Atlassian アカウントの 2 段階認証を管理する

2 段階認証は、パスワードを要求した後に追加のログイン ステップを要求することで、ご利用の Atlassian アカウントを保護します。 この追加ステップによって、パスワードを紛失した場合でもアカウントが保護されます。

ご利用の Atlassian アカウントが組織で管理されている場合、組織側でログイン時に 2 段階認証の利用を必須にすることができます。強制 2 段階認証の詳細をご確認ください

2 段階認証の有効化

ログイン済みのユーザーは、パスワードを入力するだけでワン ステップ認証を完了できます。2 段階認証はいつでも有効にできます。これを有効にすると、追加の認証ステップを設定するように求められます。追加のログイン手順は次のとおりです。

• 認証アプリから取得した認証コード

• テキスト (SMS) メッセージ

• Yubikey などのセキュリティ キー

2 段階認証を有効にすると、現在のデバイスでは引き続きログインしたままですが、他のデバイスからはログアウトされる場合があります。他のデバイスにアクセスするには、パスワードを入力し、2 段階目の認証ステップを完了する必要があります。

2 段階認証を有効化する手順:

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして [2 段階認証の管理] を選択します。

2. [Atlassian アカウント パスワード] フィールドにパスワードを入力し、[セットアップ] ボタンを選択します。 

3. 認証方法を選択し、プロンプトに従って設定を完了します。詳細な手順が必要な場合、2 段階認証方法のタイプについて、以下のセクションをご参照ください。

ご希望の方法を有効にする

2 段階認証を有効化した後で、1 つ以上の認証方法を有効化できます。複数の認証方法を設定しておくと希望の認証方法でログインできない場合に便利です。

2 段階認証の設定にアクセス

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして [2 段階認証の管理] を選択します。

2. 必要に応じて、 Atlassian アカウントパスワード フィールドにパスワードを入力し、設定ロック解除ボタンを選択します。

3. 以下の方法から選択します。

方法 1: セキュリティ キーを使用する

1. [セキュリティ キーを有効にする] を選択します。

2. キーの名前を入力します。

3. [キーの登録] を選択します。

4. 画面の指示に従ってセットアップを終了します。

方法 2: 認証アプリを使用する

開始する前に、デバイスまたはデスクトップに認証アプリがインストールされていることを確認してください。ほとんどの認証アプリをサポートしています–より一般的なアプリには、 Google Authenticator、 Authy、 Duoなどがあります。

1. [Enable authenticator app (認証アプリを有効化する)] を選択します。

2. 画面の指示に従ってセットアップを終了します。

方法 3: テキスト (SMS) メッセージを使用する

この方法は、最初の 2 段階認証方法を設定する場合にのみ使用できます。その他の方法ではセキュリティが強化されるため、他に利用できない場合にのみこの方法を使用してください。

1. [制限付きセキュリティ オプション] > [SMS を使い始める] の順に選択します。

2. 電話番号を入力して [SMS でコードを送信] を選択します。コードを含むテキスト メッセージが送信されます。

3. コードを入力して [携帯電話を接続] を選択します。

4. 画面の指示に従ってセットアップを終了します。

セットアップが完了しました。次回、Atlassian アカウントにログインする際は、セキュリティ キーを使用するか、認証アプリまたは携帯電話のメッセージを確認して、2 段階目のログイン ステップで使用するコードを取得します。

