Jira Service Management の管理者向けの利用開始ガイド
最初に、Jira Service Management の使用を開始する方法を確認します。
Asset Discovery は、ネットワークの一部をスキャンして完了すると結果のデータを Jira Service Management アセットに自動でエクスポートするように構成できます。
このチュートリアルに従うには、Jira Service Management Enterprise のアセットまたは Jira Service Management Premium のアセットが必要になり、それに加えて Asset Discovery をシステムにインストールする必要があります。
Asset Discovery は、Atlassian Marketplace のリンクからダウンロードできます。これは無料で、Windows と Linux の各システムで動作します。Asset Discovery の詳細についてご確認ください。
アセットによって、データを自動でアップロード、インポート、同期するように Asset Discovery を構成します。
Asset Discovery ソフトウェア パッケージをダウンロードして解凍します。
次のオプションを設定することで、Asset Discovery を準備します。
コマンド プロンプトで Asset Discovery を実行します。
Asset Discovery によって、ネットワークとその中のデバイスに関する詳細情報を含むデータ ファイルが生成されます。このファイルは「スキャン」フォルダーに表示されます。
オブジェクト スキーマをまだ作成していない場合は、ここで作成します。
オブジェクト スキーマで、新しいインポート設定を作成します。
[インポート設定を作成] 画面で、[Discovery インポート] を選択します。
[インポート設定を作成 - モジュール フィールド] 画面で、Asset Discovery で作成したファイル (上述) を選択します。
[Save Import Configuration (インポート設定の保存)] を選択します。
[アセット構造またはインポート設定を作成しますか?] 画面で [閉じる] を選択します。インポート接続は、Asset Discovery から受信するデータの構造と設定を自動で作成します。
場合によっては、インポート接続で構造と設定が自動で作成されないことがあります。この場合は、構造と設定の両方を手動で作成する必要が生じることがあります。
[インポート設定] 画面に戻り、作成したインポート設定の右端にある歯車を選択し、[トークンを生成] をクリックします。
アセットによって作成されたトークンを記録します。
Asset Discovery を構成します。
[共通] タブを選択します。
[エクスポート タイプ] を選択し、[なし] から [Cloud] に変更します。
保存したアセット トークンを入力します。
Asset Discovery の構成を終了します。
結果を確認します。オブジェクト スキーマに、Asset Discovery からインポートされたオブジェクト タイプ、オブジェクト、属性が含まれているはずです。
アセットに直接エクスポートするように Asset Discovery を構成したため、手動またはスケジュールによる Asset Discovery スキャンの結果に対して、アセットが自動でアップロード、インポート、同期されます。
Asset Discovery 3.1.3 以降を使用している場合は、同じインポート構造の複数のインポートを同時にキューに入れられます。
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