IDE で Rovo Dev を使用する
統合開発環境 (IDE) で Rovo Dev を使用すると、リポジトリ、ツール、Jira の作業のコンテキストを維持しながら、コードを理解、変更、生成できます。
はじめる前に
IDE で Rovo Dev の利用を開始するための前提条件は次のとおりです。
コンピューターに VS Code、または Cursor のような VS Code 互換 IDE をインストールします。
Jira サイトのいずれかで Rovo Dev を有効化し、利用可能な Rovo Dev クレジットあることを確認します。
組織および Jira サイトで Visual Studio Code (VS Code) 機能が有効化されていることを確認してください。Rovo Dev 機能を有効化または無効化する方法については、こちらをご確認ください。
IDE で Rovo Dev とのセッションを管理する
Rovo Dev セッションでは、複数のやり取りにわたって会話履歴とコンテキストを維持することで、中断したところから続行できます。
各セッションでは、それぞれ独自のメッセージ履歴と会話コンテキストが保持され、特定のワークスペースに紐付けられます。各ワークスペースでは、それぞれ独自のセッション セットが保持され、ワークスペース内で作成されたセッションは、そのワークスペースで作業している場合にのみ表示されます。
新しいセッションを作成する
新しいセッションを作成するには、Rovo Dev サイドバーの上部にある [New chat session (新しいチャット セッション)] () を選択します。現在のコンテキストが次のタスクに関連しない場合は、新しいセッションを作成してください。
以前のセッションを復元する
以前のセッションを復元するには、Rovo Dev サイドバーの上部にある [Session history (セッション履歴)] を選択します。以前のセッションを選択して Rovo Dev で以前の状態に戻り、そこから作業を続行します。
プロンプト ボックスを使用する
IDE で Rovo Dev プロンプト ボックスを使用して、タスクの記述、コンテキストの追加、アクションの実行、Rovo Dev の動作の制御を行うことができます。
プロンプト ボックスを開く
VS Code のアクティビティ バーで、[Rovo Dev] を選択して Rovo Dev サイドバーを開きます。プロンプト ボックスはサイドバーの下部にあります。
プロンプトを入力する
自然言語のプロンプトを入力して、Rovo Dev に目的のアクションを実行するよう指示します。
/ コマンドでアクションを実行する
/ コマンドを使用すると、Rovo Dev プロンプト ボックスから移動せずに、一般的なアクションをすばやく実行できます。たとえば、次のように使用します。
/prune: コンテキストを保持しつつトークン サイズを縮小します (ツールの結果を削除)。/clear: 現在のセッションのメッセージ履歴をクリアします (元に戻すことはできません)。/copy: 最後の応答をクリップボードにコピーします。/usage: Rovo Dev クレジットの使用量を確認します。
IDE で Rovo Dev を使用する際に / コマンドを実行すると、利用可能なすべてのアクションのリストが表示されます。
リポジトリから参照を追加する
Rovo Dev での応答生成時に追加のコンテキストとして使用できるように、リポジトリからファイルを追加します。リポジトリからファイルを追加するには、プロンプト ボックスで [Add (追加)] () を選択し、1 つ以上のファイルを選択します。
選択したコードをコンテキストとして使用する
プロンプトに加えて、Rovo Dev の焦点を絞って特定のコードを分析または変更させるには、エディターで該当するコード行を選択します。Rovo Dev では、ユーザーの選択が自動的にコンテキストとして考慮されるため、選択した行番号がファイル名とともにプロンプト ボックスに表示されます。これを見て、Rovo Dev に正しく認識されているかを確認できます。
Rovo Dev モードを切り替える
Rovo Dev のプロンプト ボックスで [Preferences (設定)] () を選択してモードを切り替え、Rovo Dev での変更の計画および適用方法を制御します。
モードを使用して Rovo Dev の動作を制御する
モードを使用して、現在のタスクに対する Rovo Dev の動作 (最初に計画するか、権限を要求するか、変更を直接適用するかなど) を制御します。
計画モード
コードを生成する前に Rovo Dev にコーディング計画を作成させるには、計画モードを使用します。計画モードを切り替えるには、プロンプト ボックスの横にある [Preferences (設定)] () を選択し、[Plan (計画)] トグルをオンまたはオフにします。
YOLO モード
YOLO モードは慎重に使用してください。このモードを有効化すると、Rovo Dev は権限の要求なしにワークスペースに変更を加えられるようになります。このモードは、信頼されたワークフロー専用に設計されています。
権限プロンプトなしで Rovo Dev を実行するのが望ましい状況では、YOLO モードを使用します。
YOLO モードを有効化した場合、次のようになります。
すべてのファイル操作 (作成、削除、移動、開く、閉じる、検索、置換) が確認なしで実行されます。
いずれの bash/PowerShell コマンドも確認なしで実行されます。
ワークスペースのいずれのナビゲーション ツールおよび Git ツールも確認なしで実行されます。
