ユーザー属性を組織に同期する

アトラシアンのユーザー プロファイルに公開名を追加する場合は、ID プロバイダーの属性を含めて、そのユーザーをアトラシアン組織と同期させることができます。これにより、公開名をアトラシアンのユーザー プロファイルに表示できます。

Okta のマッピングを設定する

Okta の属性をマッピングするには:

  1. Okta で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。

  2. [Provisioning (プロビジョニング)] タブに切り替えます。

  3. 左側のペインの [Settings (設定)] で [To App (アプリへ)] を選択します。

  4. [Atlassian Cloud Attribute Mappings (Atlassian Cloud 属性マッピング)] で [Go to Profile Editor (プロファイル エディタに移動)] を選択します。

  5. [属性を追加する] を選択します。追加する属性に応じて、次の値を入力します。

    1. ニックネーム:
      * 変数名: nickName
      * 外部名: nickName
      * 外部名前空間: <namespace> urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User

    2. 場所:
      * 変数名: basedIn
      * 外部名: basedIn
      * 外部名前空間: urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes

  6. 属性を保存します。

  7. [Mappings (マッピング)] ボタンを選択します。

  8. トップ メニューの [Okta User to Atlassian Cloud (Okta ユーザーから Atlassian Cloud)] タブを選択します。

  9. [Okta User User Profile (Okta ユーザーのユーザー プロファイル)] セクションで、追加した属性の変数名を選択します。

    1. ニックネームを選択して、作成した nickname 属性にマッピングします。

    2. 場所を選択して、場所用に作成した basedIn 属性にマッピングします。
      場所属性が存在しない場合は、独自の属性を作成できます。

  10. [Save Mappings (マッピングを保存)] を選択します。

Microsoft Azure のマッピングを設定する

ユーザーの場所のマッピングを設定する場合は、既存の場所属性を使用します。場所属性がない場合は、最初に作成します。場所属性を作成する方法。

  1. Microsoft Azure AD で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。

  2. [Provisioning (プロビジョニング)] を選択します。

  3. [プロビジョニングの編集] で、[マッピング] を選択し、[Microsoft Entra IDユーザーのプロビジョニング] を選択します。

  4. [属性マッピング] で、[Edit attribute list for AtlassianCloud (AtlassianCloud の属性リストの編集)] を選択します。

  5. 属性名には、urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn と入力します。

  6. 変更を保存します。

Microsoft Azure の属性をマッピングするには:

  1. Microsoft Azure AD で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。

  2. [Provisioning (プロビジョニング)] を選択します。

  3. [プロビジョニングの編集] で、[マッピング] を選択し、[Microsoft Entra IDユーザーのプロビジョニング] を選択します。

  4. [Attribute Mappings (属性マッピング)] で、[Add New Mapping (新しいマッピングの追加)] を選択します。追加したいマッピングごとに、以下を入力します。

    1. ニックネーム:
      * ソース属性からPublic Name を選択します。
      * ターゲット属性から nickName を選択します。

    2. 場所:
      * ソース属性から physicalDeliveryOfficeName を選択します。
      * ターゲット属性から urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn を選択します。

  5. 変更を保存します。

OneLogin のマッピングを設定する

OneLogin の属性をマッピングするには:

  1. OneLogin で Atlassian Cloud アプリにアクセスします。

  2. [Parameters (パラメーター)] を選択します。

  3. [Optional Parameters (オプション パラメーター)] で [Nickname (ニックネーム)] を選択します。

  4. 場所情報に使用している属性から、urn:scim:schemas:extension:atlassian-custom:1.0:Attributes:basedIn にマッピングします。場所の属性がない場合は、このマッピングを使用して新しい属性を作成します。

  5. ソース フィールドを選択します。

  6. [Flags (フラグ)] オプションで、[Include in User Provisioning (ユーザー プロビジョニングに含める)] をオンにします。

  7. 変更を保存します。

ユーザーをアトラシアン組織と同期する

ID プロバイダーの場合

  1. 公開名をアトラシアンと同期するユーザーのプロファイルに移動します。

  2. 選択したソース属性 (たとえば、mailNickname フィールド) に値を追加します。

  3. Atlassian Cloud アプリをユーザーに割り当てて、ユーザーを Atlassian に同期します。

アトラシアン組織の場合
ユーザーの公開名を確認する方法は以下のとおりです。

  1. ユーザーによる Atlassian アカウントへのログインを必須にします。

  2. [プロファイルとその公開範囲] ページ (https://id.atlassian.com/manage-profile/profile-and-visibility) を確認します。




 

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