移行前にアプリ データを事前ロードする
アプリ データを事前ロードすることで、実際の移行日のかなり前にアプリ データの相当部分を転送できます。つまり、移行のダウンタイムを最小限に抑え、事業運営の中断を減らしながらスムーズに移行できるということです。
このアプローチは、移行計画のパフォーマンスと信頼性を高めるだけでなく、問題が発生した際の再試行を迅速にします。
注: アプリ データの事前ロードは 2 段階のプロセスです。
まず、(この機能をサポートするアプリの) アプリ データを事前ロードします。
次に、事前ロードを完了してから 14 日以内に、コアとなる製品と残りのアプリ データの移行を実行する必要があります。
アプリ データを事前ロードする方法
ステップ 1: アプリを選択、準備して、事前ロードします
[管理] > [システム] > [クラウドへの移行] の順に移動して、Jira Cloud Migration Assistant を開きます。
[アプリを評価] カードからアプリの評価を開始します。
[アプリを評価] 画面でアプリを選択すると、アプリのデータを事前ロードできるかどうかの注記がサイド パネルに表示されます。
注: 事前ロードできるのは、事前ロード機能をサポートするアプリのデータのみです。[アプリを評価] 画面でアプリを選択する必要もあります。事前ロードするアプリを選択し、アプリ選択の残りの手順を完了します。
ホーム画面で [アプリを準備する] カードを見つけ、それを使ってクラウド サイトに接続し、アプリをインストールして、アプリの移行に同意します。
次に、Migration Assistant のホーム画面で [データの移行] カードを見つけ、移行の作成や管理を続行します。
[選択] 画面から、[プロジェクト] > [プロジェクトの選択] と進み、事前ロードするアプリ データに関連付けられているプロジェクトを選択します。または、すべてのプロジェクトを選択して、すべてのプロジェクトから事前ロード可能なアプリ データを含めます。
[次へ] をクリックします。
注: 選択したプロジェクトに関連するアプリ データのみが事前ロードされ、プロジェクト データは一切含まれません。[Select data preferences (データ設定を選択する)] 画面で、[事前ロード可能なアプリ データのみ] のオプションを選択します。
[移行に追加] を選択して、移行を続行します。
Migration Assistant は、移行前のチェックを実行して、[アプリを評価] 画面で選択したアプリに実際に事前ロードが可能なデータが実際にあることを確認します。移行の進捗はダッシュボードで確認できます。
アプリの事前ロードが完了したら、アプリとプロジェクトの残りのデータの移行に進むことができます。
注: アプリ データの事前ロードが完了してから 14 日以内に残りの移行を実行する必要があります。
ステップ 2: 残りのデータの移行を実行する
アプリ データの事前ロードを完了してから 14 日以内に、以下を含むデータの移行を実行する必要があります。
クラウドに必要なアプリ (データを事前ロード済みのアプリを含む)
クラウドで必要なプロジェクト データ
移行が完了したら、クラウドに事前ロードされたデータおよび移行されたデータをチェックして、正確性と完全性を確認することをお勧めします。
この内容はお役に立ちましたか?