Cloud 移行を計画する
Atlassian Server または Data Center 製品の移行準備に役立つドキュメント。
全体的な移行を計画する際には、いつ、どのようにユーザーを移行するかを決めることが重要です。これは次によって異なります。
移行する製品
外部ディレクトリのユーザーの有無(これによってクラウドに追加の製品が必要になる可能性があります)
SCIM ユーザー プロビジョニングに Atlassian Guard Standard を使用する予定があるかどうか
時間をかけてクラウドでのユーザー管理の仕組みを習得し、ユーザー アカウントを移行するために完了する必要のあるタスクの詳細な計画を立てることをお勧めします。クラウド組織について総体的に考え、あるユーザーの Atlassian アカウントの変更が、チームによって管理されているクラウド製品だけでなく、そのユーザーがアクセス権を持つすべてのクラウド製品にどのように影響するかを把握することをお勧めします。
始める前に、ユーザー移行において実行する必要があるタスクのリストをチェックしましょう。これには、クラウド ユーザー管理の計画、準備、セットアップなどが含まれます。
Atlassian Cloud へのユーザーの移行を開始する
クラウドではユーザー管理の仕組みが異なります。基本を理解することで、移行が大幅に簡単になります。また、Atlassian Guard Standard の追加のサブスクリプションが必要かどうかもわかります。
クラウド移行トライアルは、現在のサーバー ライセンスと同等のクラウド サブスクリプションです。サーバー内の残りのライセンス期間と現在のユーザー階層は一致するため、追加の費用なしで実際の移行をテスト/実行できます。
リフト アンド シフト戦略の一環として、ユーザーとグループを事前に移行することをお勧めします。これは、アクティブ ユーザーと非アクティブ ユーザーが 2,000 人を超える場合に特に重要となります。ユーザーを個別に移行する場合は、後ほど差分のみを移行します。これによって、その後のデータ移行が大幅に高速化します。
ユーザーとグループを個別に移行するには、すべてを移行する必要があります。こうした移行を望んでいない場合は、プロジェクトやスペースと一緒にユーザーのサブセットを移行することを選択できます。
1,000 人を超えるユーザーを抱えるチームはすべて、クラウド専門のパートナーに相談してユーザーとデータの移行のサポートを依頼することを強くお勧めします。移行パートナーを見つける方法についてはこちらをご確認ください。
すべてのユーザーを移行することをお勧めしますが、小規模なインスタンスをお持ちの場合などは、一部のユーザーのみの移行を選択できます。
アシスタントによるユーザーの移行方法の詳細は次のとおりです。
Jira Cloud Migration Assistant を使用して、次のことを実行できます。
移行対象として選択したプロジェクトに関連するユーザーを移行する
プロジェクト データなしで、アクティブな内部および外部ディレクトリからすべてのユーザーを移行する
Jira Service Management では、移行アシスタントで選択したプロジェクトに関連するカスタマー アカウントの移行や、プロジェクト データなしでのすべてのカスタマー アカウントの移行を実行できます。
Jira Cloud Migration Assistant での移行方法をご確認ください。
Confluence Cloud Migration Assistant では、次のことを実行できます。
移行対象として選択したスペースに関連するユーザーを移行する(グループなし)
スペース データなしで、アクティブな内部ディレクトリと外部ディレクトリからすべてのユーザーを移行する
選択したスペースに関連するユーザーを選んでも、グループは移行されません。ページにコメントしたユーザー、スペース内でページを作成したユーザー、スペースにアクセスする権限を持つユーザー、ページでメンションされたユーザーのみが移行されます。これらのユーザーはクラウド サイトに追加されますが、製品へのアクセス権は付与されません。
Confluence Cloud Migration Assistant での移行方法をご確認ください。
Bitbucket 移行アシスタントは次の目的で使用できます。
すべてのユーザーを Bitbucket Server から Cloud に移行します。
移行対象として選択されたリポジトリ内でプルリクエストに関与したことがある、または現在少なくとも読み取りアクセス権を持っているユーザーを移行します。
移行対象として選択したリポジトリ内のプル リクエストに関与したユーザーを移行します。
クラウドへの移行時にメール アドレスが無効なユーザーは、非アクティブな Bitbucket ユーザーとして移行されます。
Bitbucket Cloud Migration Assistant での移行方法をご確認ください。
ユーザーとグループを正確に移行する方法の詳細は、次のリンクをご参照ください。
Jira Service Management カスタマーの移行方法をご確認ください。
Confluence ユーザーが移行される仕組みをご確認ください。
準備ができたら、ユーザーの移行に関連するタスクをご確認ください。
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