BYOK 暗号化の制限事項
Jira、Jira Service Management、Confluence 向けの BYOK 暗号化は、Enterprise プランのすべてのカスタマーが利用できます。
BYOK 暗号化を行った製品のサポート対象地域
現在、アトラシアンは、ヨーロッパ、アメリカ、オーストラリア、カナダ、ドイツ、インド、日本、韓国、シンガポール、イギリスという 10 のロケーションで BYOK 暗号化をサポートしています。
製品に BYOK 暗号化を設定するときは、製品データをホストするロケーションを次の中から 1 つ選択する必要があります。
複数の地域を持つロケーション:
ヨーロッパの地域:
eu-central-1
(フランクフルト) とeu-west-1
(ダブリン)アメリカの地域:
us-east-1
(バージニア北部) とus-west-2
(オレゴン)
BYOK キー操作のフォールトトレランスを高めるため、BYOK 暗号化キーは選択したロケーションに関連する全地域に置かれます。
1 つの地域を持つロケーション:
オーストラリアの地域:
ap-southeast-2
(シドニー)カナダの地域:
ca-cantral-1
(カナダ中部)ドイツの地域:
eu-central-1
(フランクフルト)インドの地域:
ap-south-1
(ムンバイ)日本の地域:
ap-northeast-1
(東京)韓国の地域:
ap-northeast-2
(ソウル)シンガポールの地域:
ap-southeast-1
(シンガポール)イギリスの地域:
eu-west-2
(ロンドン)
コンプライアンスやセキュリティ要件のため、アトラシアンがサポートしている複数の地域を持つロケーションではなく、上記の地域のいずれかにデータを保存することをご検討ください。
現在、BYOK 暗号化のプロビジョニングを行ったあとの、ロケーション間のデータ移行はサポートしていません。
BYOK ポリシーの数
現在、組織ごとに作成できる BYOK 暗号化(ポリシー)は 1 つだけです。
新しい製品が必要です
現在、既存の製品には BYOK を追加できません。AWS アカウントのセットアップと IAM ロールの作成が完了したら、Enterprise アカウント担当者までお問い合わせください。BYOK 対応製品を作成します。
別の製品で BYOK を有効にした後で BYOK 製品をサイトに追加したい場合は、Atlassian Enterprise アカウント担当者に連絡してその製品をサイトに追加する必要があります。製品を直接追加すると、BYOK は有効になりません。
Atlassian Analytics
Atlassian Analytics は BYOK 暗号化をサポートしていません。ただし、Atlassian Data Lake で利用できる、暗号化された BYOK 対応製品のデータにアクセスすることはできます。
Jira 製品ファミリー
製品の BYOK 暗号化 (Jira など) を有効にすると、同じサイトにある他の Jira 製品の共通部分も暗号化されます (Jira Service Management など)。
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