自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
自動化は、Confluence Premium と Enterprise で利用できる新しい管理機能です。このコミュニティ投稿でのお知らせで詳細をご確認ください。
スマート値は動的な変数であり、これを使用することで、ルールをよりフレキシブルに設定できます。それぞれのスマート値は、二重中括弧内のドット表記と呼ばれる特定の構文で構成されています。これは階層として記述されます。最上位のオブジェクトから始まり、そのオブジェクトのプロパティである {{object.property.subProperty}} が続きます。マルチワード プロパティでは、先頭は小文字で始まり区切りを大文字にするキャメルケースが使用されることにご注意ください。
特定のスマート値が何をするのかを理解しようとする際は、英語として後ろから読むことで分かりやすくなります。次に例を示します。
{{page.title}} は「the title of the page (ページのタイトル)」を意味します (ルール コンポーネントに関連します)。
{{page.parent.title}} は「the title of the parent (of the relevant) page (関連するページの親のタイトル)」です。
現在、Confluence 自動化ルールで使用できるスマート値のリストを次に示します。このリストは、オブジェクトごとにグループ化され、そのオブジェクトで利用できるプロパティでソートされています。すべてのオブジェクトが同じプロパティを持っているわけではありません。
Confluence のオブジェクトには次のものが含まれます。
スマート値では大文字と小文字が区別されます。マルチワード プロパティでは、先頭は小文字で始まり区切りを大文字にするキャメルケースが使用されます。
{{space.url}} – 特定のスペースの概要への URL リンク
{{space.id}} – スペースを一意に識別する ID 番号
{{space.key}} – スペースの一意の識別子として機能する URL 内のキーワード
例: http://ja.confluence.atlassian.com/wiki/spaces/KEYWORD/pages
{{space.name}} – スペースの名前
{{space.isPersonal}} – ブール値: スペースが個人用スペースの場合は真を返して、そうでない場合は偽を返します。これは、個人用スペースをグローバル ルールから除外する場合などに便利です。
{{content.type}} – 関連するコンテンツの種類を「ページ」または「ブログ投稿」のいずれかとして識別
自動メッセージの例: 「この {{content.type}} をご確認ください」
{{page.url}} – 特定のページへの URL リンク
{{page.parent.url}} – ページの親ページへの URL リンク
{{blogpost.url}} – 特定のブログ投稿への URL リンク
{{content.url}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツへの URL リンク
{{page.id}} – ページを一意に識別する ID 番号
{{page.parent.id}} – ページの親ページを一意に識別する ID 番号
{{blogpost.id}} – ブログ投稿を一意に識別する ID 番号
{{content.id}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを一意に識別する ID 番号
{{page.title}} – ページの公開タイトル
{{page.parent.title}} – ページの親ページの公開タイトル
{{blogpost.title}} – ブログ投稿の公開タイトル
{{content.title}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツの公開タイトル
{{cqlResult.title}} – CQL クエリの一部として返されるコンテンツの公開タイトル。
これは、[CQL 結果ごと (関連エンティティ)] ブランチを設定する場合などに便利です。
{{page.author.fullName}} – ページを最初に公開したユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{page.author.publicName}} – ページを最初に公開したユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{blogpost.author.fullName}} – ブログ投稿を最初に公開したユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{blogpost.author.publicName}} – ブログ投稿を最初に公開したユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{content.author.fullName}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開したユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{content.author.publicName}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開したユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{page.author.emailAddress}} – ページを最初に公開したユーザーのメール アドレス
{{blogpost.author.emailAddress}} – ブログ投稿を最初に公開したユーザーのメール アドレス
{{content.author.emailAddress}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開したユーザーのメール アドレス
{{page.author.timeZone}} – ページを最初に公開したユーザーのタイム ゾーン
{{blogpost.author.timeZone}} – ブログ投稿を最初に公開したユーザーのタイム ゾーン
{{content.author.timeZone}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開したユーザーのタイム ゾーン
{{page.author.accountId}} – ページを最初に公開したユーザーのアカウント ID 番号
