Atlassian Cloud サポートによるデータ アクセス リクエストに関する FAQ

要約

この記事は、データ アクセスについて認識し、アトラシアンの Cloud サポート チームがサポート チケットに取り組むときにデータ アクセスをリクエストする理由を理解するのに役立ちます。

特定のユーザー タイプのみがサポート チケットを起票してデータ アクセスを提供できます。

組織が一元化されたユーザー管理エクスペリエンスを使用しているか、元のユーザー管理エクスペリエンスを使用しているかによって、ユーザー ロールの名前が異なる場合があります。サイトでどのエクスペリエンスが使用されているかを調べるには、次の点を比較してください。

• 従来: サイト管理者または組織管理者である場合、ユーザーは製品サイトに表示されます。

  

• 一元化: 組織管理者である場合、ユーザーは [ディレクトリ] タブに表示されます。

  

組織が一元化されたユーザー管理をご利用の場合、次のユーザー タイプがデータ アクセスを許可できます。

• 組織管理者

• 製品管理者

• 請求担当者 (または請求管理者)

• 技術担当者

• ユーザー アクセス管理者

組織で従来のユーザー管理が行われている場合、次のユーザー タイプがデータ アクセスを許可できます。

• 組織管理者

• サイト管理者

• 製品管理者

• 信頼できるユーザー

• 請求先

• 技術担当者

ソリューション

データ アクセスとは

データ アクセスにより、サポート チームは対象の Atlassian Cloud サイトにアクセスして、報告された課題を調査できるようになります。

データ アクセスがリクエストされる理由

アトラシアン サポート チームに対象のクラウド インスタンスへのアクセス権を付与すると、チームによる課題の調査と解決に役立ちます。報告された課題を直接調べてログを収集することで、チームはチケットの解決を早め、課題をより効率的に解決できます。

データの安全性

お客様のデータは、アトラシアン顧客契約の範囲内で機密として扱われます (詳細については、第 16 条守秘義務をご覧ください)。

データ アクセスの許可方法

新しいサポート チケットの起票時にデータ アクセスを許可する

リクエスト フォームに、「アトラシアンのサポート チームがリクエストに対応できるようにするため、対象の Atlassian Cloud インスタンス内のデータにアクセスする権限を付与する」ことを指定するオプションが表示されます。

データ アクセスを許可するには [はい] を選択します。[いいえ] を選択すると、サイトの情報にアクセスできなくなります。

サポート チケット作成後にデータ アクセスを許可する

チケットを送信した後はいつでも、アトラシアンのデータ アクセスを許可できます。許可するには、アトラシアン サポート ポータルでチケットにアクセスして、左側のサイドバーにある [データ アクセスを許可] をクリックします。

アクセスの付与後

サポート チケットに割り当てられたアトラシアンのサポート エンジニアは、対象の組織内のどのサイトにもフル アクセスできます。サポートがサイトに変更を加えることはなく、チケットの解決をさらに進めるためにサイトでテストや更新が必要な場合は、お客様の同意を求める必要があります。

データ アクセスの取り消し方法

サポート チケットのライフサイクル中にいつでもデータ アクセスを取り消せます。チケットがクローズされるとデータ アクセスは自動的に取り消されます。

リクエストがオープン状態である間にデータ アクセスを取り消すには、サポート ポータルのチケットにアクセスし、[Revoke data access (データ アクセスを取り消す)] をクリックします。