Jira Automation のルールをインポート/エクスポートする

Jira Cloud では、自動化ルールのインポートとエクスポートのオプションがあります。これは、Jira Cloud サイト間でのデータの移動または Jira Server から Jira Cloud へのチームの移行に便利です。

はじめる前に

自動化ルールをインポートおよびエクスポートするには、グローバル管理者である必要があります。グローバル権限の詳細をご覧ください

自動化ルールを JSON ファイルにエクスポートする

Jira Automation を使用すると、すべての自動化データを 1 つのファイルに簡単にエクスポートできます。

  1. Jira の設定で、[システム] > [自動化ルール] を選択します。グローバルな自動化画面に移動します。

  2. 右上隅にある [] > [ルールをエクスポート] を選択します。これによって、すべてのグローバルおよびプロジェクト スコープ自動化ルールを含む JSON ファイルがダウンロードされます。

Jira Cloud サイトに自動化ルールをインポートする

自動化ルールのインポート時に注意すべき事項

  • Server から Cloud: ルールを Automation for Jira Server から Jira Cloud に移行したあとは、ルールの再設定が必要になる場合があります。特に、ステータス、課題タイプ、またはフィールドとカスタム フィールドなど、Jira インスタンスに固有のデータが正しくマッピングされない可能性が高いため、これらのルールを再設定する必要があります。自動化ルールのインポートとエクスポートは、1 対 1 の移行、つまり 1 つの Jira Server または Data Center から 1 つの Jira Cloud サイトへの移行でのみ機能することに注意してください。この方法は、複数のインスタンスを単一または複数の Jira Cloud サイトにフェデレート (1 対多) または統合 (多対 1) する場合にはサポートされません。

  • Cloud から Cloud: Jira Cloud サイト間で移行する場合もルールを再設定する必要がありますが、この場合は成功する可能性がより高くなります。

  • ファイル制限: JSON ファイルは 5MB 以下でなければなりません。ファイルが大きすぎる場合は、ルールを複数のセグメントにエクスポートできます。

 

JSON ファイルがあれば、その自動化データを任意の Jira サイトにインポートできます。

  1. Jira の設定で、[システム] > [自動化ルール] を選択します。グローバルな自動化画面に移動します。

  2. 右上隅にある [] > [ルールをインポート] を選択します。

  3. [Upload JSON (JSON をアップロード)] を選択するか、JSON ファイルを点線の内側の領域にドラッグ アンド ドロップします。

  4. インポートしたいルールと各ルールのプロジェクト範囲を選択します。

  5. オプション: [Import rule owners (ルールの所有者をインポート)] を選択して、ルールの所有者をファイルからインポートします。これが選択されていない場合、ルールをインポートした人がルールの所有者としてリストされます。

    • Server/Data Center からインポートする場合: Cloud では異なるため、ルールの所有者のアカウント ID を手動で変更する必要があります。

      Cloud からインポートする場合: JSON ファイルの変更は不要です。ただし、それらのユーザーが Jira Cloud サイトに存在することを確認する必要があります。

  6. インポートを完了するには、[Let's do this (これを行う)] を選択します。

インポートされたすべてのルールはデフォルトでは無効になっており、使用するには有効にする必要があります。同じ名前のルールが既に存在する場合、インポートされたルールの名前は Copy of [ルール名] になります。

さらにヘルプが必要ですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。