問題が発生した場合は「2 段階認証に関連するログインの問題」をご確認ください。

2 段階認証を使用したログイン

2 段階認証を有効化すると、ログインにセキュリティ キーまたは携帯電話が必要になります。

セキュリティ キーでログインする

1. メール アドレスとパスワードを入力します

2. [Log in (ログイン)] をクリックしてセキュリティ キーによるログインを開始します

3. 登録されているいずれかのセキュリティ キーを使用します

認証アプリまたはテキストメッセージでログインする

1. メール アドレスとパスワードを入力します。

2. 新しい認証コードを取得します。次のいずれかを行います。

   • スマートフォンで認証アプリを開いて、新しいコードを取得します。

   • 電話で、アトラシアンから送信された新しいコードが記載されているテキスト メッセージを確認します。

3. 確認コードを入力します。

Manage two-step verification

セキュリティ キーを管理する

複数のセキュリティ キーを追加したり、キーを削除したり、キーの名前を変更したりできます。

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして [2 段階認証の管理] を選択します。

2. 必要に応じて、 Atlassian アカウントパスワード フィールドにパスワードを入力し、設定ロック解除ボタンを選択します。

3. 次のアクションから選択します。

   • 新しいキーを追加するには、[新しいキーの登録] ボタンを選択します。

   • キーを削除するには、対応するキーの [削除] ボタンを選択します。

   • キーの名前を変更するには、キーの名前を選択して新しい名前を入力します。2 段階認証の無効化

認証方法を無効にする

2 段階認証方法が不要になった場合、もう 1 つ以上の方法を有効にしていれば無効にできます。

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして [2 段階認証の管理] を選択します。

2. 必要に応じて、 Atlassian アカウントパスワード フィールドにパスワードを入力し、設定ロック解除ボタンを選択します。

3. 無効化する認証方法に移動します。

4. その認証方法の [その他のアクション (•••]) > [無効化] の順に選択します。

2 段階認証の無効化

2 段階認証を無効化すると、アカウントは 2 段階のログイン ステップで保護されなくなります。

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして [2 段階認証の管理] を選択します。

2. 必要に応じて、 Atlassian アカウントパスワード フィールドにパスワードを入力し、設定ロック解除ボタンを選択します。

3. [設定] で [2 段階認証を無効化] を選択します。

4. 表示された確認ダイアログで [無効化] を選択して、2 段階認証の使用を停止します。

2 段階認証を無効化すると、ログイン時にセキュリティ キー、SMS コード、または認証アプリを使用する必要がなくなります。2 段階認証はいつでも再有効化できます。

組織で 2 段階認証の有効化が要求されているにもかかわらず、ユーザーが自身でアカウントの 2 段階認証を無効化した場合、再度有効にするためにログインすることはできない点にご注意ください。

アカウントの回復

セキュリティ キーや電話を持っていない、または認証アプリにアクセスできない場合は、以前作成した緊急時のリカバリ キーによって Atlassian アカウントにログインできます。リカバリ キーは 1 回しか使用できないため、新しいリカバリ キーを取得します。新しいリカバリ キーはコピー、印刷、または記録するようにしてください。

確認コードの代わりに緊急リカバリ キーを使用する

確認コードがない場合、リカバリ キーを使用することができます。

1. 通常どおりにメールアドレスとパスワードを入力します。

2. 認証コードを求める画面が表示されたら、[ リカバリ キーを使用する] を選択します。

3. リカバリ キーを入力します。

4. リカバリ キーを使用できるのは 1 回のみなので、新しいリカバリ キーを取得します。 

5. 新しいキーをコピー、印刷、または記録してください。

新しい緊急リカバリ キーの作成

リカバリ キーを紛失した、または内容が漏洩した可能性がある場合は、ログアウトしていない場合に限り、新しいキーを作成することができます。

1. https://id.atlassian.com/manage-profile/security で Atlassian アカウントにログインして、[2 段階認証の管理] を選択します。

2. 必要に応じて、 Atlassian アカウントパスワード フィールドにパスワードを入力し、設定ロック解除ボタンを選択します。

3. [新しい緊急時のリカバリ キーを作成] を選択します。

4. 画面の指示に従い、新しいキーを取得します。

新しいリカバリ キーをコピー、印刷、または記録します。他のパスワードと同様に安全に扱ってください。新しいリカバリ キーは古いリカバリ キーを上書きすることに注意してください。

2 段階認証で問題が発生した場合は「2 段階認証に関連するログインの問題」をご確認ください。

強制 2 段階認証

Atlassian アカウントが組織で管理されている場合、組織側でログイン時に 2 段階認証の利用を必須にすることができます。(組織管理者については以下をご参照ください)。

この場合、次のようになります。

• 2 段階認証が必要になったことを通知し、有効化手順を示すメールが管理者から送信されます。

• 上記の「2 段階認証を有効化」セクションの説明に従って、2 段階認証を有効にする必要があります。

2 段階認証を使用する API アクセス トークン

Atlassian Cloud の REST API にアクセスするスクリプトまたはサービスが使用しているアカウントに対して 2 段階認証を有効化すると、そのアカウントは REST API に対するベーシック認証のパスワードを使用できなくなります。代わりに API トークンを使用することをお勧めしますが、組織管理者が関連アカウントを 2 段階認証から除外することもできます。詳細については「API トークン」をご参照ください。