Jira Cloud 自動化ルールでの「再取得」コンポーネントの使い方
プラットフォームの注記: Cloud のみ - This article only applies to Atlassian apps on the クラウド プラットフォーム上のアトラシアン製品にのみ適用されます。
要約
自動化ルールで常に最新の作業項目データが使用されるようにするには、「作業項目の再取得」コンポーネントを使用します。
診断
たとえば、[作業項目を編集] ステップによって作業項目がルールの途中で更新された場合、後続のステップではその変更が反映されない可能性があります。「作業項目の再取得」コンポーネントにより、最新の作業項目データが取得され、そのデータに基づくすべてのアクションが正確かつ最新であることが保証されます。
原因
自動化では、ルール実行の開始時に作業項目の状態がキャッシュされます。したがって、ルールの実行中に作業項目を更新しても、ルールの実行過程全体を通して状態は変わりません。
ソリューション
初めて [作業項目を編集] アクションを使用した後は、同じ作業項目に対して 2 つ目のアクションを実行するステップの直前に「再取得」アクション コンポーネントを使用してください。次の例では、デモ目的で [作業項目を編集] アクションのみを使用していますが、「再取得」コンポーネントをアクション (または) 条件コンポーネントの前に使用して、作業項目の最新の状態を取得できます。これはブランチ内でも使用できます。
例: 自動化ルールで [作業項目の作成時] トリガーと 2 つの [作業項目を編集] アクションを使用するものとします。いずれのアクションでも数値フィールド [QL] を編集します。
1 つ目の [作業項目を編集] アクションでは、[QL] フィールドを 3 増やします。
2 つ目の [作業項目を編集] アクションでは、[QL] フィールドを 1 増やします。
さて、[QL] の値が 0 の作業項目を作成してルールを実行すると、1 つ目の [作業項目を編集] アクションで [QL] が 3 増え、2 つ目の [作業項目を編集] アクションで [QL] がさらに 1 増えます。
合計値は 4 になるはずですが、[QL] フィールドを確認すると、値は 1 のみに設定されていることがわかります。
これは、ルール実行の開始時から作業項目の状態が更新されていないためです。
そこで、2 つ目の [作業項目を編集] アクションの前に「再取得」コンポーネントを追加して、ルールを再度トリガーします。
[QL] の値が 0 の新しい作業項目を作成します。ルールを実行すると、[QL] の値が 4 に更新されます。
この内容はお役に立ちましたか?