Automation for Jira でキューの組織フィールドを並べ替える
プラットフォームの注記: Cloud のみ - この記事は、 クラウド プラットフォーム上のアトラシアン製品にのみ適用されます。
要約
キューでフィルタリングせずに同じ組織のチケットをグループ化しようとすると、Jira では [組織] フィールドを基準に JQL を並べ替えられないことに気付く場合があります。機能リクエスト JSDCLOUD-4548 - [フィールド [組織] を JQL で並べ替えられない - 確認中] が起票されており、この問題に関連付けられています。
ソリューション
Jira Service Management で作成したカスタム フィールドは並べ替えが可能であるため、組織から新しいカスタム フィールドに値をコピーすることで上記の目標を達成できます。そのためには、以下の指示に従ってください。
要件
「カスタムフィールドを作成する」の手順に従ってラベル カスタム フィールドを作成し、画面に追加します。
「Jira 自動化ルールを作成/編集する」の手順に従って新しい自動化ルールを作成します。
自動化ルールの構成
トリガー
トリガーについては、[フィールド値の変更時] トリガーを選択し、[変化を監視するためのフィールド] で [組織] を選択する必要があります。これにより、課題が作成または更新されるたびに値を取得して更新できるようになります。
アクション: 変数を作成
次に、新しいアクションを作成して [変数の作成アクション] を選択します。このアクションでは課題から値を取得し、関数を使用してスペースをアンダースコアに置き換えます。
情報
Jira ではラベルを挿入するときにスペースを使用できないため、.replace () 関数が必要です。
組織のスマート値
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アクション: 課題を編集
変数を構成したら、新しいアクションを作成して [課題を編集] を選択しますが、[設定するフィールドを選択...] ドロップダウンでフィールドを選択する必要はありません。
このアクションが実行されるたびにメールを受け取りたくない場合は、[その他のオプション] を使用して [このルールはメールを送信する必要があります。ルール実行者は管理者かプロジェクト管理者でなければなりません。] チェックボックスをオフにします。
次に、以下の JSON をコピーして「<Label-CustomField>」をカスタム フィールドの名前に置き換えてから貼り付け、コード ブロックに表示されているスマート値を使用します。
情報
.split() 関数は、値を組織の名前から分離するために使用されます。.asJsonStringArray() 関数は、値を有効な JSON 配列として解析するために使用されます。
追加フィールド JSON
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この記事で使用されている JSON 関数の詳細については、以下の記事を参照してください。
キュー構成
自動化ルールを構成したら、作成したカスタム フィールドをキューに追加する必要があります。
サイドバーでキューをドラッグ アンド ドロップして並べ替えたり、キューを編集して名前、フィルタリングされたリクエスト、および表示される列を変更したりすることができます。
キューを編集するには、プロジェクト管理者である必要があります。
キューを編集するには、次の手順を実行します。
サービス プロジェクトで、[キュー] に移動します。
編集したいキューを選択します。
ページの右上で [...] (3 点メニュー) > [キューを編集] の順に選択します。
[名前]、[フィルター条件]、[列] を編集します。キューを編集すると、このキューに表示される課題が更新された状態のライブ プレビューを確認できます。
[列] に、作成したカスタム フィールドを追加します。
[保存] を選択して変更を確定します。
詳細については「キューの編集」ドキュメンテーションをご確認ください。
結果は次のようになります。
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