Jira で CSV ファイルから課題リンクをインポートする方法

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*Fisheye および Crucible は除く

要約

この記事の目的

この記事では、CSV ファイルから Jira に課題リンクをインポートするのに役立つ手順をご案内します。

環境

Jira Data Center

ソリューション

CSV を通じた課題リンクのインポート プロセスは、「CSV からのデータのインポート」に記載されている、サブタスクのインポート方法と似ています。1 つの列がそれぞれの課題にマッピングされ (それが Jira にすでに存在しているかどうかは問いません)、もう一方の列は目的のリンク タイプとしてマッピングされるようにします (例: X は Y をブロック)。

Jira では、CSV 経由で課題リンクをインポートすると、提供されたリンクは外向きリンクの説明と見なされます。内向きリンクか外向きリンクかの選択はできません。これは現在、「JRASERVER-61571 - CSV Importer should allow user to choose to import Issue links as Outward or Inward Description」で追跡されています。

CSV ファイルでは、リンクを作成したい外向きの Link Description の列に、リンクの作成対象の課題の値を含める必要があります。次の例をご確認ください。

Summary,Issue Key,Blocks,Clones Issue1,TEST-1,TEST-2, Issue2,TEST-2,,TEST-3 Issue3,TEST-3,,

上記の例のように CSV ファイルを準備したら、「CSV からのデータのインポート」の手順に従ってインポートできます。インポートに成功すると、課題間で次のような関係性が確認できます。

  • Issue1 (TEST-1): Issue2 (TEST-2) をブロック

  • Issue2 (TEST-2): Issue3 (TEST-3) を複製

また、内向きリンクが自動的に作成されます。

インポート時に、作成したい、適切な課題リンク タイプを選択する必要がある点にご注意ください。列名を利用してこれを行うことはできませんが、インポート ツールでの特定に役立つ名前を利用することを推奨します。次の例のように、CSV インポートの「フィールドのマッピング」の手順で列をリンク タイプに紐付ける必要があります。

(自動移行された画像: 説明は一時的に利用できません)

同じ課題から別の課題へのリンクが複数ある場合は、次の 2 つの方法で追加できます。

  • 1: 各リンクに新しい行を追加します

    Summary,Issue Key,Blocks,Clones Issue1,TEST-1,TEST-2, Issue1,TEST-1,TEST-3, ...
  • 2: もう 1 つ列を追加します

    Summary,Issue Key,Blocks,Blocks,Clones Issue1,TEST-1,TEST-2,TEST-3, ...

上記のオプションは両方とも 2 つのリンクを作成します。

  • Issue1 (TEST-1): Issue2 (TEST-2) をブロック

  • Issue1 (TEST-1): Issue3 (TEST-3) をブロック

新しい Jira 課題を、それぞれの課題リンクで作成することもできます。ただし、これを行うには、Jira がインポート時に作成する課題キーを正確に指定する必要があります。これが行われないと、課題が誤った課題キーにリンクされます。

データのインポート対象のプロジェクトで次に利用される課題キーを特定するためのもっとも簡単な方法は、そのプロジェクトで新しい課題を作って課題キーの番号を確認することです。たとえば、TEST という名前のプロジェクトで新しい課題を作り、課題キーが TEST-299; であった場合、次の課題キーは TEST-300 になります。

この間、対象のプロジェクトでユーザーがアクティブに課題を作成しないようにする必要があります。このようなシナリオの場合、次のような 2 段階のアプローチをとることが推奨されます。

  1. まず、1 つの CSV ファイルを利用して課題を作成します。

  2. 上記の手順で得られた課題キーを使い、別の CSV ファイルを利用して課題リンクをインポートします。

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更新日時: September 25, 2025

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