Jira 自動化での課題の日付の比較
プラットフォームの注記: Cloud のみ - This article only applies to Atlassian apps on the クラウド プラットフォーム上のアトラシアン製品にのみ適用されます。
要約
この記事では、Jira 課題の日付フィールド (作成日、期限、開始日など) を固定の日付文字列と比較する際の問題について取り上げます。多くの自動化シナリオにおいて、特定のアクションをトリガーするために、日付が特定の範囲内にあるかどうかを確認することが重要です。
主な問題は、Jira 自動化では、文字列としてフォーマットされた日付に対して <
または >
演算子を使用した直接比較が許可されないことです。回避策として、代わりに、数値比較と同様の方法で日付を処理したり、その他の代替比較方法を使用したりする必要があります。
ソリューション
JQL を使用して日付を比較する
この問題に対処するには、日付を数値で比較できる Jira の組み込み JQL (Jira クエリ言語) の条件ルールを使用する必要があります。JQL では、固定の日付を Jira が比較用に正しく解釈できる特定の形式の文字列として扱うことができます。JQL で使用できる日付形式は、「yyyy/MM/dd」、「yyyy-MM-dd」、「yyyy/MM/dd」、および「yyyy-MM-dd」です。
作成日が 2024 年 6 月 3 日以降かどうかに基づいてスプリントに課題を割り当てるルールについて考えます。自動化ルールで直接日付比較を使用する代わりに、JQL を使用して日付比較を処理します。課題の作成日が次のどちらに当てはまるかを確認します。
特定の日付より後: 作成日 > "2024-06-03"
特定の日付より前: 作成日 < "2024-06-03"
自動化ルールでは、日付と時刻のスマート値を通じて、「{{issue.created.format("dd/MM/yyyy")}}
は 05/06/2024 より前」などの条件を使用できます。
Jira 自動化ルールでは、日付文字列は非数値文字列として扱われるため、直接比較することはできません。日付比較に JQL を使用すると、正確な条件チェックと適切なスプリント割り当てが可能になり、この問題を回避できます。このアプローチにより、自動化ルールが意図したとおりに機能し、作成日に基づいて誤ったスプリントが割り当てられることがなくなります。
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