ルールで自動化コンポーネントを使用する
自動化によってチームがプロセスとワークフローを自動化できるようにして、手動の繰り返しタスクを取り除けます。アトラシアンのシンプルなルール ビルダーによって強力な自動化ルールを設定して、最も複雑なシナリオにも対応できます。
ルールによって、設定した条件に基づいてシステム内のアクションを自動化できます。自動化ルールは次の 3 つのコンポーネントで構成されます。
トリガー コンポーネント
すべてのルールはトリガーで開始します。トリガーはルール実行のきっかけとなり、コメントが追加されたときなど、Atlassian Cloud 製品内のイベントをリッスンします。
Jira Cloud または Confluence Cloud で利用可能なトリガーを表示
アクション コンポーネント
アクションによってルールが実際に実行されます。これによって、タスクを自動化して、サイト内に変更を加えられます。課題の編集、通知の送信、Confluence ページの作成など、数多くのタスクを実行できます。
Jira Cloud または Confluence Cloud で利用可能なアクションを表示
条件コンポーネント
条件により、ルールのスコープを狭めることができます。実行を続行するには、条件をルールに合わせる必要があります。たとえば、優先順位が高い課題のみをエスカレートするルールを設定できます。
ルールに条件を追加する位置は、その動作に影響します。
トリガーに追加された条件
ルール全体に条件を追加し、自動化を継続するトリガーを絞り込むことができます。これは、特に高度なコンポーネントを使用する場合に重要です。この場合、その他すべてのコンポーネントがルール グループにまとめられます。次に例を示します。
トリガー: 作業項目の作成時
トリガーの条件: 作業項目の担当者は空です。
結果: このルールは、担当者がいない状態で作成された作業項目にのみ適用されます。
ルール グループに追加された条件
ルール グループ内のコンポーネントに対してのみ、ルールが継続して実行されるかどうかを判断する条件を追加します。高度なコンポーネントを使用する場合にのみ適用されます。
Jira Cloud または Confluence Cloud で利用可能な条件を表示
ブランチ コンポーネント
ブランチでは、ルールを個別に実行するパスを作成できます。これにより、複数のアクションや条件を実行できるようになります。
Jira Cloud または Confluence Cloud で利用可能なブランチを表示
高度なコンポーネント
高度なコンポーネントは、Atlassian の Cloud Premium エディションと Enterprise エディションでのみご利用いただけます。
高度なコンポーネントは、1 つのルールから複数の関連プロセスを自動化することで、ルールを強化します。
利用可能な高度なコンポーネントを確認する
この内容はお役に立ちましたか?