自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
[課題をトランジション] アクションでは、自動化ルールによって課題を自動でトランジションできます。
ただし、自動化を使用して課題をトランジションする際には、次のエラーが発生する場合があります。
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No transitions to specified status could be found for issues.
このエラー メッセージは、そのステータスが存在しないことを意味する場合もありますが、多くの場合、別の何かを示唆しています。
課題をトランジションするためにルールを作成する場合、そのトランジションはプロジェクトのワークフローに従う必要があります。ワークフローでの作業の詳細をご覧ください。
バグの調査と処理をするには次のワークフローに従います。このワークフローでは課題をトランジションアクションで実行できることが制限されます。
たとえば、バグが重複したときにコメントし、"Done" ステータスにトランジションさせてバグをクローズする手動トリガーのルールがあるとします。課題が "Awaiting triage" ステータスにあると次に進めるのは "Under investigation" ステータスのみであるため、このルールはうまく実行できません。
このステータスの課題でルールを実行すると、エラー ステータスで終わることになります。
ただし、このルールは、[調査中] および [進行中] の課題に対しては、ワークフローにおいてステータスが [完了] に変わるため、適切に適用されます。
ルール アクターはルールを実行するユーザーです。このユーザーは、ルールをトリガーしてそれによって実行されるすべてのアクションを完了する権限を持っている必要があります。ルール アクターの詳細をご確認ください。
先ほどの例の、[開発用に選択] から [進行中] へのトランジションの詳細を確認すると、開発者グループのメンバーのみがトランジションを実行できるように条件付けられていることがわかります。
自動化アプリ ユーザー ルールの行為者は、これらのユーザー グループに追加できません。適切な権限を付与するには、すべてのトランジション条件でプロジェクト ロールを構成する必要があります。デフォルトでは、自動化ルールの行為者のロールは atlassian-addons-project-access です。
Jira Automation テンプレート ライブラリで、Jira Automation の他のユース ケースをご確認ください。
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