Slack 統合を設定する
Jira Cloud for Slack アプリでは、Jira プロジェクトを Slack に接続して、個人通知の表示、課題の自動プレビューの表示、Jira 課題の作成、Jira 課題とのやり取りをすべて Slack 内から行えます。
Jira Cloud と Slack を連携させる
Slack ワークスペースに Jira Cloud for Slack アプリをインストールします。
インストールすると、Atlassian アカウントにログインして Slack と Jira をリンクするように案内されます。これには数分かかります。
ログイン後、Slack の Jira Cloud アプリからダイレクト メッセージを受け取ります。これにより、Slack チャンネルに Jira プロジェクトを接続することができます。
設定すると、次を利用できるようになります。
Slack における Jira の個人通知 - メールの代わりに @Jira を使った DM を通じて Slack で Jira の個人通知を受信します。
Jira プロジェクトを Slack に接続する - Slack (@Jira を使った DM 経由) またはユーザーが指定するチャンネルで特定のプロジェクトの最新情報を受信します。
課題プレビュー - Jira の課題リンクか課題キーが会話で送信されると、関連する課題のプレビューが参考として自動的に送信されます
Slack から課題を作成する - 会話の内容に基づいて、Slack から直接課題を作成します。
Slack から課題に取り組む - Slack から課題の移行、割り当て、コメントの追加、ウォッチを行います。
メールの代わりに Slack で Jira の個人通知を受け取る
Jira Cloud アプリを Slack ワークスペースに追加すると、Jira の個人通知を Slack で受信できるようになります。
Slack で、@Jira 宛ての DM、任意のパブリック チャンネル、または @Jira が招待されているプライベート チャンネルを開きます。
/jira notify と入力します。
[Turn on personal notifications (個人通知をオンにする)] を選択します。
通知を受け取るタイミングを決めて [送信] を選択します。
Slack で個人通知を設定したら、Jira のメール通知を無効にできます。通知を無効にするには、Jira で [個人設定] > [課題アクティビティ用メール通知] の順に進みます。
Slack チャンネルを Jira プロジェクトに接続する
Slack ワークスペースに Jira Cloud アプリを追加すると、Jira Cloud プロジェクトから Slack チャンネルへの通知の送信を、さまざまな方法でセットアップできます。
bot をチャンネルに招待する
Jira Cloud bot を Slack チャンネルに招待すると、bot によってチャンネルとプロジェクトを接続できます。
Atlassian アカウントを複数の Jira Cloud サイトと連携している場合は、サイトを選択してからチャンネルに接続するプロジェクトを選択します。この接続を確立したら、チャンネルに確認メッセージが送信されます。
「/jira connect」と入力
パブリックおよびプライベート チャンネルで「/jira connect」と入力して、Jira Cloud と Slack との間の接続をすばやくセットアップできます。
この機能は他の Slack ユーザーとの間のダイレクト メッセージではサポートされていない点にご注意ください。
Jira Cloud プロジェクトと Slack チャンネルの間の接続を管理する
アップデートするチャンネルで「/jira manage」と入力することで、サブスクリプション設定を管理できます。そこから [管理] を選択して Jira Cloud の接続を構成します。
Jira Cloud for Slack アプリを使用して Jira 課題のプレビューを表示する
1 つ以上の Jira 課題リンクか課題キー (大文字で記載するため、dev-36 ではなく DEV-36) を含めたメッセージを誰かが記載すると、ボットによってメッセージが展開され、課題のプレビューが表示されます。こうすることで、メッセージを見る人は Jira にアクセスせずに送信者の意図を理解できます。
注:Slack チャンネルで課題キー(DEV-36 など)を持つ Jira 課題を展開するには、関連するプロジェクト(DEV など)へ /jira connect を介してチャンネルを接続する必要があります。
Slack から Jira 課題を操作する (unfurling)
ボットによって Jira 課題のプレビューが展開されるたびに、プレビューにあるインタラクション・ボタンまたは「その他の操作」メニューを選択して、課題に対するアクションを実行できます。そうすれば、Jira の課題をアップデートするために会話の流れを中断する必要がありません。
Slack を離れることなく Jira 課題にアクセスする
Slack を離れずに Jira から作業を確認する手順は以下の通りです。
あなたのチャンネルと DM があるサイドバーの [アプリ] セクションを見つけます。
Jira アプリに移動し、[ホーム] タブに移動します。
ここでは、Jira からあなたの仕事を見つけることができます (あなたに割り当てられた課題とあなたがウォッチしている課題)。
課題の横にある「…」メニューを選択して、その課題のウォッチ解除/ウォッチ、割り当て、トランジション、コメントを行えます。
Jira Cloud Slack アプリでスラッシュ コマンドを使用する
Jira Cloud for Slack とやり取りではスラッシュ・コマンドを使用できます。スラッシュ・コマンドの全リストをご確認ください。
Slack 用 Jira Server インテグレーションから Jira Cloud アプリへ移行する
Jira Cloud サイトですでに Webhook に基づいて Jira Server インテグレーションをセットアップしている場合は、次の手順に従って Jira Cloud アプリに切り替えます。
your-slack-team.slack.com/apps/manage に移動して [Jira Server] を選択します。
削除する各構成で、鉛筆アイコン、右上の [無効化] または [削除] の順に選択します。
アトラシアンと Slack の統合ページに移動し、「Slack に追加」を選択して、新しい Jira Cloud for Slack アプリをインストールします。
インストール手順に従って新しいアプリをセットアップします。
Jira Cloud サイトを確認したら、新しいアプリを構成して既存の設定を管理できます。
セキュリティに関する考慮事項
Jira Cloud for Slack アプリは、課題レベルと管理レベルで既存の Jira 権限を優先します。
@jira が課題レベルのセキュリティを持つ Jira Cloud プロジェクトに接続されている場合、セキュリティが設定された課題についての Slack 通知は送信されません。
Jira Cloud アプリに接続するには、サイト管理者が https://<instancename>.atlassian.net/plugins/servlet/ac/jira-slack-integration/addon-config-page で有効化する必要があります。 アプリが有効化されていない場合は、「この Jira Cloud インスタンスとの接続は管理者によって無効化されました」などのメッセージが表示されることがあります。
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