アセットのオブジェクトが多すぎる
このインサイトでは、アセットのオブジェクトの総数がハード制限を超えているかどうかをチェックします。制限を超えている場合は、Jira Cloud Migration Assistant の移行前チェックによって移行がブロックされます。
ハード制限とフリー制限
Note that apart from the hard limit, there is also a free limit of 50,000 objects. Any objects above this limit will be additionally billed in Jira Cloud. Right now, Portfolio insights doesn't check for this limit.
問題点
新しいアセット プラットフォームへの移行のため、Jira Cloud にはオブジェクトの総数に対するハード制限が設けられています。これは、Jira のパフォーマンスと応答性に影響が出ないようにするために、アセットの特定エリアにおいて制限を導入する必要があったからです。
ハード制限 vs. フリー制限
ハード制限を超えると移行がブロックされます。このような場合は、移行前にオブジェクトをクリーンアップする必要があります。
Additionally, Jira Cloud also has a free limit for Assets, currently set at 50,000 objects. Any objects above this limit will be billed extra based on consumption-based pricing (either per-object for monthly subscriptions or according to specific tiers for annual subscriptions). It might be a good idea to clean up your archived or old objects before you migrate to reduce your license costs. Objects above the free limit will also require installing an additional Marketplace app (Extra objects for Assets) to store them.
推奨事項
ハード制限を超えている場合は、オブジェクトの数を減らす必要があります。フリー制限を超えている場合は、ライセンス コストを削減するために、オブジェクトを見直し、不要なものをクリーンアップすることをお勧めします。
Clean up objects
Note that apart from the hard limit, there is also the free limit of 50,000 objects. Any additional objects will be billed extra.
ここでは、未使用のオブジェクトの削除に関するヒントとベスト プラクティスをご紹介します。
削除対象となるオブジェクトの優先度を決める
最初に削除すべきオブジェクト:
アーカイブ済みのオブジェクト: Jira Cloud にはアーカイブ済みのオブジェクトという概念がありません。つまり、アーカイブ済みのオブジェクトは移行後に通常のオブジェクトになるため、フリー制限を超えると追加料金が請求されます。まずは、こうしたオブジェクトの見直しと削除を行いましょう。
未使用のオブジェクト: 他のオブジェクトや Jira 課題から参照されていないオブジェクト。
孤立したオブジェクト: インバウンドまたはアウトバウンドの参照がないオブジェクト。
長期間、更新または使用されていないオブジェクト: 日付属性を使用して古いデータを検索します。
アセット クエリ言語 (AQL) でオブジェクトを特定する
Assets Query Language is your main tool for finding objects to delete. Here are some useful queries:
アーカイブ済みのオブジェクトを見つける
Status = Archived(Replace Status with your actual status attribute name.)
他から参照されていないオブジェクト (孤立したオブジェクト) を見つける
object NOT HAVING inboundReferences()もしくは、何も参照していないオブジェクトを見つけるには、次を使用します。
object NOT HAVING outboundReferences()未使用のオブジェクトを探す (Jira 課題にリンクされていないオブジェクト)
"Issue" IS EMPTY(Replace "Issue" with your actual attribute for Jira issue links.)
Find objects not updated in the last 180 days
Updated < -180dLearn more about AQL and advanced searching
その他のクエリと詳細については、AQL のドキュメントをご確認ください。
一括削除の方法
オブジェクトを効率的に一括削除する方法はいくつかあります。
UI での一括アクション
CSV に含まれていないオブジェクトを削除するための CSV エクスポート/インポート
アセット自動化と REST API
これらの方法の使い方の詳細については、「How to bulk delete assets efficiently (アセットを効率的に一括削除する方法)」を参照してください。
削除の順序
依存関係がある場合は、親の前に子オブジェクトを削除します (参照エラーを避けるため)。
リスクを最小限に抑えるため、まずアーカイブされたオブジェクトと未使用のオブジェクトを削除します。
常に参照を確認する: AQL を使用して、まだ使用中のオブジェクトを削除しないように確認します。
安全性とパフォーマンスに関するヒント
一括削除を行う前に必ずデータをバックアップしましょう。
すべてのオブジェクトで実行する前に、小さなバッチで AQL クエリをテストしましょう。
システム パフォーマンスを監視する: 大量の削除を行うと、データベースがロックされたり、UI の遅延が発生したりする可能性があります。
誤って削除されないように、使用後は自動化ルールを無効にしましょう。
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