システム指標とは

システム指標は、組織の周りに信頼と透明性を築くための優れた方法です。

カスタム指標のデータを送信するのは、データ ポイントのタイムスタンプと値によって POST リクエストを送信するのと同じくらい簡単です。また、管理インターフェイスの [Your page (自分のページ)] > [System metrics (システム指標)] で、システム指標を管理できます。

データの送信時には、いくつかの制約と考慮事項があることにご注意ください。

  • 少なくとも、5 分ごとに 1 つのデータ ポイントを送信する必要があります。データに遅れがある場合、差異は [Day (日)] ビューのチャートに反映されます。

  • 各データ ポイントは直近の 30 秒間隔に絞られて、5 分あたり最大 10 個のデータ ポイントが得られます。互いに近接している複数のデータ ポイントを送信すると、最後のデータ ポイントだけが保持されます。

  • 応答の本文に返されるタイムスタンプ値は、データの保持に使用されるキャストされたタイムスタンプになります。

  • データは過去 28 日までバックフィルでき、またそうする必要があります。

Statuspage では、透明性はすべての企業が志す美徳であるべきだと確信しています。顧客の信頼の向上、見込み顧客の獲得、顧客が問題を自己診断できる場合に受け取る可能性のあるサポート リクエストの回避など、数多くのメリットがあります。

指標の例

優れた透明性を具現化してユーザーに多くの価値を与えるカスタム指標の例を、次に示します。

  • API 応答時間

  • Web サーバーのアップタイム

  • 送信リクエストがキューに置かれる平均時間

  • 受信データが取り込まれる前にキューに保持される最長時間

  • カスタマー サポート リクエストの最初の返信までの平均時間

  • すべてのリクエストの現在の例外率

サードパーティのデータ ソースを使用して指標を追加する

以下は、ページに指標を追加するための指標プロバイダーの使用方法を詳述したビデオです。

特定のサードパーティ プロバイダー統合ガイド

API 経由でデータを送信して指標を追加する

API 経由でデータを送信することで、指標をページに追加できるようになりました。指標データの送信と取得については、開発者向けドキュメント「指標 API ドキュメント」をご参照ください。

特定の対象者向けページの指標

特定の対象者向けページを使用している場合は、ユーザーとグループが指標に用いる可視性を選択できます。これは、さまざまなユーザーとグループのコンポーネントの表示設定を選択する方法に似ています。

新しいコンポーネント/システム指標が特定の対象者向けページに追加されるとどうなりますか?

配信登録ユーザーがサブスクリプション設定をしていない場合は、新しいコンポーネント/システム指標を自動でサブスクライブします。

配信登録ユーザーがサブスクリプション設定をすでに変更している場合、これらのユーザーは新しいコンポーネント/システム指標の購読に自動では追加されません。これらのユーザーが新しいコンポーネント/システム指標にアクセスできるようにするには、[対象者] で特定対象者グループまたはユーザーを編集する必要があります。

その他のヘルプ