自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
自動化は、Confluence Premium と Enterprise で利用できる管理機能です。
ルールは必ずトリガー コンポーネントで始まります。このトリガーが一連のルールの実行を促します。
Confluence では「新しいページが公開された際」などの製品ベースのイベントや「火曜日の午前 10 時」などの時間ベースのイベントがトリガーになる場合があります。
スペース自動化をご利用の場合は、ご利用のスペースでトリガー・イベントが発生するたびにルールが実行されます。グローバル自動化をご利用の場合は、Confluence インスタンスの任意のスペース、または指定したスペースでトリガー・イベントが発生するたびに実行されます。
これらのトリガーは Confluence 自動化に固有のもので、個々のスペースを自動化する (スペースの自動化) ため、または複数のスペースを一度に自動化する (グローバル自動化) ために利用できます。
このトリガーは、ページがアーカイブされるたびにルールを実行します。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。ブログはアーカイブできません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、ページにページまたはインライン コメントが追加されるたびにルールを実行します。
これには、既存のコメントが編集された際は含まれません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
{comment}
このトリガーは、コピーされたページが公開されるたびにルールを実行します。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。ブログはコピーできません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、ページが削除される (つまり、ごみ箱に移される) たびにルールを実行します。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。現時点では、「ブログが削除されました」トリガーは存在しません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、既存のページへの編集がアップデートとして公開されるたびにルールを実行します。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。現時点では、「ブログが編集されました」トリガーは存在しません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
既定の状態では、このトリガーはページにラベルが追加されるたびにルールを実行します。
ドロップダウンから特定のラベルを選択して設定するオプションがあります。複数のラベルを追加する場合は、ラベルのいずれかが追加されるたびにルールがトリガーされます。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
{{label}}
このトリガーは、ページが移動されるたびにルールを実行します。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです。現時点では、「ブログが移動されました」トリガーは存在しません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、ページの所有権が譲渡されるたびにルールを実行します。
既定では、ページの作成者が所有者になります。ただし、現在のページ所有者、スペース管理者、または Confluence 製品の管理者は、ページの所有権をそのページの編集権限を持つどのユーザーにでも譲渡できます。ブログの所有権は譲渡できません。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、新しいページが作成されて公開されるたびにルールを実行します。
これには、下書き (まだ公開されていない)、他のページからコピーされたページ (「ページをコピーしました」トリガーを参照)、ページが編集された後のアップデート (「ページを編集しました」トリガーを参照) は含まれません。
ここで言う「ページ」は「ブログ」とは異なるコンテンツ タイプです (「ブログを公開しました」トリガーを参照)。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、ページのコンテンツ ステータスが指定したステータス (「レビュー待ち」など) に変更されるたびにルールを実行します。
コンテンツ ステータスはスペースごとに固有です。つまり、グローバル自動化を使用している場合、(ルール詳細にある) ルールのスコープを特定のスペースに設定して保存するまで、トリガーはステータスを選択できません。スコープが保存されると、提案ステータスとカスタム ステータスの両方がオプションとして表示されます。
このトリガーを使用するには、コンテンツ ステータスを有効にする必要があります。スペース管理者は、[スペース設定] > [スペースを管理] でステータスの設定を制御できます。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
{{priorContentStatus}}
このトリガーは、添付ファイル (画像など) がページに追加されるたびにルールを実行します。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
{attachment}
このトリガーは、ページの添付ファイル (画像など) が削除される (つまり、ごみ箱に移される) たびにルールを実行します。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
{attachment}
このトリガーは、選択したデータ分類レベルをページまたはブログに誰かが追加したときにルールを実行します。組織で利用可能な任意のデータ分類レベルから選択するか、スペースの既定の分類レベルを使用します。
このトリガーは、タスクが任意のページでいずれかのユーザーに割り当てられるたびにルールを実行します。
ドロップダウンから特定のユーザーやグループを選択してこのトリガーを設定するオプションが用意されています。その他の場合は、タスクがユーザーに割り当てられるたびにルールがトリガーされます。タスクは、 アクション アイテムでユーザーをメンションすることで割り当てられます。
スマート値
{{page}} *
{{blogpost}} *
{{content}}
{{space}}
{{task}}
*- これらのスマート値があるかどうかは、ページとブログ投稿のどちらからトリガーされたかによって異なります。
このトリガーは、任意のページでタスクのステータスが変わるたびにルールを実行します。
ドロップダウンでステータスを「完了」(つまり、チェックが付いている) または「未完了」(つまり、チェックが付いていない) に指定して、このトリガーを設定するオプションが用意されています。その他の場合は、ページでタスクのチェックが付いたり外れたりするたびにルールがトリガーされます。
スマート値
{{page}} *
{{blogpost}} *
