Rovo Dev CLI でメモリを使用する

Rovo Dev では作業フォルダーと請求サイトが表示されます

Rovo Dev CLI では、プロジェクトや設定に関する重要な情報を保持するためにメモリが使用されます。

これには、プロジェクト固有のコンテキスト、コーディング標準、アーキテクチャに関する決定事項、よく使用するパターンやコード スニペット、外部依存関係とそのバージョン、または開発ワークフローやベスト プラクティスに関する情報が含まれる場合があります。Rovo Dev の応答と生成されるコードは、このような情報に基づいてカスタマイズされます。

ユーザー メモリは ~/.rovodev/AGENTS.md に保存されます。ユーザー メモリは、すべての Rovo Dev CLI セッションに適用されます。

プロジェクト メモリは、ワークスペース ディレクトリ内の AGENTS.mdAGENTS.local.md に保存されます。プロジェクト メモリは作業対象ディレクトリに固有のものです。

メモリ ファイルはマークダウンで記述されています。

コマンド

インタラクティブ モードでメモリを管理します。

/memory - 現在のディレクトリのメモリ ファイルを編集します。

/memory user - ユーザー メモリ ファイルを編集します。

/memory init - Rovo Dev で現在のプロジェクトを分析し、プロジェクト ファイルのコンテンツを生成します。

/memory reflect - 現在の会話を分析し、インサイトをメモリに統合します。

メモリ ファイルの優先順位

Rovo Dev でのメモリ ファイルの優先順位は次のとおりです。

  1. ~/.rovodev のユーザー メモリ ファイル。

  2. 現在の作業ディレクトリ内のプロジェクト メモリ ファイル。

  3. 親ディレクトリ内のプロジェクト メモリ ファイル (作業ディレクトリに近いディレクトリほど優先度が高くなります)。

メモリを記述する

メモリを記述する際には、Rovo Dev では、一般的なアドバイスよりも、具体的な例や特定のパターンのほうがより効果的に取り入れられることに留意してください。見出しや構造化された情報を使用すると、 Rovo Dev がメモリを見つけて適用しやすくなります。

ワークフローを改善して効率化するために、メモリのさまざまな用途を検討することをお勧めします。ユーザー メモリの場合、次のような用途があります。

  • 一般的なコーディング設定およびスタイル ガイドラインを保存します。

  • よく使用するコード スニペットやテンプレートを含めます。

  • 推奨するプロジェクト構造と命名規則を文書化します。

  • よく使用するグローバル ツールやユーティリティを記録します。

プロジェクト メモリの場合、次のような用途があります。

  • Rovo Dev で扱う必要のある特別なプロジェクト セットアップまたは構成要件を文書化します。

  • ディレクトリで対処する必要のある一時的な回避策や技術的負債を記録します。

  • テスト戦略と重要なテスト パターンについて説明します。

ふりかえりと改善

/memory reflect を使用して、インサイトと改善点をメモリに記録します。

Rovo Dev では、現在のセッションのアプローチと決定事項の分析を通じて、誤り、非効率な点、または最適ではない選択が特定されます。その後、今後の参考用に、インサイトと改善の機会がプロジェクト メモリ ファイルに追加されます。

これにより、時間の短縮、トークンの節約、精度の向上を実現し、今後のセッションを改善できます。

ふりかえりをプロジェクト メモリではなく特定のファイルに保存するには、コマンドに続けてパスを追加します (例: /memory reflect docs/agent-insights.md)。

メモリ初期化

/memory init コマンドを使用すると、ワークスペースの分析を通じて、次の内容を含む包括的なメモリ ファイルが作成されます。

  • 検出された言語、フレームワーク、テクノロジー。

  • 主要な構成ファイル、エントリ ポイント、ディレクトリ。

  • コード構造、命名、編成において観察されたパターン。

  • 既存のコード パターンから推測されたベスト プラクティス。

この情報は、新しいチーム メンバーにとって、または新しいプロジェクトを開始する際に特に役立ちます。

レガシー ファイルのサポート

Rovo Dev は、次に示す複数のレガシー メモリ ファイル形式の移行に対応しています。

  • CLAUDE.md,CLAUDE.local.md

  • codex.md,.codex/*.md

  • .cursor/rules/*.mdc,.cursorrules.md, .cursorrules

  • rules.md,.rules.md

  • .agent.md,.agent.local.md

/memory init を使用すると、レガシー ファイルのコンテンツが AGENTS.md 形式に移行されます。

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