モバイル アプリ ポリシーのセキュリティ設定
異なるセキュリティ ポリシーをセットアップして、個別のアトラシアン モバイル アプリのセキュリティ要件を満たすことができます。
1 つのモバイル アプリ ポリシーで、一度にすべてまたは一部のモバイル アプリにセキュリティ設定を適用できます。また、ポリシーは、組織内のすべてのユーザーに適用することも、管理対象アカウントのサブセットに適用することもできます。
モバイル アプリのすべてまたは一部に異なるセキュリティ設定を適用するには、モバイル アプリ ポリシーを作成または編集します。
この操作を実行できるユーザー |
モバイル アプリ ポリシーのセキュリティ設定は、iOS と Android 向け Jira Cloud、Confluence Cloud、Opsgenie の各モバイル アプリに適用されます。ポリシーを作成した場合のエンド ユーザーへの影響については、こちらをご確認ください。
セキュリティ設定 | 動作の仕組み |
|---|---|
ポリシーの適用対象 | |
組織内のすべてのユーザー | ポリシー作成後に追加した新しいユーザーを含めて、ポリシーは組織内にいるすべてのユーザー (管理対象ユーザーと外部ユーザーの両方) に適用されます。これらのユーザーは、組織の製品へのアクセス権を持っています。 |
管理対象アカウントのサブセット | ポリシーは選択したユーザーにのみ適用されます。これらのユーザーは管理対象アカウントである必要があります。 |
アプリ データの保護 | |
サードパーティ製のキーボードをブロック (iOS のみ) | ユーザーはサードパーティ製のソフトウェア キーボードを使用できません。 モバイル アプリ ポリシーから、iOS デバイス上のサードパーティ製ソフトウェア キーボードをブロックできます。これにより、潜在的なデータ漏洩や組織のアトラシアン製品データへの不正アクセスを防ぐことができます。 |
スクリーンショットと画面録画をブロック | この設定は Android にのみ適用されます。
|
モバイル アプリからのデータの切り取りまたはコピーを防止する | ユーザーはモバイル アプリからデータを切り取りまたはコピーできません。 |
ユーザーがデバイスにデータを共有、保存、バックアップできないようにする | ユーザーはコンテンツに対して次のアクションを実行できません。
|
アプリのアクセス要件 | |
任意の IP アドレスからのアクセスを許可 | どの IP アドレスからでも Jira および Confluence アプリのデータにアクセスできるようにします。[アクセスを許可] 設定を選択すると、許可リストは省略されます。 モバイル アプリは一連のチェックを実行してアプリの信頼性を検証し、アプリが正規のアプリ ストアからダウンロードされたもので、改変されていないことを確認します。 注: 管理者には、この設定でデバイスの整合性チェックを有効にする場合は、[侵害されたデバイスをブロックする] も有効化することをお勧めします。 |
セキュリティ侵害 (脱獄またはルート化) されたデバイスをブロック | モバイル アプリは一連のチェックを実行して、デバイスの整合性を検証します。セキュリティが侵害されると、ユーザーはアプリ内にある組織のデータにアクセスできなくなります。 Android デバイスでは、コンテンツにアクセスするためにハードウェア格納型キーストアが必要です。 新しいデバイスの悪用に対処するために、アトラシアンは定期的にチェックを見直し、更新しています。 |
データの暗号化を必須にする | ほとんどの iOS と最新の Android の各デバイスは、初期設定で暗号化されています。 古いデバイスをご利用のユーザーは暗号化を有効にする必要があります。デバイスを暗号化できない場合は、そのデバイスでモバイル アプリを使用できません。 |
生体認証またはデバイスのパスコードを必須にする | ユーザーは、デバイスでパスコード/Face ID/Touch ID (iOS の場合) または画面ロック (Android) を有効にする必要があります。 ユーザーがモバイル アプリを開く際、またモバイル アプリがバックグラウンドで 2 分超実行された場合に必要となります。 |
最小 OS バージョンを設定 | ユーザーのデバイスが OS バージョンの最小要件 (またそれ以上) を満たす必要があります。 サポート対象バージョン
|
この内容はお役に立ちましたか?