グループの作成と更新

組織にいる複数のユーザーに同じ権限または制限が必要な場合は、ユーザーをグループに追加して、そのグループに製品アクセスを付与できます。製品アクセスの管理方法をご確認ください。

Jira Service Management ポータルのみの顧客 (例: サービス プロジェクト リクエストを登録するユーザー) はグループに追加できません。ポータルのみの顧客の管理に関する詳細をご確認ください。

グループの作成

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. [グループを作成] を選択します。

  4. 名前やメンバーなど、グループの詳細を入力します。

  5. [作成] を選択します。

グループ詳細画面にリダイレクトされます。グループに製品アクセスを付与するには、次の手順に従います。

  1. [製品を追加] を選択します。

  2. [製品ロール] ドロップダウンから製品ロールを選択します。

  3. 追加 を選択します 。

グループを編集する

名前と説明を編集する

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. 編集する詳細を含むグループを選択します。

  4. [グループ メンバーを追加] の横にある [その他の操作] アイコン (•••) を選択します。

    1. グループの名前を変更するには、[グループ名を編集] を選択します。

    2. 説明を変更するには、[説明を編集] を選択します。

  5. [変更を保存] を選択します。

You can’t edit the name of a group if it's used within some Jira administration settings or if it has a restricted or protected name. Some group name changes could have an impact on your apps. Learn about the details in our Community announcement

製品アクセスを編集または削除する

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. 編集する詳細を含むグループを選択します。

    1. 製品アクセスを編集するには: [グループ製品アクセス] テーブルで、関連する製品の [製品ロール] ドロップダウンから別のロールを選択します。

    2. 製品アクセスを削除するには: [グループ製品アクセス] テーブルで、関連する製品の横にある [その他の操作] アイコン (•••) を選択して、[グループから製品を削除] を選択します。

グループの削除

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. 削除するグループを選択します。

  4. [グループ メンバーを追加] の横にある [その他の操作] アイコン (•••) を選択します。

  5. [グループを削除] を選択します。

  6. このグループを削除することを確認したあと、[グループを削除] を選択します。

既定アクセス グループとしてマークされたグループは削除できません。

グループ メンバーシップの更新

ユーザーを追加する

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. ユーザーを追加するグループを選択します。

  4. [グループ メンバーを追加] を選択して、追加するユーザーを検索します。

  5. [ユーザーを追加] を選択します。

ユーザーの削除

  1. admin.atlassian.com に移動します。 複数の組織がある場合は、対象の組織を選択します。

  2. [ディレクトリ] > [グループ] の順に選択します。

  3. ユーザーを削除するグループを選択します。

  4. [ユーザー] テーブルで、削除するユーザーの [その他の操作] アイコン (•••) を選択します。

  5. [グループからメンバーを削除] を選択します。

  6. このユーザーを削除することを確認したあと、[グループから削除] を選択します。

既定のグループと権限

クラウド製品にユーザーを招待すると、ユーザーは自動的に既定グループ (<product>-users-<sitename>、例えば jira-software-users-atlassian.com) に入れられます。<product>-users-<sitename> グループに所属することで、ユーザーは基本権限で製品にアクセスできます。製品の権限によって、製品内におけるユーザーのアクセスをさらに制限できます。

サイトが作成された時期によっては、サイトの既定グループにいくつかの違いがある場合もあります。

2021 年 8 月以降に作成されたインスタンスの場合

対象製品

デフォルト グループ

デフォルト権限

組織全体のグループ

site-admins

すべてのサイトと組織を管理するユーザーが含まれます。サイト管理者は、次のデフォルトの権限を使用できます。

  • 所有している製品の "管理者" グループに割り当てられているすべての権限

  • ユーザー管理 (新しいユーザーの作成、ユーザーをグループに割り当て、製品アクセスの付与など) に対するアクセス権

  • 請求情報へのアクセス

  • すべての組織レベルの設定に対するアクセス権

  • すべてのサイト レベルの設定に対するアクセス権

  • サイトにあるすべての製品に対するアクセス権

これらの権限を持つユーザーは、ドキュメントとサポートの目的に関する組織管理者とみなされます。

Jira Software

jira-software-users-<site-name>

<site-name> にある Jira Software 製品に対するアクセス権が付与されます。

すべてのメンバーに「ユーザー」プロジェクト ロールが割り当てられます。これによって、メンバーはすべてのプロジェクト課題 (セキュリティ レベルで保護されている場合を除く) を表示して、新しい課題を作成できます。