MCP ツールおよびその他の統合ではそれぞれ設定済みの権限が引き続き使用されます。
YOLO モードを切り替えるには、プロンプト ボックスで [Preferences (設定)] を選択し、[YOLO] トグルをオンまたはオフにします。
IDE で Rovo Dev を使用してコードの作業を行う
Rovo Dev を使用すると、自然言語のプロンプトを IDE 内で直接使用してコードの作業を行うことができます。
IDE で Rovo Dev を使用してコードの作業を行うには、次の手順に従います。
Rovo Dev セッションを開始します。新しいセッションを開始するか、以前のセッションを復元することができます。
Rovo Dev にコードで実行させる内容を説明するプロンプトを入力します。追加のコンテキストを提供するか、
/コマンドを使用して特定のアクションを実行してください。プロンプト ボックスの使い方については、こちらをご確認ください。Rovo Dev によってファイルに加えられた変更を確認し、コード変更を維持するか元に戻して、必要に応じてフォローアップ プロンプトで調整を繰り返します。
結果に満足したら、通常の Git ワークフローを使用して変更をコミットします。アクティビティ バーの [Source Control (ソース管理)] か、[Terminal (ターミナル)] を使用して、ステージング、コミット、プル リクエストの作成を行うことができます。
IDE で Rovo Dev を使用して Jira 作業項目に取り組む
IDE で Jira 作業項目に対して Rovo Dev を使用して、その Jira 作業項目に直接リンクされたコード変更を生成および調整します。
Jira 作業項目に取り組む前に、Rovo Dev が Jira でのユーザーの作業にアクセスできるように、Atlassian for VS Code 拡張機能を認証する必要があります。
Jira 作業項目に取り組むには、次の手順に従います。
IDE で Jira 作業項目を開きます。
VS Code のアクティビティ バーで、[Atlassian (アトラシアン)] を選択します。
アトラシアン サイドバーで [Jira work items (Jira 作業項目)] を選択します。
リストから作業項目を選択するか、上部の検索バーで特定の作業項目を検索します。
作業項目ビューで、[Generate code (コードを生成)] を選択します。作業項目をコンテキストとして Rovo Dev が開きます。
Jira 作業項目のコンテキストに基づいて、Rovo Dev を使用してコードの作業を行います。プロンプト ボックスに関連するプロンプトを入力してください。プロンプト ボックスの使い方については、こちらをご確認ください。
Rovo Dev によってファイルに加えられた変更を確認し、コード変更を維持するか元に戻して、必要に応じてフォローアップ プロンプトで調整を繰り返します。
変更を確認し、結果に満足したら、通常の Git ワークフローに従って変更をコミットします。
Rovo Dev 設定を管理する
Rovo Dev の構成ファイルは既定では ~/.rovodev/config.yml に保存されています。IDE で Rovo Dev を使用する際に好みやワークフローに合わせて Rovo Dev をカスタマイズするには、このファイルの設定を変更してください。IDE の Rovo Dev では、Rovo Dev CLI と同じ構成オプションが使用されます。Rovo Dev CLI 設定を管理する方法については、こちらをご確認ください。
Rovo Dev の設定に加えた変更は、Rovo Dev を使用している開発環境をスコープとし、Rovo Dev CLI および IDE の Rovo Dev に適用されます。
Rovo Dev の設定を表示および更新するには、次の手順に従います。
VS Code のアクティビティ バーで、[Rovo Dev] を選択します。
Rovo Dev サイドバーの上部にある [Views and more actions (ビューとその他のアクション)] (…) を選択します。
[Open settings file (設定ファイルを開く)] を選択します。
変更を加え、ファイルを保存して閉じます。
MCP 接続を管理する
MCP サーバーの構成ファイルは ~/.rovodev/mcp.json に保存されています。MCP 接続を管理するには、このファイルの設定を変更してください。
IDE の Rovo Dev では、Rovo Dev CLI と同じ MCP 接続が使用されます。Rovo Dev CLI で MCP 設定を管理する方法については、こちらをご確認ください。
IDE の Rovo Dev と MCP サーバー
IDE の Rovo Dev では Model Context Protocol (MCP) を介した接続が可能です。
MCP は、AI 大規模言語モデルが外部データ、ツール、サービス (データベース、API、ファイル システム、その他の外部リソースなど) に接続できるようにする標準化されたフレームワークです。
MCP を使用して Rovo Dev を他のデータ ソースに接続することで、アトラシアン サイトの外部からの豊富で関連性の高いコンテキストをモデルに提供し、AI 生成コードの品質を向上させることができます。
アトラシアンがこれらの接続されたデータ ソースを使用できるように、必要なすべての同意と権利を取得していることを確認してください。これらの接続されたデータ ソースを使用する場合は、該当するすべての利用規約を遵守する必要があります。
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