自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
11 月 1 日以降、Jira Cloud での自動化ルールがカウントされる方法と請求方法が変わります。これらの変更は、10 月 1 日以降に製品内でプレビューできるようになります。詳細はアトラシアン コミュニティの投稿をご確認ください。
自動化は、Confluence Premium と Enterprise で利用できる管理機能です。
ルールは必ずアクション コンポーネントで終わります。アクションはルールに実行させたいこと、つまりルールが正常に実行された後に行われる処理です。
Confluence 自動化ルールが正常に実行される、つまり意図したとおりに 1 つ以上のアクションが実行されると、実行回数にカウントされます。1 か月あたりのルールの実行が特定の回数に制限されているプランでは、使用状況を監視することが重要です。
Confluence Enterprise では、実行回数に制限はありません。
Confluence Premium は、ユーザー 1 名あたり毎月 1,000 回のルール実行に相当する合計回数に制限されています。
[Confluence の自動化とは何ですか?] の [使用状況] セクションを読んで詳細をご確認ください。
これらのアクションは Confluence 自動化に固有のもので、個々のスペース (スペースの自動化) または Confluence インスタンス全体 (グローバル自動化) のコンテンツの整理と管理に使用できます。
This action removes a page from the page tree (as defined by the trigger) and stores it in the archive.
This action transfers page ownership to the person you specify.
When this rule runs, it is transfering ownership on your behalf — as the admin who created the rule.
このアクションは、ページのコンテンツ ステータスを指定されたステータス (たとえば、「レビュー待ち」)に変更します。
コンテンツ ステータスはスペースごとに固有です。つまり、グローバル自動化を使用している場合、(ルール詳細にある) ルールのスコープを特定のスペースに設定して保存するまで、アクションはステータスを選択できません。スコープが保存されると、提案ステータスとカスタム ステータスの両方がオプションとして表示されます。
このアクションを使用するには、コンテンツ ステータスを有効にする必要があります。スペース管理者は、[スペース設定] > [スペースを管理] でステータスの設定を制御できます。
This action publishes a copy of an existing page in a designated location. The rule's trigger often defines the page that gets copied. (So, for example, if the trigger is “when a page is edited”, the edited page is the page that gets copied.)
Select (or type) which space to publish the copies in and, if you’d like, a parent page for them to nest under. You also have the option to update the default page title.
ページをコピーすると、チェックボックスをオフにしない限りそのラベルと表示/編集制限もコピーされます。ただし、コメント (ページとインラインの両方) と添付ファイルはコピーできません。
コピーする各ページのタイトルは一意である必要があります。初期設定で日付変数のスマート値が追加されるため、ページ タイトルには必ず公開された月/日/年が入ります。
タイトルを一意にするスマート値を削除すると、このアクションでコピーが公開されるたびにタイトルに連番が追加されます。
このアクションによってページが削除され、ゴミ箱に移されます。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。
This action moves a page, and any nested pages it may have, to another space you specify.
Select (or type) which space to move the page to. You also have the option to designate a page from the selected space as the parent of the page or nested group that is moving.
このアクションは、指定された場所に新しいページを公開します。
新しいページを公開するスペースと、その下にネストを作る親ページを選択 (または入力) します。既定のページ タイトルを更新して、ページ テンプレートを追加するオプションが用意されています (テンプレートがない場合、公開されるページはタイトルの付いた空白ページになります)。
公開される各ページのタイトルは一意である必要があります。このアクションでページを公開するたびに、タイトルの末尾に連番が追加されます。
または、スマート値によってそれぞれのタイトルを一意にできます。たとえば、日付変数を追加して、ページ タイトルに必ず公開した日時が入るようにできます。
ミーティング議事録 {{now}}
このアクションによって、ページの表示権限と編集権限が変更されます。
Select the permission you’d like to apply from the dropdown. If applicable, you’ll be prompted to enter the names of specific people and/or groups.
このアクションによってブログ投稿が削除され、ゴミ箱に移されます。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、ページまたはブログ投稿の下部にページ コメントを追加します。
コメントをテキスト フィールドに入力します。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、ページまたはブログ投稿に 1 つ以上のラベルを追加します。
追加するラベルを選択 (または入力) します。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、1 つ以上のラベルをページまたはブログ投稿から削除します。
削除するラベルを選択 (または入力) します。
このアクションは、トリガーによって定義されたとおりに、特定のユーザーまたはグループをページまたはブログ投稿のウォッチャーとして追加または削除します。
追加するウォッチャーまたは削除するウォッチャーを選択 (または入力) します。
(グローバル自動化のみ)
This action gives the specific people and/or groups you specify permission to create, archive, or delete spaces, pages, certain page components, or blogs.