{{content}}
{{space}}
{{task}}
*- これらのスマート値があるかどうかは、ページとブログ投稿のどちらからトリガーされたかによって異なります。
このトリガーは、ブログ投稿にインラインまたはページのコメントが追加されるたびにルールを実行します。
これには、既存のコメントが編集された際は含まれません。
スマート値
{{blogpost}}
{{content}}
{{space}}
{comment}
既定の状態では、このトリガーはブログ投稿にラベルが追加されるたびにルールを実行します。
ドロップダウンから特定のラベルを選択して設定するオプションがあります。複数のラベルを追加する場合は、ラベルのいずれかが追加されるたびにルールがトリガーされます。
スマート値
{{blogpost}}
{{content}}
{{space}}
{{label}}
このトリガーは、新しいブログ投稿が公開されるたびにルールを実行します。
これには、下書き (まだ公開されていない) や、ブログが編集された後のアップデートは含まれません。現時点では、「ブログが編集されました」トリガーは存在しません。
スマート値
{{blogpost}}
{{content}}
{{space}}
このトリガーは、添付ファイル (画像など) がブログに追加されるたびにルールを実行します。
スマート値
{{blogpost}}
{{content}}
{{space}}
{attachment}
このトリガーは、ブログの添付ファイル (画像など) が削除される (ごみ箱に移される) たびにルールを実行します。
スマート値
{{blogpost}}
{{content}}
{{space}}
{attachment}
このトリガーは、新しいホワイトボードが作成されるたびにルールを実行します。
これには、コピーされたホワイトボードや、編集時に更新されたホワイトボードは含まれません。ページとは異なり、ホワイトボードには「公開」アクションがないため、ホワイトボードが作成されるとすぐに実行されます。
このトリガーは、新しいデータベースが作成されるたびにルールを実行します。
これには、コピーされたデータベースや、編集時に更新されたデータベースは含まれません。ページとは異なり、データベースには「公開」アクションがないため、データベースが作成されるとすぐに実行されます。
スマート値
{{database}}
{{space}}
このトリガーは、新しいスマート リンクがコンテンツ ツリーに追加されるたびにルールを実行します。
スマート値
{{smartlink}}
このトリガーは、コンテンツ ツリー内のスマート リンクが編集されるたびにルールを実行します。
スマート値
{{smartlink}}
このトリガーは、ユーザーが特定のグループに追加されるたびに実行されます。
スマート値
{{userAdded}}
{{グループ}}
初期設定の状態では、このトリガーはユーザーまたはグループがページまたはブログ投稿 (コメントを含む) でメンションされた場合にルールを実行します。
ドロップダウンから特定のユーザーやグループを選択して設定するオプションがあります。複数のユーザーやグループを追加する場合は、選択したユーザーまたはグループのいずれかがメンションされるたびにルールがトリガーされます。
スマート値
{{page}} *
{{blogpost}} *
{{content}}
{{space}}
{{user}}
{{comment}} *
*- これらのスマート値があるかどうかは、ページ、ブログ投稿、コメントのどれからトリガーされたかによって異なります。
(グローバル自動化のみ)
このトリガーは、スペースがアーカイブされるたびにルールを実行します。
スマート値
{{space}}
このトリガーは、新しいスペースが作成されるたびにルールを実行します。
スマート値
{{space}}
ユーザーは任意のページに スマート ボタンを作成して 、手動でルールをトリガーできます。
このトリガーでは、公開されたページの上部にある自動化メニュー (稲妻アイコン) からユーザーがルールを選択するとルールが実行されます。
自動化メニューはブログでは利用できません。
既定の状態では、このトリガーにより、スペースにアクセスできるユーザーなら誰でも自動化メニューからルールを表示して実行できます。これは必ずしも管理者に限ったことではなく、チームメイトはページ上のアクションを簡単に自動化できます。
ルールを表示して実行できるユーザーを制限するには、トリガーのドロップダウンから特定のユーザーやグループを選択します。
ルールを実行する前にユーザーが自分でルールの一部を設定する必要がある場合は、[Prompt for input (入力を促す)] チェックボックスをオンにして、テキストフィールドやチェックボックスなどを追加してください。
手動トリガーはルールのテストとデバッグにも使用できます。
手動トリガーでのルールのテストに関する詳細はこちらをご確認ください。
スマート値
{{page}}
{{content}}
{{space}}
Automation for Jira をご利用の場合は、[スケジュール設定済み] や [着信 Webhook] など、同じ一般トリガーがいくつかあることにお気付きになるでしょう。
このトリガーは、設定した繰り返し時間にルールを実行します。
ドロップダウンによって基本設定を追加するか、[詳細] タブの cron 式によって微妙なタイミングを秒単位で制御します。
cron 式はスペースで区切られた値の文字列で構成されており、秒、分、時、月の日にち、曜日、年を表します。
Jira とは異なり、[スケジュール設定済み]トリガーは Confluence のクエリはサポート対象外です。
スケジュール設定済みのルールが実行に 10 回連続で失敗すると (自動化監査ログで [失敗] ステータスになります)、自動で無効になります。
このトリガーは、指定の Webhook URL に HTTP POST が送信された際にルールを実行します。
Webhook はサードパーティが自動化ルールをトリガーする手段です。
このトリガーを設定する際に、サード パーティ アプリの発信 Webhook 構成に追加したりカスタム スクリプトから HTTP POST リクエストを実行したりできる、固有の URL を受け取ります。
{{webhookData}} スマート バリューを使用して、Webhook が提供するカスタム データをルール内で参照できます。
This trigger runs your rule whenever a content scanning alert is generated. Guard Detect generates an alert when someone updates a Confluence page containing certain types of sensitive data, such as credentials, financial, or identity data.
To configure this trigger you need to be an Organization admin or Guard Detect admin and your organization must have an Atlassian Guard Premium subscription.
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