Jira Service Management

jira-servicemanagement-users-<sitename>

Jira Service Management ライセンスの割り当てを管理します。

このグループのメンバーは Jira Service Management ライセンスに加算されます。このグループは、「Jira Service Desk エージェント アクセス」グローバル権限を持っています。

Jira Work Management

jira-workmgmt-users-<sitename>

<site-name> にある Jira Work Management 製品に対するアクセスが付与されます。

すべてのメンバーに「ユーザー」プロジェクト ロールが割り当てられます。これによって、メンバーはすべてのプロジェクト課題 (セキュリティ レベルで保護されている場合を除く) の表示や、新しい課題の作成を実行できます。

Jira 管理者向け

jira-admins-<sitename>

このグループに付与されるデフォルトの権限は、ご利用の製品によって異なります。たとえば、Jira 製品のみを使用している場合、グループ権限には Jira 製品権限のみが含まれます。

Jira 製品の場合:

  • 「Jira 管理者」グローバル権限

  • '管理者' プロジェクト ロールのメンバー。これによって、メンバーはプロジェクトのバージョンを編集してプロジェクト コンテンツを管理 (課題、コメントを削除してウォッチャーを管理) できます。

Confluence

confluence-users-<sitename>

グローバル権限が割り当てられます。これによって、プロジェクトの Confluence コンテンツの作成や表示、個人用スペースとグローバル スペースの作成を実行できます。

confluence-admins-<sitename>

このグループには「Confluence 管理者」グローバル権限が付与されます。

Confluence 管理者には 'confluence-users' のデフォルト権限が付与されます。

'管理者' グループのユーザーは Jira 製品に対するアクセス権を持つため、Jira ライセンスが必要となります。Jira ライセンスが不要なユーザーが '管理者' グループにいる場合は、Jira ライセンスが不要な管理者のために 'confluence-admins' などの名前で新しくグループを作成できます。

Opsgenie

opsgenie-users-<sitename>

Opsgenie 製品へのアクセス権限で、Opsgenie アラートとスケジュールの作成および編集権限が含まれる場合があります。

Statuspage

statuspage-users-<sitename>

Statuspage 製品にアクセスして任意のページを表示する権限。

statuspage-admins-<sitename>

Statuspage 製品にアクセスしてページに対するユーザー アクセスを管理する権限。

2021 年 8 月以前に作成されたインスタンスの場合

対象製品

デフォルト グループ

デフォルト権限

サイト全体グループ

users

For instances created before February 2014, this was the default group that new users were added to. In instances created after that date, all new users will be added to the '[product]-users' group for the product(s) they have access to instead of the 'users' group.

このグループに付与される既定の権限は、サービスで保有している製品によって異なります (例: Jira 製品のみを利用している場合、グループ権限には Jira 製品の権限のみが含まれます)。

Jira 製品の場合:

  • 「Jira ユーザー」と「一括変更」グローバル権限

    • "Jira ユーザー" はユーザーが Jira にログインすることを許可します。

    • "一括変更" はユーザーに課題の一括変更を許可します。

  • 「ユーザー」プロジェクト ロールのメンバー。すべてのプロジェクトの課題の表示 (セキュリティ レベルまたはカスタム プロジェクト権限スキームで保護されている場合を除く) と、新しい課題の作成を実行できます。

Confluence の場合

  • プロジェクトの Confluence コンテンツの作成と参照、パーソナルおよびグローバル スペースの作成が可能な権限

jira-developers

Jira 製品の場合:

  • Jira の「ユーザーを参照」、「共有フィルターを作成」、「グループ フィルター サブスクリプションを管理」グローバル権限

  • 課題の編集、移動、割り当て、担当、リンク、作業、解決、クローズが可能な開発者プロジェクト ロールのメンバー

通常、課題に取り組むユーザーをこのグループに追加します。"ユーザー" ページから、ユーザーをこのグループに追加できます。

2014 年 2 月より前に作成された Jira インスタンスでは、このグループは「開発者」という名前を持ちます。



administrators

このグループに付与される既定の権限は、保有している製品によって異なります (例: Jira 製品のみを利用している場合、グループ権限には Jira 製品の権限のみが含まれます)。

