自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
ルールが期待どおりに動作しない場合のトラブルシューティングや問題解決には、以下の情報が役立ちます。
ルールが失敗した際は、監査ログの確認が最初のステップです。監査ログを確認する際は、次の手順に従います。
表示されているエラーを確認します。エラーがある場合、問題の修正方法に関する提案や説明がありますか?
あるはずのエントリが表示されていない場合は、トリガーを正しく設定していないか、トリガーにフィルターが設定されており、そのフィルターが期待どおりにふるまっていないかのいずれかです。
監査ログの編集内容を、製品で見つけられる履歴情報 (Jira の課題履歴や Confluence のページ履歴など) と比較します。
[ログ] アクションでは、スマート バリューを含む監査ログに値が追加されます。これは、複雑なスマート バリュー機能をテストする際に便利です。
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Log message:
This should evaluate to 2: {{#=}}1 + 1{{/}}
デバッグを使用
[ログ] アクションを使用するには、ルールに別のコンポーネントを追加する必要があります。{{#debug}} 関数によって、これを回避できます。
スマート バリューをデバッグ タグで囲うことで、スマート バリューを通常のように処理できます。また、監査ログ内に値を表示することで、より役立つ情報が確認できます。
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{{#debug}}{{#=}}1 + 1{{/}}{{/}}
このルールを実行すると、監査ログには次の項目が含まれるようになります。
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Debug message
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テストの前に元のルールをコピーしてから無効にすると、変更しても簡単に元のルールに戻ることができます。
手動トリガー (Jira のみ) を使用すると、課題からルールをいつでも実行できます。また、スケジュールされたトリガーを使用して、テスト目的でルールを実行することもできます。
値を入力するアクションをテストするときは、スマート値 {{now}} を使用して現在の時刻を含めます。これによって、いつ編集が行われたのかと、値が変更されたかどうかがわかります。
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