自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
自動化は、Confluence Premium と Enterprise で利用できる新しい管理機能です。このコミュニティ投稿でのお知らせで詳細をご確認ください。
ルールは必ずアクション コンポーネントで終わります。アクションはルールに実行させたいこと、つまりルールが正常に実行された後に行われる処理です。
Confluence 自動化ルールが正常に実行される、つまり意図したとおりに 1 つ以上のアクションが実行されると、実行回数にカウントされます。ルールの実行が 1 か月あたり特定の回数に制限されているプランでは、使用状況を監視することが重要です。
Confluence Enterprise では、実行回数に制限はありません。
Confluence Premium は、ユーザー 1 名あたり毎月 1,000 回のルール実行に相当する合計回数に制限されています。
[Confluence の自動化とは何ですか?] の [使用状況] セクションを読んで詳細をご確認ください。
これらのアクションは Confluence 自動化に固有のもので、スペース (スペースの自動化) とサイト (グローバル自動化) を自動化するために利用できます。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、ページまたはブログ投稿の下部にページ コメントを追加します。
コメントをテキスト フィールドに入力します。
このアクションは、指定された場所に新しいページを公開します。
新しいページを公開するスペースと、その下にネストを作る親ページを選択 (または入力) します。既定のページ タイトルを更新して、ページ テンプレートを追加するオプションが用意されています (テンプレートがない場合、公開されるページはタイトルの付いた空白ページになります)。
公開される各ページのタイトルは一意である必要があります。このアクションでページを公開するたびに、タイトルの末尾に連番が追加されます。
または、スマート値によってそれぞれのタイトルを一意にできます。たとえば、日付変数を追加して、ページ タイトルに必ず公開した日時が入るようにできます。
ミーティング議事録 {{now}}
このアクションは、ページをページ ツリー (トリガーによる定義) から削除してアーカイブに保存します。
このアクションは、指定した場所に既存のページのコピーを公開します。ルールのトリガーによって、コピー元のページが定義されます (したがって、たとえばトリガーが「ページが編集されたとき」であれば、コピー元のページは編集されたページです)。
コピーを公開するスペースと、その下にネストを作る親ページを選択 (または入力) します。既定のページ タイトルを更新するオプションがありますが、スマート値によって必ず一意になります。
ページをコピーすると、チェックボックスをオフにしない限りそのラベルと表示/編集制限もコピーされます。ただし、コメント (ページとインラインの両方) と添付ファイルはコピーできません。
コピーする各ページのタイトルは一意である必要があります。初期設定で日付変数のスマート値が追加されるため、ページ タイトルには必ず公開された月/日/年が入ります。
タイトルを一意にするスマート値を削除すると、このアクションでコピーが公開されるたびにタイトルに連番が追加されます。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、ページまたはブログ投稿に 1 つ以上のラベルを追加します。
追加するラベルを選択 (または入力) します。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、1 つ以上のラベルをページまたはブログ投稿から削除します。
削除するラベルを選択 (または入力) します。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、特定のユーザーまたはグループをページまたはブログ投稿のウォッチャーとして追加または削除します。
追加するウォッチャーまたは削除するウォッチャーを選択 (または入力) します。
Automation for Jira をご利用の場合は、同じ一般アクションがいくつかあることにお気付きになるでしょう。設定方法は同様ですが、現在、異なる製品間では機能しません。本件はロードマップには記載されています。
このアクションは、自動メール メッセージを指定された受信者に送信します。
メール コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
[宛先:] フィールドに 1 人以上の受信者を入力します。
[Cc] または [Bcc] を選択して、必要に応じてフィールドと受信者を追加します。
テキスト フィールドに [件名] 行とメッセージの内容を入力します。
送信者情報を編集するには、[その他のオプション] を選択します。
[返信先:] フィールドは 1 つのメール アドレスに制限されています。複数のアドレスを追加した場合、返信はリストの最初のアドレスにのみに送信されます。
このアクションで送信できるメールの数には上限があります。
Automation サービスの制限に関する詳細についてご確認ください。
このアクションは Microsoft Teams メッセージをチャンネルに送信します。
Microsoft Teams コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
Microsoft Teams 用の着信 Webhook を作成します。
URL を適切なフィールドに貼り付けます。
自動メッセージのタイトルと内容をテキスト フィールドに入力します。
(オプション) メッセージに画像を追加するには、[その他のオプション] を選択します。
Microsoft Teams で自動化を使用する方法の詳細をご確認ください。
このアクションは Slack メッセージをチャンネルまたは個人に送信します。
Slack コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
Slack 用の着信 Webhook を作成します。
URL を適切なフィールドに貼り付けます。
自動メッセージをテキスト フィールドに入力します。
(オプション) 自分からのメッセージを受信しない場合は [送信者] をオフにします。
(オプション) 新しいチャンネルまたはユーザーを入力して、Webhook の初期設定を上書きします。
このアクションは、Twilio サービスによって SMS メッセージを送信します。
このアクションは、オンコール シナリオで SMS を利用するサービス チームで役立ちます。
Twilio メッセージング料金が適用されます。詳細は Twilio の SMS 料金表ページをご参照ください。
適切なフィールドに、有効な Twilio 電話番号を含む Twilio アカウント情報を入力します。[宛先:] フィールドに 1 人以上の受信者を追加します。自動メッセージをテキスト フィールドに入力します。
このアクションは、ルール実行時に発信 Web リクエストを送信して別のシステムに通知します。後続のアクションで使用できる応答データが返るように、このアクションを設定できます。
Web リクエスト本文は [空] のままにするか、カスタム データ形式を入力できます。
独自のスマート バリューを定義します。この値は、同一ルールの他のアクションや条件で使用できます。定義したスマート バリューには、他のスマート バリューや数学関数を含めることができます。
このアクションは、値を監査ログに記録します。
ログ アクションはルールのデバッグ時に役立ちます。
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