自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
スマート バリューを使用すると、Jira 内部の課題データにアクセス、操作できます。それによって、ルールの大幅な強化、複雑化が可能になります。大半のケースでは、利用可能な関数リストからスマート バリューを選択できます。
インスタンスが大幅にカスタマイズされている場合、REST API で適切なスマート バリューを検索する必要があります。
構文は Jira の課題の JSON 表現に従います。この表現には、Jira Cloud の REST API を使用してアクセスできます。
データを読みやすくするためには、JSON データをフォーマットする拡張機能やツールのダウンロードを検討してください。
次の URL から、課題の JSON 表現を確認してください:
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https://<yourinstanceurl>/rest/api/2/issue/<issuekey>?expand=names
課題フィールドのスマート値を見つけるには、以下を行います。
ルールに表示したいフィールド値まで移動し、そのフィールドをクリックします。
フッターに表示されているドット表記をコピーします。
この例では、優先度フィールドが選択されて、スマート バリューが {{issue.fields.priority.name}} と表示されます。ただし、fields セクションは必須ではないので、このスマート バリューを {{issue.priority.name}} または単に {{priority.name}} に短縮できます。
課題の JSON を表示する際にパラメーター ?expand=names を使用すると、出力の最初にガイドが表示されます。
以下の例では、フィールド Cascade List はカスタム フィールドで、フィールド名が表示されていません。
{{customfield_10034.value}} を使用して、このフィールドをスマート バリューで参照できます。また、スマート バリューを読みやすくするために、customfield_10034 をフィールドの名前 {{Cascade List.value}} に置き換えられます。
スマート バリューの戻り値をテストするために [手動] トリガーを [ログ] アクションと併用します。結果は以下のように監査ログに表示されます。
デバッグのルールと、スマート値についての詳細は、こちらからご確認ください。
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