Jira 製品の場合:

  • 「Jira 管理者」グローバル権限

  • "Administrators" プロジェクト ロールのメンバー。プロジェクトのバージョンの編集、プロジェクトのコンテンツの管理 (課題、コメントの削除、ウォッチャーの管理) が可能。

Confluence の場合

「管理者」グループのユーザーは Jira 製品に対するアクセス権を持つため、Jira ライセンスが必要となります。Jira ライセンスが不要なユーザーが「管理者」グループにいる場合は、Jira ライセンスが不要な管理者のために「confluence-admins」などの名前で新しくグループを作成できます。

trusted-users-<id>

このグループのユーザーには信頼済みロールが割り当てられています。

  • Jira 製品の場合:

    • 「Jira 管理者」グローバル権限

    • "Administrators" プロジェクト ロールのメンバー。プロジェクトのバージョンの編集、プロジェクトのコンテンツの管理 (課題、コメントの削除、ウォッチャーの管理) が可能。

  • Confluence の場合

  • 製品ユーザー権限

  • ユーザーの招待権限

このグループはサイトの [グループ] ページには表示されません。ユーザーのロールを [ユーザーの招待] ページの [ロール] セレクターから設定すると、ユーザーがこのグループに追加されます。このグループは Jira および Confluence のグローバル権限で確認できます。

site-admins

site-admins はサイトを管理するユーザーです。次の機能は、現在 site-admins のみが利用できます。

  • 所有している製品の "administrators" グループに割り当てられているすべての権限

  • ユーザー管理機能 (新しいユーザーの作成、グループへのユーザーの割り当て、アプリケーション アクセスの付与など) へのアクセス権

  • 請求情報へのアクセス

この権限を持つユーザーは、ドキュメント作成とサポートの権限を持つサイト管理者とみなされ、サイト内のすべての製品へのアクセス権を持ちます。

すべての Jira 製品

jira-users

「Jira ユーザー」と「一括変更」グローバル権限

  • "Jira ユーザー" はユーザーが Jira にログインすることを許可します。

  • "一括変更" はユーザーに課題の一括変更を許可します。

「ユーザー」プロジェクト ロールのメンバー。すべてのプロジェクト課題の表示 (セキュリティ レベルで保護されている場合を除く) と、新しい課題の作成を実行できます。

jira-administrators

"administrators" グループに割り当てられているものと同じ既定権限で、Jira 製品でのみ有効です。

  • 「Jira 管理者」グローバル権限

  • "Administrators" プロジェクト ロールのメンバー。プロジェクトのバージョンの編集、プロジェクトのコンテンツの管理 (課題、コメントの削除、ウォッチャーの管理) が可能。

Jira Software

jira-software-users

「ユーザー」プロジェクト ロールのメンバー。すべてのプロジェクト課題の表示 (セキュリティ レベルで保護されている場合を除く) と、新しい課題の作成を実行できます。

Jira Service Management

service-desk-agents

Jira Service Management はこのグループを使用して、ライセンス割り当てを管理します。このグループのユーザーは Jira Service Management ライセンスに計上されます。

Confluence

confluence-users

プロジェクトの Confluence コンテンツの作成と参照、パーソナルおよびグローバル スペースの作成が可能な権限

Opsgenie

opsgenie-users

Opsgenie 製品へのアクセス権限で、Opsgenie アラートとスケジュールの作成および編集権限が含まれる場合があります。

さらに、アトラシアン サポート スタッフが使用する既定グループ system-administrators があります。このグループの編集や、このグループへのユーザーの追加は実行できません。

このグループの「sysadmin」ユーザーは、サイトにログインしてサポートを提供し、特定のシステム メンテナンス作業を実行できます。このユーザーには完全な製品アクセスが自動で付与されますが、所属グループにかかわらず、ライセンス制限には計上されません。

このアカウントはアトラシアンのみが使用します。サポート リクエストを起票していない場合に、このユーザーによるログインが通知される場合があります。これは、特定のタイプのシステム メンテナンスがこのアカウントを使用してシステムの自動パフォーマンス タスクを起動するためです。

さらにヘルプが必要ですか?

アトラシアン コミュニティをご利用ください。