の規約、注文が含まれます。一般的な規約は、それぞれのお客様による Trello (および該当する場合はアトラシアンのその他のクラウド製品) の使用を管理する、一連の共通の規約を確立します。Trello 固有の規約は、Trello 独自の機能やプラクティスに対応しています。フレームワークの規約と内容が競合した場合は、それを優先します。注文には、価格、ユーザー数、その他の取引レベルに関する詳細といった、プランレベルの詳細が含まれます。  

  • 既存のポリシー。クラウド利用規約では、現在のプラクティスを反映してユーザーに共通の参照点を提供するために、運用とセキュリティのガイドや使用ガイドといった、Trello に関する既存の重要なドキュメントを参照しています。  

  • 新しいポリシー。サービス全体のプラクティスを合理化するため、Trello は、利用許諾に関するポリシーや著作権および商標侵害の報告に関するポリシーなど、アトラシアンのいくつかのポリシーに従います。現在の DMCA ポリシーは 2018 年 11 月 1 日に廃止されます。  

• 顧客、エンド ユーザー、管理者

  • 顧客とエンド ユーザー。顧客 (契約企業または契約者) とエンド ユーザー (顧客が Trello で招待または権限を付与したユーザー) は区別されます。ユーザーは特定のチームではエンド ユーザーであるが、個人的な使用に関しては顧客である場合があります。  

  • 有料プランの顧客を特定。ユーザーが、雇用者または他のエンティティによって管理されているメール アドレスをそのユーザーのプライマリまたは唯一のメール アドレスとして使用しながら、有料のチームを作成する (またはその管理者の役割を果たす) 場合は、そのユーザーのメール アドレスを管理する存在がそのチームに対応する顧客であると見なされます。 

  • エンド ユーザー向けのユーザー通知。アトラシアンのお客様は Cloud サービス利用規約の当事者です。エンド ユーザーが自身の責任について十分に確認できるように、クラウド利用規約にはユーザー通知が含まれます。ユーザー通知はエンド ユーザーに適用される、利用許諾に関するポリシーとプライバシー ポリシーを含む最適化された一連の規約です。また、管理者の権利や、プライバシー ポリシーに則って企業で自身のビジネス ドメインの制御性を行使する方法についても通知します。 

  • 管理者による制御。管理者はチームに対する重要な権利を持ちます。新しい規約には、管理者がユーザーを管理するために選択できる内容の情報が含まれます。  

• Trello の使用

  • 使用範囲。クラウド利用規約の下、お客様は一般に Trello を自身の業務や個人的な目的で使用できますが、転売の禁止などの使用制限やその他の条件が適用されます。 

  • 使用制限。上記のとおり、Trello の使用はアトラシアンの利用許諾に関するポリシーの対象です。新しい条件では、一連の標準的な使用制限を採用します。   

  • サードパーティ製 Power-Up。クラウド利用規約では、サードパーティ製 Power-Up はそのサードパーティの利用規約とポリシーに従うことを明記しています。 

• 終了

  • 相互終結権。アトラシアンは、正当な理由をもとに利用を終了する追加的な相互の権利を提供します。さらに、お客様はいつでも解約できます (アトラシアンのその他のクラウド製品と同様、Trello では最初の 30 日間の払い戻しを行います)。  

  • 契約終了の効果。新しい利用規約では、お客様が有効期限内にコンテンツをエクスポートするか、契約終了の効果についての情報を含めることを指定しています。  

• 機密性とセキュリティ

  • 相互守秘義務。アトラシアンのクラウド利用規約には相互守秘義務が含まれます。  

  • セキュリティ。新しい規約には、関連するセキュリティ規約を 1 か所にまとめたセキュリティ セクションが含まれます。また、ウィルス対策に関する保証が追加されました。

  • アトラシアンのデータ処理補遺。Trello とアトラシアンのその他のクラウド製品を網羅する共同の DPA (データ処理補遺) を提供して、GDPR (一般データ保護規制) に基づいたお客様の転送要求の実現をサポートします。この新しい共同 DPA は、現在の DPA の代わりに 2018 年 11 月 1 日に有効になります。 

• 責任条項
  
  

  • Trello の知的財産権補償。アトラシアンのクラウド利用規約には、条件を満たす有料プランのお客様に対する、特定の知的財産権請求についての新たな補償義務が含まれます。  

  • 相互の責任制限。相互の責任制限を提供するようになりました。通常、標準の責任限度額はその顧客が Trello に支払った過去 12 か月間の料金です。 

• その他の主な変更点

  • お客様情報の記載。アトラシアンの慣行に従って、お客様の情報をプロモーション資料に記載する場合があります。掲載を希望されない場合は、nomarketing@trello.com までメールでご連絡ください。

  • パートナー セールス。新しい利用規約には、ソリューション パートナーによる購入に関する規約が含まれます。

  • 政府に関する補遺。新しい規約では、アトラシアンの最新の政府に関する補遺が政府機関のお客様に適用されます。既存の政府に関する補遺は 2018 年 11 月 1 日に廃止されます。  

  • 利用規約への今後の変更。アトラシアンのクラウド利用規約は、今後の利用の変化に伴って強化される可能性があります。契約が変更された場合、特に有料プランを契約しているお客様は保護が強化される可能性があります。

  • 法への準拠。アトラシアンはカリフォルニア州に移転します。Trello とアトラシアンのその他のクラウド製品全体でプラクティスを最適化するために、新しい規約はカリフォルニア州法の対象となります。