Select (or type) the names of people or groups the action will give permission to. This action will, by default, give them permission to add (create) pages — but you can select different options in each dropdown.
This action removes a space from the Space Directory without fully deleting it, and stores it in a list of Archived Spaces.
これらのアクションにより、Confluence 自動化と Jira Software を接続し、Confluence でトリガーされたルールが Jira で何かを実現できるようになります。
Jira アクションはスペースの自動化とグローバル自動化の両方で使用できます。
Jira アクションには接続が必要です。自動化ルールを Jira Software インスタンスに接続することは、ソーシャル メディア アプリに写真へのアクセス権限を与えるようなものです。
ルール ビルダーで Jira アクションを選択すると、それらを接続するよう求められます。
このアクションは、Jira Software プロジェクトに新しい課題を作成します。
たとえば、特定の Confluence スペースでページが公開されたら、対応する Jira プロジェクトでそのページをレビューするタスクを作成するというルールを作成できます。
Jira アクションを設定するには、自動化ルールを Jira に接続する必要があります。ルール ビルダーで Jira アクションを選択するたびに、これを実行するよう求められます。
Jira 課題コンポーネントを設定するには、次の手順を実行します。
ルールに課題を追加する Jira プロジェクトを選択します。
作成する課題のタイプ (エピック、バグ、タスクなど) を選択します。
テキスト フィールドに課題の要約を入力し、課題に名前を付けます。
(ルールが適用されると、名前が重複しないように要約 ID 番号が自動的に追加されます)。
(オプション) テキスト フィールドに既定の説明を入力します。
(オプション) 既定として設定するその他のフィールドを選択 (または削除) します。
選択した課題の種類に応じて、異なる既定フィールドが表示される場合や、必須になる場合があります。
現在、一部のフィールドはサポートされていません。高度なフィールド編集を行うための追加フィールドを表示するには、[その他のオプション] を選択します。
Jira で課題を表示すると、ルールを作成した人が報告者として表示されます。
Automation for Jira をご利用の場合は、同じ一般アクションがいくつかあることにお気付きになるでしょう。設定方法は同様ですが、現在、異なる製品間では機能しません。本件はロードマップには記載されています。
このアクションは、自動メール メッセージを指定された受信者に送信します。
メール コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
[宛先:] フィールドに 1 人以上の受信者を入力します。
[Cc] または [Bcc] を選択して、必要に応じてフィールドと受信者を追加します。
テキスト フィールドに [件名] 行とメッセージの内容を入力します。
送信者情報を編集するには、[その他のオプション] を選択します。
[返信先:] フィールドは 1 つのメール アドレスに制限されています。複数のアドレスを追加した場合、返信はリストの最初のアドレスにのみに送信されます。
このアクションで送信できるメールの数には上限があります。
Automation サービスの制限に関する詳細についてご確認ください。
このアクションは Microsoft Teams メッセージをチャンネルに送信します。
Microsoft Teams コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
Microsoft Teams 用の着信 Webhook を作成します。
URL を適切なフィールドに貼り付けます。
自動メッセージのタイトルと内容をテキスト フィールドに入力します。
(オプション) メッセージに画像を追加するには、[その他のオプション] を選択します。
Microsoft Teams で自動化を使用する方法の詳細をご確認ください。
このアクションは Slack メッセージをチャンネルまたは個人に送信します。
Slack コンポーネントを設定するには、次の手順に従います。
Slack 用の着信 Webhook を作成します。
URL を適切なフィールドに貼り付けます。
自動メッセージをテキスト フィールドに入力します。
(オプション) 自分からのメッセージを受信しない場合は [送信者] をオフにします。
(オプション) 新しいチャンネルまたはユーザーを入力して、Webhook の初期設定を上書きします。
このアクションは、Twilio サービスによって SMS メッセージを送信します。
このアクションは、オンコール シナリオで SMS を利用するサービス チームで役立ちます。
Twilio メッセージング料金が適用されます。詳細は Twilio の SMS 料金表ページをご参照ください。
適切なフィールドに、有効な Twilio 電話番号を含む Twilio アカウント情報を入力します。[宛先:] フィールドに 1 人以上の受信者を追加します。自動メッセージをテキスト フィールドに入力します。
このアクションは、ルール実行時に発信 Web リクエストを送信して別のシステムに通知します。後続のアクションで使用できる応答データが返るように、このアクションを設定できます。
Web リクエスト本文は [空] のままにするか、カスタム データ形式を入力できます。
独自のスマート バリューを定義します。この値は、同一ルールの他のアクションや条件で使用できます。定義したスマート バリューには、他のスマート バリューや数学関数を含めることができます。
このアクションは、値を監査ログに記録します。
ログ アクションはルールのデバッグ時に役立ちます。
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