ID プロバイダーからのユーザーのプロビジョニングと同期
ID プロバイダーでユーザーとグループに変更を加え、その情報を Atlassian 組織に同期させます。
アトラシアンのユーザー プロファイルに公開名を追加する場合は、ID プロバイダーの属性を含めて、そのユーザーをアトラシアン組織と同期させることができます。これにより、公開名をアトラシアンのユーザー プロファイルに表示できます。
Okta の属性をマッピングするには:
Okta で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。
[Provisioning (プロビジョニング)] タブに切り替えます。
左側のペインの [Settings (設定)] で [To App (アプリへ)] を選択します。
[Atlassian Cloud Attribute Mappings (Atlassian Cloud 属性マッピング)] で [Go to Profile Editor (プロファイル エディタに移動)] を選択します。
[属性を追加する] を選択します。追加する属性に応じて、次の値を入力します。
ニックネーム:
* 変数名: nickName
* 外部名: nickName
* 外部名前空間: <namespace> urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User
場所:
* 変数名: basedIn
* 外部名: basedIn
* 外部名前空間: urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes
属性を保存します。
[Mappings (マッピング)] ボタンを選択します。
トップ メニューの [Okta User to Atlassian Cloud (Okta ユーザーから Atlassian Cloud)] タブを選択します。
[Okta User User Profile (Okta ユーザーのユーザー プロファイル)] セクションで、追加した属性の変数名を選択します。
ニックネームを選択して、作成した nickname 属性にマッピングします。
場所を選択して、場所用に作成した basedIn 属性にマッピングします。
場所属性が存在しない場合は、独自の属性を作成できます。
[Save Mappings (マッピングを保存)] を選択します。
ユーザーの場所のマッピングを設定する場合は、既存の場所属性を使用します。場所属性がない場合は、最初に作成します。場所属性を作成する方法。
Microsoft Azure AD で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。
[Provisioning (プロビジョニング)] を選択します。
[プロビジョニングの編集] で、[マッピング] を選択し、[Microsoft Entra IDユーザーのプロビジョニング] を選択します。
[属性マッピング] で、[Edit attribute list for AtlassianCloud (AtlassianCloud の属性リストの編集)] を選択します。
属性名には、urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn と入力します。
変更を保存します。
Microsoft Azure の属性をマッピングするには:
Microsoft Azure AD で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。
[Provisioning (プロビジョニング)] を選択します。
[プロビジョニングの編集] で、[マッピング] を選択し、[Microsoft Entra IDユーザーのプロビジョニング] を選択します。
[Attribute Mappings (属性マッピング)] で、[Add New Mapping (新しいマッピングの追加)] を選択します。追加したいマッピングごとに、以下を入力します。
ニックネーム:
* ソース属性からPublic Name を選択します。
* ターゲット属性から nickName を選択します。
場所:
* ソース属性から physicalDeliveryOfficeName を選択します。
* ターゲット属性から urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn を選択します。
変更を保存します。
OneLogin の属性をマッピングするには:
OneLogin で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。
[Parameters (パラメーター)] を選択します。
[Optional Parameters (オプション パラメーター)] で [Nickname (ニックネーム)] を選択します。
場所情報に使用している属性から、urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn にマッピングします。場所の属性がない場合は、このマッピングを使用して新しい属性を作成します。
ソース フィールドを選択します。
[Flags (フラグ)] オプションで、[Include in User Provisioning (ユーザー プロビジョニングに含める)] をオンにします。
変更を保存します。
ユーザーをアトラシアン組織と同期する
ID プロバイダーの場合
公開名をアトラシアンと同期するユーザーのプロファイルに移動します。
選択したソース属性 (たとえば、mailNickname フィールド) に値を追加します。
Atlassian Cloud アプリをユーザーに割り当てて、ユーザーを Atlassian に同期します。
アトラシアン組織の場合
ユーザーの公開名を確認する方法は以下のとおりです。
ユーザーによる Atlassian アカウントへのログインを必須にします。
[プロファイルとその公開範囲] ページ (https://id.atlassian.com/manage-profile/profile-and-visibility) を確認します。
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