自動化の基本
Atlassian Cloud 製品における自動化の一般的なコンセプトとベスト プラクティスを説明します。
Jira 自動化でスマート値を書式設定する
スマート値を使用すると、Jira で課題データにアクセスして操作できます。スマート値をカスタマイズする場合は、異なる書式設定を選択できます。
スマート値の使用方法
スマート値を使用すると、名前、タイムゾーン、その他の情報などのデータを自動化ルールに即座に挿入できるため、時間と労力を節約できます。例:
スマート値 {{now.plusDays(5)}} は、現在の日付と、それに 5 日間を追加したものを返します。
スマート値 {{issue.summary}} は、選択した課題の要約を返します。
自動化ルール ビルダーでスマート値を使用する方法の例を見てみましょう。たとえば、課題が「進行中」にトランジションしたらコメントを追加して、コメント内でこの案件の報告者と担当者の名前を伝えたいとします。コメントの適切な場所に適切なスマート値を挿入するだけで実行できます。
スマート バリューをフォーマットする
スマート バリューでは、Mustache ライブラリによって任意のコードを実行できないようにしています。置換するには、二重波かっこで値を囲む必要があります (例: {{examplevalue}})。
子要素を参照する場合は、値にピリオドを含める必要があります。(例: {{issue.key}})。
課題フィールドへのアクセス
課題フィールドにアクセスするには、フィールド名 {{issue.My custom field name}} を使用します。
フィールドがオブジェクトの場合は、その中の値を参照します。たとえば、ユーザー カスタム フィールドの場合は次のようにします。
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{{issue.My user field.displayName}}フィールド名は大小文字が区別されず、ルール アクターの言語設定で翻訳されます。スマート値の名前が翻訳されているカスタム フィールドにアクセスするには、ルール アクター ユーザー用に設定された言語を使用する必要があります。
同名のカスタム フィールドが複数ある、またはカスタム フィールドがシステム フィールドと同名の場合は、カスタム フィールド ID も使用できます。例:
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{{issue.customfield_10001}}詳細については「課題フィールドへのアクセス」をご参照ください。
セクションとリストに # を使用する
複数の項目を反復処理するには、スマート値で取り込まれたすべての項目に対して同じアクションを生成する # を使用できます。# を使用する場合は、最後に必ず {{/}} をつける必要があります。下の例では、アクションはコメント作成者のリストを表示します。
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{{#issue.comments}}Author: {{author.displayName}}{{/}}数学関数を使用する際に項目を数値として扱うには、{{#=}} を使用します。たとえば、課題の「請求金額」カスタム フィールドに 100 を加算するという簡単な計算を実行するには、次のようにします。
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{{#=}}{{issue.Invoice Amount}} + 100{{/}}デフォルト値
フィールドまたは値が存在しない場合は通常、空の値 ({{invalid reference}}) を返します。
値が必要な場合は、既定値を指定できます。たとえば、「invalid reference」に値が含まれていない場合は、{{invalid reference|Hello world}} とすると「Hello world」を表示できます。
利用可能なスマート値の詳細
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