自動化監査ログとは

ルールがトリガーされるたびに、管理者が監査できるデータのログが保存されます。このログでは、ルールがトリガーされた日時や、実行のステータス、ルールが実行を試みた各ステップの詳細を確認できます。

監査ログのアクティビティを確認することは、ルールをデバッグする効果的な方法です。

自動化の監査ログには、過去 90 日間のアクティビティが保存されます。古いエントリは自動的に削除され、復元できません。

Jira Automation の監査ログ。ルールの正常実行が 2 件、エラーが 1 件、設定変更が 1 件示されています。

管理者は個別のルールの監査ログを表示したり、スペースやアプリ内のすべてのルールの最近のアクティビティのテーブルを表示したりできます。

監査ログの各ルール実行には以下が表示されます。

  • 日時: ルールがトリガーされた日時

  • 監査ログ ID: 特定のルール実行に対する一意の識別番号

  • ルール: ルールの名前

  • ステータス: ルール実行の結果

  • 合計時間: ルールの合計実行時間 + 処理時間

各ログを展開して、ルール内の各ステップの詳細と実行時間を表示できます。

処理時間は表示されません。処理時間を計算するには、ルールの各ステップの実行時間を合計し、監査ログ テーブルの合計時間から差し引きます。

処理時間が長くなる原因となるシナリオをいくつか紹介します。

  • ルールには遅延アクションがあります。ルールが一時停止される時間の長さは、実行時間ではなく処理時間としてカウントされます

  • ルールには Web リクエストの送信アクションがあります。Web リクエストの待機時間は処理時間としてカウントされます

  • ルールでは、動作が遅い外部システムとの連携が必要です

  • ルールには複数のブランチがあります。ブランチは同時に実行されますが、処理時間に対してはそれぞれ別々にカウントされます

3 つのブランチがそれぞれ 1 分で実行される場合、1 分しか経過していなくても、合計処理時間は 3 分になります。

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