自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
自動化ルールを設定する際は、ルールの別のセクションを作成して関連する課題にアクションを実行できます。これは分岐と呼ばれます。Jira Cloud Automation で利用できるブランチのタイプを以下に示します。詳細については、「ルール分岐とは?」をご確認ください。
関連する課題ブランチでは、ルールをトリガーした課題に関連する課題に対してアクションを実行できます。たとえば、課題が [完了] に移動したときにトリガーされるルールがあれば、その課題のサブタスクにコメントを追加します。
ルールでは [課題を作成] と [課題を複製] の各アクションを使用して、課題を作成できます。こうして新規作成された課題において同じルール内でコメントの追加やサブタスクの作成などのさらなるアクションを実行する場合は、関連する課題ブランチが必要です。
これは、ルールの主要ブランチが常に作成済み課題でなくトリガー課題に適用されるためです。たとえば、課題にコメント アクションを追加する前に課題を作成アクションを実行しても、コメントは作成済み課題でなくトリガー課題に追加されます。
これに対応するには、作成されたすべての課題に対するブランチを新しく作成し、新しく作成した課題に対してアクションを実行できるようにします。
あるいは単一の課題のみにアクションが必要な場合は [関連する課題] 条件 (最後に作成された課題) を使用できます。
複数の課題 (4 件のサブタスクなど) に対するブランチは同時に実行され、必ずしも次のブランチの開始前に前のブランチが完了するわけではありません。そのため、ブランチ間の変更に依存することはできません。
複数の課題上のブランチは新規プロセスとして実行され、メインブランチはサブブランチが開始するまで実行を続けます。
高度な分岐によって、スマート値を入力してその値に対してオブジェクトとしてアクションを実行できます。たとえば、スマート値 {{triggerissue.comments.body}} を入力すると、ブランチは課題に関する各コメントに対してアクションを実行できるようになります。
Jira Service Management でのみご利用になれます。AQL でブランチを作成すると、スキーマを選択して AQL クエリを入力し、クエリによって返されたオブジェクトに対してアクションを実行できます (オブジェクト最大 50 個まで)。
アクション設定時に、{{object}} スマート値を使用して各オブジェクトの詳細にアクセスできます。アセット スマート値の詳細についてご確認ください。
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