アトラシアン クラウド製品のサブスクリプションと請求を管理する
アトラシアン クラウド製品のサブスクリプションと請求の管理に関する概要をご確認いただけます。
既存の請求インフラを新しい請求エンジンに置き換えます。これにより、アトラシアンのクラウド製品すべてに請求と請求書発行の統一されたエクスペリエンスが提供されます。請求書発行と管理モデルが改良され、ビジネス ニーズに最適な方法でサブスクリプションのグループ化や支払いを柔軟に行えるようになります。アトラシアンではエクスペリエンスを段階的に開発しており、時間の経過とともに強化された機能をリリースしていく予定です。
最終的には、すべてのクラウド製品で新しいエクスペリエンスを使用できるようになります。Data Center 製品では従来のエクスペリエンスが維持されます。
新しいエクスペリエンスを継続的に構築しながら、Enterprise プランやその他の製品のサポートを追加していきます。
| 現在のサポート対象 | サポート対象外 |
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製品 |
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プラン |
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お客様が現在のシステムから新しい請求エクスペリエンスにスムーズにトランジションできるよう、アトラシアンではサイト移行を実施しています。サイト移行では、グループごとに異なるタイミングで、お客様のサイトとそのデータを新しい請求エンジンに移行します。
アトラシアンは高度な移行ツールを構築しています。このツールでは、エンドツーエンドの暗号化を使用し、移動中も請求データの安全を維持してプライバシーを保護します。
サイトの移行予定日を通知するメールが 30 日前に届きます。ユーザー側で必要なアクションはありません。作業はバックグラウンドで行われ、ダウンタイムも発生しません。
それぞれの請求エクスペリエンスで、機能とインターフェイスが異なります。また、管理者ロールは、サブスクリプションを管理する方法と場所に影響します。
従来のエクスペリエンスを使用する請求担当者の場合は、my.atlassian.com でサブスクリプションが管理されます。改善されたエクスペリエンスで製品を使用する請求管理者の場合は、admin.atlassian.com/billing の新しいインターフェイスで管理されるようになります。
注: 片方または両方のシステムで製品のサブスクリプションを持っている可能性があります。
組織管理者またはサイト管理者は、admin.atlassian.com 内で一部の請求タスクを実行できます。製品のサブスクリプションは、片方または両方のシステムで管理されている可能性があります。
従来の請求エクスペリエンスでは、左側の最初のオプションは [概要] です。
改善された請求エクスペリエンスでは、左側の最初のオプションは [サブスクリプション] です。
違いについてさらに詳しく
従来のエクスペリエンス | 改善されたエクスペリエンス |
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新しいエクスペリエンスでは、いくつかの改善を導入しました。主な変更点は次のとおりです。
| 従来のエクスペリエンス | 改善されたエクスペリエンス |
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請求インターフェイス | 従来のシステムでは、請求を次の 2 か所で管理できます。 | 改善されたエクスペリエンスでは my.atlassian.com を使用しません。すべての請求機能をアトラシアンの管理 (admin.atlassian.com) に統合しています。 |
アカウント モデル | 担当者ベースのモデル。 請求担当者または技術担当者は、複数のライセンスを管理できます。 請求書はサイトごとに作成されます。支払い情報はサイト レベルで管理されます。 | アカウントベースのモデル。 請求アカウントが導入されました。請求アカウントには 1 人または複数の請求管理者を設定できます。各アカウントは、製品サブスクリプションのグループに関連付けることが可能です。 |
ロール | 従来のシステムには、請求に関するロールに次の 2 つがありました。
| 請求担当者と技術担当者に代わる、新しく拡張されたロールが導入されました。
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サブスクリプション ID | 元のシステムでは、サポート資格番号(SEN)が使用されます。 | 改善されたエクスペリエンスでは、「E」で始まる英数字の資格番号を使用します。 例:E-12A-C34-DEF-GHI |
従来の請求エクスペリエンスで管理されている製品の場合、2 つの異なる場所で別々の請求タスクを実行できます。
請求機能の改善により、admin.atlassian.com 全体で新しいインターフェイスによる統一されたエクスペリエンスを実現しました。
一部の製品 (Jira Align、Opsgenie、Trello) は別の請求システムで管理されているためご注意ください。
元の請求システムでは、お客様はサイトごとに請求されます。新しい請求機能では、すべてのクラウド製品のサブスクリプションがお客様の請求アカウントの下で管理されます。このアカウント モデルによって柔軟性が高まり、次のことが可能になります。
複数のサブスクリプションを複数の請求先アカウントに分割する
サブスクリプションごとに複数の販売先住所を設定する
サブスクリプションを請求先アカウント間で移動する
Confluence と Jira の請求を切り離す (つまり、Confluence とそれに関連するアプリの請求サイクルや請求期間を同じサイトの Jira とは異なるものにする)
詳細については、「請求先アカウントについて」を参照してください。
管理を簡素化するため、請求管理者という新しい管理者ロールを作成しました。これは、元のシステムの技術担当者と請求担当者の代わりに使用されます。
新しいエクスペリエンスでは、第一の請求担当者、第二の請求担当者、技術担当者はすべて請求管理者に変換されます。
詳細については、「請求管理を理解する」を参照してください。
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