{{blogpost.author.accountId}} – ブログ投稿を最初に公開したユーザーのアカウント ID 番号
{{content.author.accountId}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開したユーザーのアカウント ID 番号
形式の修飾子を追加することで、日付スマート値の形式を制御できます。
{{page.dateFirstPublished}} – ページを最初に公開した日付
{{page.dateLastUpdated}} – ページを最後に更新した日付
{{blogpost.dateFirstPublished}} – ブログ投稿を最初に公開した日付
{{blogpost.dateLastUpdated}} – ブログ投稿を最後に更新した日付
{{content.dateFirstPublished}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最初に公開した日付
{{content.dateLastUpdated}} – ページまたはブログ投稿にかかわらず、コンテンツを最後に更新した日付
{{page.labels}} – ページ上のすべてのラベルに対する URL リンクのリスト
{{labels.url}} もご参照ください
{{content.status}} – 上部のコンテンツ ステータスに表示されるページやブログ投稿の進捗 (例: 大まかな下書き、進行中、レビュー待ち)。
この値によって何かを返すためには、推奨ステータスやカスタム ステータスをオンにする必要があります。管理者はスペース設定でコンテンツのステータスを管理できます。
{{content.state}} – ページまたはブログ投稿の公開状態: 下書き、最新、アーカイブ済み、削除済みのいずれか
{{comment.url}} – 特定のページまたはインライン コメントへの URL リンク
{{comment.id}} – ページまたはインライン コメントを一意に識別する ID 番号
{{comment.body}} – ページまたはインライン コメントに含まれるメッセージ本文
{{comment.author.fullName}} – コメントを記入したユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{comment.author.publicName}} – コメントを記入したユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{comment.author.emailAddress}} – コメントを記入したユーザーのメール アドレス
{{comment.author.timeZone}} – コメントを記入したユーザーのタイム ゾーン
{{comment.author.accountId}} – コメントを記入したユーザーのアカウント ID 番号
形式の修飾子を追加することで、日付スマート値の形式を制御できます。
{{comment.dateAdded}} – コメントがページに追加された日付
{{comment.dateLastEdited}} – コメントが最後に編集された日付
{{task.id}} – 特定のタスク (アクション アイテム) を一意に識別する ID 番号
{{task.contentId}} – 特定のタスクがあるページを一意に識別する ID 番号
{{task.body}} – 割り当て、担当者、期限を含むタスクのメッセージ本文
{{task.creator.fullName}} – ページにタスクを追加して、誰かに割り当てたユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{task.creator.publicName}} – ページにタスクを追加して、誰かに割り当てたユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{task.assignee.fullName}} – タスクが割り当てられたユーザー (@ メンション) の姓名
{{task.assignee.publicName}} – タスクが割り当てられたユーザー (@ メンション) の公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{task.creator.emailAddress}} – ページにタスクを追加して、誰かに割り当てたユーザーのメール アドレス
{{task.assignee.emailAddress}} – タスクが割り当てられたユーザー (@ メンション) のメール アドレス
{{task.creator.timeZone}} – ページにタスクを追加して、誰かに割り当てたユーザーのタイム ゾーン
{{task.assignee.timeZone}} – タスクが割り当てられたユーザー (@ メンション) のタイム ゾーン
{{task.creator.accountId}} – ページにタスクを追加して、誰かに割り当てたユーザーのアカウント ID 番号
{{task.assignee.accountId}} – タスクが割り当てられたユーザー (@ メンション) のアカウント ID 番号
形式の修飾子を追加することで、日付スマート値の形式を制御できます。
{{task.dueDate}} – タスクの期限
{{task.dateLastEdited}} – タスクを最後に更新した日付
{{task.status}} – タスクの進捗 (完了または未完了)
{{user.fullName}} – ユーザーの姓名 (Atlassian アカウント プロファイルの「フルネーム」)
{{user.publicName}} – ユーザーの公開名 (コミュニティなど、公開されているアトラシアン フォーラムで使用している名前またはハンドル名)
{{user.emailAddress}} – ユーザーのメール アドレス
{{user.timeZone}} – ユーザーのタイム ゾーン
{{user.accountId}} – ユーザーのアカウント ID 番号
{{label.url}} – 特定のラベルへの URL リンク
{{labels.url}} – 追加または削除されたすべてのラベルの URL リンクのリスト
{{page.labels}} もご参照ください
{{label.id}} – 特定のラベルを一意に識別する ID 番号
{{labels.id}} – 追加または削除されたすべてのラベルの ID 番号のリスト
{{label.contentId}} – 特定のラベルがあるページまたはブログを一意に識別する ID 番号
{{label.name}} – ラベル名
{{labels.name}} – 追加または削除されたすべてのラベルの名前のリスト
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