外部ユーザー セキュリティとは

組織内の人々は、管理機能が及ばない外部ユーザーと仕事をしています。外部ユーザーには、社外のユーザーや社内のさまざまな部署のユーザーが含まれます。

管理者はこうした状況において、次のような方法を実行できます。

  • 外部ユーザーにアクセス権を付与して、従業員とのコラボレーションを促進する

  • データへの望ましくないアクセスを防ぐ

外部ユーザー セキュリティは、組織内のデータを保護するのに役立ちます。外部ユーザーが組織のデータにアクセスしようとしたときに、追加のセキュリティ対策を要求できます。

以下は、外部ユーザー セキュリティの仕組みの例です。

ログインと本人確認を示すステップ
  1. ユーザーが Atlassian にログインして、Bancly Inc. の Confluence にアクセスします

  2. ユーザーは Acme Global の Jira チケットをクリックしますが、チケットを見るには本人確認が必要です

  3. ユーザーはワンタイム パスコードで本人確認を行います

  4. ユーザーは Acme Global で Jira チケットを確認します

外部ユーザー セキュリティの制限

外部ユーザー設定が適用されない場合があります。外部ユーザーが次のことを実行する場合は、本人確認は行われません。

  • 製品内の通知を確認

  • アプリ リンクを通じてデータを確認

アプリ リンクの詳細をご確認ください

アトラシアン製品への外部ユーザー アクセス

外部ユーザーのセキュリティ設定は、次の製品を使用するアトラシアン組織のすべての外部ユーザーに適用されます。

外部ユーザーによる公開コンテンツへのアクセス

組織はコンテンツを公開コンテンツとして提供でき、ユーザーは匿名で使用することができます。外部ユーザー セキュリティを組織に適用すると、外部ユーザーは公開コンテンツを匿名で閲覧できない場合があります。

たとえば、ユーザーが組織内のコンテンツを匿名で閲覧する場合は、Atlassian アカウントにログインしていません。ユーザーがログインすると、匿名ではなくなるため、そのコンテンツを閲覧することができません。そのユーザーは外部ユーザーとなり、組織内のコンテンツを閲覧するには本人確認が必要です。

さらに、外部ユーザーによる以下の動作をブロックします。

  • モバイル アプリを使用して組織の製品データにアクセスする

  • モバイル プッシュ通知を通じて組織の製品データを参照する

外部ユーザーがモバイル アプリから新たなデータにアクセスしようとすると、その外部ユーザーに対してアクセスできないことが通知されます。外部ユーザーがログインすると、以前アクセスしたデータを引き続き閲覧できます。データは最大 30 日間、一時的に保存されます。
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